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アカツキ福岡の「QA」とは? ① 〜 具体的な業務の流れについて 〜

こんにちは。アカツキ福岡の「QA」チームにおいて、プロジェクトリーダーを務めている川上です。

今回は、アカツキが提供するモバイルゲームにおいて品質保証を担う「QA」チームについて、具体的な業務内容から、アカツキ福岡のQAの方向性についてまで、2回の記事にわたって書いていきます。

そもそもQAとは?

アカツキ福岡のQAについて書いていく前に、そもそもQAとは何なのかについて触れておこうと思います。

「QA」とは「Quality Assurance」の略で、品質保証という意味です。

ゲーム業界に限らず存在する仕事で、「会社が提供する商品やサービスが一定のクオリティに達しているか?」「使用してみて問題がないか?」など、品質を保証するのが主な仕事です。

これをゲーム業界に置き換えて説明すると、「ゲームが仕様通りに動いているか」「不具合がないか」「ユーザーの皆さんに面白いと思ってもらえるゲームになっているか」などを検証する仕事を指しています。

では、具体的にアカツキ福岡のQAがどのように仕事をおこなっているのか、業務の流れについて説明していきます。

アカツキ福岡「QA」の業務の流れ

前提、細かなやり方や流れはチームによって異なりますので、ここから説明していく業務の流れについては、あくまで大まかな流れとして捉えてください。

上の図は、モバイルゲームの運用において、新機能やイベント等のコンテンツが実装されるまでの流れを、各工程ごとに分けて表した図です。

まず、プランナーが、ゲームに実装する新機能やイベント等の検討を行い、要件定義を仕様書に落とし込んでいきます。その仕様書をもとに、エンジニアが開発を進めていき、QAが正しく実装されているかを検証していきます。

この一連のサイクルが、ゲーム開発/運用においては、繰り返しおこなわれており、QAは、このサイクルの中で最終工程を担っています。

もう少し、細かく見ていきましょう。一つひとつ、説明をしていきます。

<計画>

モバイルゲームの運用においては、新機能やイベント等が実装される際、リリースの期限が設けられています。

極端な例にはなりますが、「クリスマスにちなんだイベントを、クリスマスシーズンにあわせてリリースする」となった際、「品質が保証できなかったので、クリスマスイベントをお正月にリリースします」なんてことは、当然あってはなりません。

このように、QAの業務をおこなう中で、リリースの期限(つまり納期)というのは、常に意識しなければならない大事なことです。

そのためまずは、プランナーが作成した仕様書をもとに、リリースまでに検証に必要な工数を算出し、プランナーやエンジニアとリリースに向けたスケジュールの計画を立てることから始まります。

この際に難しいのが、同時並行で複数の案件が動いていたり、突発的な不具合が起きた時に、何を優先して動くのか?なども加味してスケジュールを立てなければならず、全体の動きを把握するスキルが求められます。

<仕様理解>

計画を立てた後、次の工程として、仕様の内容について「なぜこの仕様なのか?」「ここはどういった意味なのか?」など、不明瞭な箇所があれば、プランナーに確認をしながら、お互いの認識に相違が無いように調整をしていきます。

実際に検証をおこなっていく上で、まずは自分自身がその仕様を理解していなければ、検証はおこなえません。

そのため、「仕様の理解」を深めることは、とても大事な工程です。

<チェックリストの作成>

仕様の理解を深めた後、次の工程として、実際におこなう検証項目の洗い出しとチェックリストの作成をおこなっていきます。尚、チェックリストとは、「こういう動作をした時に、こういう結果になります」というのをリスト化したものです。

チェックリストを作成する意図としては、検証すべき観点の抜け漏れを防ぐためというのも勿論ありますが、検証をしたことのエビデンスを残すためや、何らかの事情でメンバーが欠けてしまった時でも、他のメンバーが引き継いでスムーズに検証をおこなえるため、など、様々な意図があります。

会社によってはプランナーが作成する場合もあるようですが、アカツキ福岡では、チェックリストの作成も我々QAが担っています。理由としては、QAとしての品質を守るために、「どういった検証をおこなうことで、品質が保たれるか」を考えることも我々QAの役割だと考えているためです。

<検証>

チェックリストが作成できた後、実際に検証の工程に入っていくのですが、ここではアカツキが提供している『八月のシンデレラナイン』のスカウトを例に挙げて、説明していこうと思います。

添付画像の通り、検証とは、"機能の検証"と、"データの検証"というように検証の種類が2つに分かれています。

機能検証は、ゲームのシステムが正常に起動か、そして、想定した動きをするかをチェックします。

一方、データ検証は、ゲームの中で使用する画像データや、セリフといったデータに対して、設定されるデータがゲームとして正しいか、ゲームの世界観や、過去の設定内容と比べてもきちんと整合性がとれた内容になっているかを検証します。

プランナーやエンジニアなど、多職種のメンバーと密な連携が不可欠

ここまでQAの業務の流れについて説明してきましたが、この中で欠かせないことが、プランナーやエンジニアなど、他職種のメンバーとコミュニケーションを密にとっていくことです。

会社によっては、チームのリーダーが中核となって他の職種とのコミュニケーションを取っていくことも珍しくないようですが、アカツキ福岡のQAにおいては、一人ひとりが責任をもって、仕様書を読んでわからないことがあれば確認したり、不具合があれば、報告だけで終わらず、どういった影響があるのか、どういったかたちで修正していくのが良いのかなどを相談したり、1to1で連携をとっていくことが求められます。

ワンチームで、より面白いゲームを、ユーザーの皆さまに届けるために

ではなぜ、役割を超えた連携が不可欠なのかというと、私たちがゲームを届ける先にはユーザーの皆さんがいて、ユーザーの皆さんに、より良い・より面白いゲームを届けるために、プランナーやエンジニア、QAと役割の違いはあれど、チーム一丸でその目標に向かって仕事に取り組んでいるからです。

そのため、プランナーやエンジニアと密に連携をとり、協力をして、ユーザーの皆さんにより面白いゲームを届けるために、チームとしてどうプロダクトの課題を定義し、自分がQAという役割の中でその課題解決のために何をしなければならないのかを考え、解決のために主体的に動いていくことが求められます。

そういった中で、プランナーやエンジニアの背景や想いを汲み取ることや、信頼関係を築いていくこと、より良いチームにしていくために動いていけるかも大事になっていくと思います。

突き抜けた「こだわり」から生まれる、当たり前ではない、期待を超えた品質を提供する

今回は、アカツキ福岡のQAの具体的な業務の流れについて書いてきました。少しはアカツキ福岡の「QA」業務について、理解が深まる内容になっていると嬉しい限りです。

次回は、アカツキ福岡が考えるQAとは、そしてアカツキ福岡のQAが目指す方向性について、書いていきます。


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