高3で日本の教育から逃げ出した。地球を一周して、今は“日本の新しい教育”のために徹底的にプロダクト開発にこだわる日々。

atama plus株式会社に入る前

■■■経歴■■■

東海高校3年の夏に、カナダの高校へ留学。1年間でカナダの高校卒業資格を取得し、イギリスのエジンバラ大学へ進学。大学在学中からエンジニアとしてイギリスで数々のインターンを経験した後、帰国。 幅広いエンジニア経験を積みながら、直近5年間は教育分野に軸足を置く。Cerego Japanにて英語学習サービス“iKnow!”を開発した後、フリーランスでの教育関連のサービス開発等を経て、2017年atama plus株式会社の創業に伴い参画。
フルスタックエンジニア/認定スクラムマスター/認定スクラムプロダクトオーナー


自分にとっての“教育の原点”ってありますか?

自分の体験から“従来の日本の教育って子供たちを伸ばせるの?”という疑問は持ってきました。日本の高校でイマイチだった自分が日本を飛び出して人生がガラリと変わったので。

日本の進学校で受験勉強を強いられる雰囲気があまりにも窮屈で。それが嫌で、受験勉強真っ只中なはずの高3の夏にカナダの高校に留学しました。自分的には“覚悟を決めた逃げ”でした(笑)。                     

留学して驚いたことは2つ。
1つ目は“すべての前提は自分自身の選択である”ということ。学校に来るか来ないか、どういう分野、レベルの授業を選ぶのか、すべて自分の意思が問われました。日本の受け身な感じや窮屈さから一気に解放されました。

2つ目は”インプットではなくアプトプットのみで評価される“ということ。知識を詰め込んで、テストでいい点を取ることは求められず、いろんな知識を組み合わせて、考えに考え抜いてアウトプットする、その内容について評価されるという流れです。国語や社会といった科目は特にこの要素が強く、学びがぐんと深くなりました。

結果として、日本の高校生だった頃には考えられないほど学びに貪欲になり、気づいたら1年で高校卒業資格を取得するまでになっていました。選択が尊重され、アウトプットが重視されるという教育環境によって同じ人間でもこれほどまでに状況が変わるということに我ながら驚きましたね。

カナダでは大学に行くための受験勉強ではなく、興味があることを学んだ先に大学という選択肢がありました。当時、Advanced Placement科目(大学講義レベル)として選択していたコンピューターサイエンスに強い興味を持つと同時に、留学生が多い環境で言語学(言語科学)にも興味を持っていました。この2つをしっかり学べる大学を世界中から探して、エジンバラ大学に進学することにしました。


イギリスでエンジニアになることを決意したとのことですが、どんな経験をされたんですか?

イギリスには北米で言うダブルメジャー(同時に複数分野を専攻する)に近いコースが存在するのですが、エジンバラ大学は情報学と言語科学を色々な角度から学ぶことができる非常に恵まれた環境でした。

大学での学びをベースに、2年生の夏休みにロンドンでエンジニアの長期インターンを経験したり、3年生の時はGoogleから奨学金に近い支援をもらってオープンソースのオンラインプロジェクトに参加する機会にも恵まれました。

学びを実践に活かすというサイクルの中で、エンジニアとしてこだわって生きていこうという決意が出来たように思います。

その頃にはバイリンガルでもあったので、複数の強みが活かせるのではないかと思い、卒業後に帰国しました。


エンジニアとして経験を積む中で、考え方や視点が変わった部分はありますか?

帰国してから何社か経験しましたが、次第にエンジニアという要素に、本来興味のあった言語学、教育といった要素が組み合わさってきたように思います。

エンジニアとしてキャリアを重ねる中で、プロダクトづくりにこだわりたいという思いが強くなりましたね。そしてそのベースとして“アジャイル型開発手法”は外せないと思うようになりました。それを追求するには現場のエンジニアとしてやっていくだけではなく、体系的に見る力が必要だと感じて、認定スクラムマスターと、渡米して認定スクラムプロダクトオーナーのトレーニングを受けました。


atama plusに入社するきっかけを教えてください。

代表の稲田さんとは以前から知り合いだったのですが、稲田さんが会社を立ち上げるタイミングで声をかけられました。彼の教育への熱い思いを改めて聞いて、自分の思いと重なる部分が多く、これまでの経験が活かせるとも考えたので、創業のタイミングで参画しました。


現在の仕事内容について

atama plusでの仕事内容を教えてください。

とにかく、いいプロダクトを作るために必要なことはすべてやるというのが私のスタンスです。基本はシニアエンジニアとして立ち回りながら、アジャイル型開発の経験を活かしてスクラムマスターとして現場コーチの役割も果たしています。

今、何が必要か?を常に考えてフレキシブルに対応しています。


どんなところに仕事のやりがいや面白さを感じますか?

本来、現場でコードを書いているのが好きです。今はそれをやりながら、チームの底上げという役割も担えているのはとてもうれしいですね。

当たり前ですが、“いいプロダクト”を作るためには“いいチーム作り”が必須なんです。成熟したチームになるようコーチしていくという役割はすごく重要なので、その部分で貢献できると思うとやる気がわいてきます。プロダクトづくりに対する考え方がすごく代表の稲田さんと一致しているというのも仕事に没頭出来ている要因ですね。


atama plus株式会社について

複数の会社を経験してみて、atama plusってどうですか?

プロダクトづくりについては掛け値なしで真剣に取り組む会社です。ただ、業務以外の部分では良くも悪くもアホな人たちの集まりです(笑)。でもそのバカらしさがいい雰囲気を作っていて、内心、開発環境としていいんじゃないかと思ってます。自分の経験上、“うまくいくチーム”って往々にしてこういう雰囲気を持っているんです。

それから、思いのある人が集まっていて、その思いで一つにまとまっている会社だなと感じますね。この結束力は今まで経験してきた数々の開発会社の中でも飛び切りです。結束力がありながら、それぞれが異なるバックグランド、得意分野があるのがいいんです。いろんな得意分野を持ち寄って、かけ合わせで化学反応が起きつつあるのは素晴らしいです。

思いの共有が今後の爆発的な原動力になりそうな予感がしています。


今後について

atama plusのプロダクトを通じて実現していきたいことはありますか?

受け身の勉強じゃなくて、考える、アウトプットする学びを重視できる環境が整うといいですね。今、重要視されているアクティブラーニングにも通じる部分がありますが、アウトプットする過程に学びの面白さがあると思うから。

大人も子供も頭ではわかっていても、現状ではアウトプットにかける時間がないんだと思うんです。そういう意味で、“AIで、一人ひとりに、最短で「わかる!」を。”というコンセプトのatama plusのプロダクトはいいきっかけになると思っています。

アプトプットする面白さを経験すると、課題を目の前にしたときに嬉々としてそれに取り組むことが出来るんじゃないかな。その過程で自発的な学びも生まれると思いますし。先生や大人が子供たちにそういう気付きやきっかけをファシリテートできるようになるといいですよね。

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