「Bleach Member」では、株式会社ブリーチのメンバーのインタビューを行っていきます。
ブリーチの価値観の一つでもある「一家団結」をこの記事を読んでいる方にも伝えられれば、と思い始まりました。
今回は2018年11月に中途入社した「富田廣大」をインタビュー。
業界未経験で入社しながら、わずか1年でアシスタントディレクター兼シニアセールスライター(チームリーダー)に抜擢されたその理由に迫ります。
インタビュアー:堀切
富田廣大(Kodai Tomita)/広告事業部 アシスタントディレクター兼シニアセールスライター
2016年に神戸大学文学部卒業。
新卒でラウンドワンに入社。部門責任者として、スタッフのマネジメントや企画遂行、企画数値の獲得などを行い、有料会員獲得率を最下位から全国3位に上げた経験を持つ。完全未経験で入社したブリーチではわずか1年でライターチームのチームリーダーに。
堀切:私はまだ入社したばかりで正直緊張していますが…本日はいつも穏やかでユニークなトミーさんの裏側を暴きたいと思っていますので、インタビューよろしくお願いします!!
富田:暴かれるんですか!(笑)
こちらこそ、よろしくお願いします!
ーーちょっと仕事の話とずれるんですが、トミーさんは「俳優」さんだと伺ったんですが…本当ですか??
富田:最初はその質問なんですね(笑)
本当ですよ。週末に演劇のレッスンに通っていて、先生から指導を受けてます。この前初公演があったんですが、会社のみんなが見にきてくれました。
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ーーいつも楽しそうに仕事されてるトミーさんはプライベートもとっても充実してるんですね!! 周りにはどんな人だと言われますか?
富田:初対面の人によく言われる印象は、『真面目そう』『ちょっと近寄りがたい』が圧倒的に多いですね。
多分ポーカーフェイスなので、そういった印象を持たれやすいんだと思います。実はそういうところを変えたくて、演劇をやってる節もあります。
堀切:そうだったのですね…!
確かに私も最初はトミーさんがこんなにおしゃべりされる方だとは思いませんでした…(笑)
富田:ただ、付き合いが長くなるとだいたいの人に『変わってる』って言われますね。 人と同じが嫌だったり、興味を持ったことはやらないと気が済まないタチです。催眠術を体験しに行ったり、演劇に通ったり、ディズニーの街コンに行ったり…興味を持ったことは躊躇わずにとにかくやってみるっていうところも変わってると思われるみたいです。
あと、自分で思うのは『マイペース』で『負けず嫌い』です。あまり表には出さないですが、誰よりも速く誰よりも大きい成果を出したいと思ってブリーチでは過ごしてきました。
ーー入社から1年でアシスタントディレクターに抜擢されたトミーさん!!本当に尊敬します!どうしてそんなスピードで成果をあげられたのですか?
堀切:そもそも「アシスタントディレクター」とはどんなお仕事なのでしょうか?
富田:一言で言うとチームリーダーですね。メインはチームのマネジメントとメンバーの作成した記事のフィードバック、また成果を最大化するために全員のリソースをフル活用した戦略を考えたりもします。
堀切:1年で複数のメンバーのマネジメントを任せられるなんて!!
急成長中のベンチャーだからこそ、というのもあるかもしれませんが、トミーさんのそれだけ凄い実績の裏には一体何があったのですか?
富田:自分でもこんなに速く重要なポジションを任せてもらえるとは思っていませんでした。 もちろん早く認められたいという思いはありましたが、入社時に社長から「3年以内にマネージャーを目指そう」と言われていたこともあって、それぐらいのイメージ感が自分の中にはあったんですよね。
でも、改めて考えてみると、自分がこんなに成長できた要因は『入社後3ヶ月を地道に根性でやり抜いたこと』と『フィードバックを受け入れ続けた』ということが大きいと思います。 今のブリーチは入社後のレクチャーを終えるとすぐに現場に就きますが、僕の頃は新人はオペレーターというサポート業務に就いていました。特に僕の場合、後輩が入るまで3ヶ月という異例の長さだったので、様々な業務をほぼ1人で全員分こなしていました。
正直なところ、「とりあえずこれ作っておいて」「ここ違うから直しておいて」などの雑なフリに「わからんわ!」と思うこともありましたが…入社後すぐに1人で責任を負いながら周囲と連携して幅広い業務に携わり、どうやったら早く処理できるか、業務の質を上げられるかを考え続けた経験は、今思うとかなり成長につながったと思います。『責任感』『発信力』『ロジカル思考』みたいなところはその時に培われましたね。
堀切:新人時代に大変な思いをされたからこそ今があるのですね…!
富田:それと、実は入社後数ヶ月の僕はどちらかというと問題児として見られてたんです。業務面以前に「ブリーチ社員としての振る舞い」で指導を受けることが多かったんですよね。前職が何というか「ノリ」が重要視される環境だったので、そのテンションを持ち込んだ結果ブリーチにそぐわないと評価されることもしばしばありました。
佐藤さんに「君はマイナスからのスタートだから」と言われたことは今でも覚えています(笑)
ですが、その佐藤さんからのフィードバックをきっかけに「自分のやり方を変えなければ」と気づけました。業務・態度・働き方、どんなことに対してのフィードバックも素直に受け止め、改善するようになりました。 そこから吸収度合いが圧倒的に変わり、少しずつ評価もプラスに転じ、成果を生み出すことができるようになっていったと思います。
自分の現状を把握し、周りの助言に耳を傾け、受け入れるようになったこと。これも大きなポイントだったと思います。
それにライターという職種が自分に合っていたんだと思います。 本や文章が好きで、要領よくやるよりはコツコツ派、面白いことが好きな僕にとって、1つに精魂込めて面白いものを生み出すライター職にたどり着いたことも、運命的な要素だと思います。
ーー今ノリに乗っているトミーさん。人生で大きな失敗や後悔していることはありますか?
富田:やっぱり人生で一番の失敗は就活だと思います。
堀切:…え!トミーさんは神戸大学出身ですよね。
めちゃくちゃエリートじゃないですか…!!
富田:就活のやり方が問題だったんですよね。
就活あるあるかどうかはわからないんですけど、とりあえず自分の興味ある業種だけ調べて、知ってる名前の会社をメインに受けるっていう自己分析もへったくれもない選び方をしてました。
自分が将来どういうことをやりたいかとか、そもそもその職業が自分に向いてるのかとかは何も考えず、「ここ面白そう」とかで受けてましたね(笑)
結局、内定2社もらったうちで、より「面白そう」だと思ったラウンドワンに就職しました。
堀切:なるほど。
自己分析って結構労力いりますし、そういう学生は意外と多そうですね…。
富田:もちろんラウンドワンに就職して学べたこともたくさんありましたし、西日本で一番忙しい店舗を任せてもらえたので特にメンタル面が凄く鍛えられました。
ただ就活の時は情報収集を全然しなくて、自分の脳内にある情報だけで勝負してたんですよね。本当、今思うともっとちゃんとやればよかったって思います。
今でこそブリーチに出会ってこうして軌道修正できていますけど、もしそのまま行ってたらと思うとゾッとします…。
ーーどうして転職を決意したのですか?
富田:転職活動を始めるきっかけになったのは、前職の上司に「俺はここで終わるつもりはない」という話を聞いたことでした。自分の中で『俺はこのまま40になってもクレーム対応を続けるのか?このままでいいのか?』という漠然とした不安が生まれたんです。そしてその日に転職サイトに登録し、転職活動に片足を突っ込んだところで「堂々と言えるアピールポイントがない」「確固たるスキルが何も身についていない」ことに気づいたんですよね。
その時、転職してもっと成長したいという気持ちが完全に固まりました。
転職活動は就活での失敗も踏まえ、エージェントの意見も取り入れながら、業種は絞らず成長軸で会社を探していました。 そして、ブリーチに出会い、ベンチャーには珍しい「チームワークの精神」と「死ぬ気で頑張れば、どこに行っても必ず通用する力を身につけられる環境がここにはある」という社長の言葉で、ここで1からやり直そうと覚悟を決めました。
あと、同じ大学出身で、未経験からマネージャーになっていた水谷さんの存在も自分の中では大きな刺激と後押しになりましたね。
ーー富田さんは入社をきっかけに上京されましたが、地方から上京することに抵抗や不安はありましたか?
富田:転職活動を始めた段階から、「どうせやるなら日本の中心で」と決めていたので上京することに対しての不安は少なかったと思います。逆に、地元の関西や地方を選べば、自分の中に甘えが出てしまうような気がしていました。後戻りできない状況に自分を置きたかったというのもありましたね。
ただ、未経験のベンチャー企業に飛び込むことへの不安はあって。体験入社の夜、翌日の最終面接までの間は人生で一番悩みましたね…。
でも、「ここで戻ったら変われない」という思いが強かったので、最後には覚悟を決めていました。
ーー未経験からのジョインで入社後に感じた苦労や壁はありましたか?
富田:入社後に感じた大きなギャップとしては「全然教えてくれねえ!」ってところですね(笑)
ベンチャーっぽいといえばベンチャーっぽいのですが…新人扱いがほとんどなかったので初めてでも普通に仕事を振られます。当然わからないので最初は「間に合ってないね」「間違ってるね」「でも自分でなんとかしな」という感じで、入社当初はとりあえず根性でやるしかなくて大変でした。今思うとかなり成長には繋がってますが(笑)あの頃の苦労というか、根性がなかったらここまで来れなかったと思います。 だから、今のある程度教育体制が整ってる中で入社してくる後輩たちは少し羨ましかったりしますね(笑)
1週間前に言われたことが、もう変わってる!っていう変化の速さも結構なギャップだったと思います。そういうベンチャーのスピード感も慣れるまではついていくのが大変でした。
あとは関西と関東の文化のギャップもちょっとだけありました。関西の軽いノリ(冗談)で先輩の椅子を小突いたら、「問題社員だ」って話がマネージャーまで上がってたのはびっくりでした。 そういった振る舞い部分を改善しても、「馴れ馴れしい」といった見られ方をしないことにはしばらく苦労しましたね。
ーーそんなトミーさんの今後のキャリアビジョンを教えてください!!!
最終面接でも社長に伝えたのですが、ブリーチ入社時点で僕は明確な目標がありませんでした。
「自分を拾ってくれたブリーチの成長のために全力を尽くしたいです」そう言って内定をもらったんです。今でも、その想い自体は大きく変わっていません。
その中で、まずは新商品の開発など、これまでの経験を生かして市場に新たな潮流を生み出す仕事をしたいと思っています。その後は芸能人のアテンドやYoutube・e-sportsといった、ブリーチがより多角的に成長するために自分が他の社員よりも得意な領域が少しでも活かせる分野を立ち上げられればと思っています。
最終的にはブリーチの支社を地元関西や海外に立ち上げたいですね!
ーーでは最後に。ブリーチにはどんな人が向いていると思いますか?また、どんな人と一緒に仕事をしたいですか?
富田:自分の経験ベースにはなりますが、一番は「我が強くない人」ですね。
我が強くないというのは、FB(フィードバック)を真摯に受け入れて改善ができる人という意味です。僕は周りからのFBのおかげでここまで成長できましたからね。本当にブリーチのメンバーには感謝しています。
あとは、変化に柔軟な人、自分から情報を取りに行ける人(行動を起こすことに躊躇がない人)、負けず嫌いで根気がある人は向いていると思います。
堀切:1年でリーダーに抜擢されるなんて凄い方だと思っていましたが、その裏にはたくさんのご苦労があったのですね!!
トミーさんと一緒にお仕事ができて光栄です!今日はありがとうございました!!
富田:こちらこそ、ありがとうございました!
このように、「Bleach Member」では、株式会社ブリーチのメンバーについてインタビューをしていきます。
株式会社ブリーチでは、「世界を照らす」という理念をもとに10年後の大企業へ進化しております。「Bleach Member」はその軌跡を記すアルバムとして作成しております。
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