【社長Blog】BONXという伝説 -The Beginning- 前編

世の中の起業家には、起業したいと思って起業家になるパターンと、アイデアを思いついて手段として起業家になるパターンの人がいるらしいですが、僕は前者です。

ではいつから起業したいなんて思ってたのか?

大学院時代は、実は学者になろうと思ってました。でも、やっぱりこの資本主義社会の中で世の中にインパクトを残そうと思ったらビジネスでしょって思うようになり、「一般企業の三倍のスピードで成長できる」という外資コンサルを目指すことにしました。

実際BCGの入社面接のとき、採用担当のパートナーに将来何がしたいのか聞かれたときは、「自分で事業がやりたいです」と答えて、「起業するのとコンサルするのは別のスキルな部分もあるけど、まぁ頑張って」と言われ、最初のケースリーダーには「宮坂はどうせいつまでもいないんだろ?」と言われてました。

そんなやつでも受け入れてくれたBCGには感謝が尽きません。

コンサルは3ヶ月ぐらいのプロジェクトを単位として働くんですけど、プロジェクトの合間に少し余裕が生まれることがあります。そういうときは大体起業のネタを考えてました。インディペンデントドキュメンタリー映画の配信プラットフォームみたいなアイデアもありましたが、一番深く掘ったアイデアは漢方でしたね。


本当に働いていたよという証拠写真

そうこうしてる間に、なんだかんだ3年ぐらい働き、子供も増え、昇進もさせてもらって、もうちょっといようかななんて思ってたある日。
なんでか忘れましたが、ネットサーフィンしてる中で、GoProの創業者Nick Woodmanの創業ストーリーに出会いました。曰く、オーストラリアでサーフトリップしてるときに、「なんでこんなにサーフィン中の撮影って大変なんだろう。もっと気軽に写真が残せたらいいのに」と思ったところから全ては始まったと。そこから、「アクションカメラ」という市場の一大カテゴリーを作り、世界中にファンのいるブランドを作り上げた。何よりGoProは実際に使ってみるとわかるんですけど、遊びの幅を広げてくれるんですよね。撮影するってことそれ自体が楽しいし、滑り終わったあとに見て、それをシェアするのも楽しい。
そんなストーリーを読んで思ったのは、シンプルにかっこいいなと。
とてもピュアな原点、しかも個人的なパッションから来てる動機から、そのニッチにとどまらない世界的イノベーションが生まれた。

特に当時のGoProはIPOまっしぐらで一番イケイケのときだし、ハードウェアスタートアップというジャンルも脚光を浴びていた。

そんな話を読んだ素直な僕は、「サーファーにできるならスノーボーダーの俺にも絶対できるはず」と思って、GoProとは違う自分のアイデアを思いつこうと決心します。

ちょうどその週末、白馬に友達と行く予定があったので、そこで考えようと思いました。
その日は、三月下旬なのにドカ雪が降って、ピーカンパウダーという絶好のコンディションでした。


実際のその日の風景

パウダーフリーク達と競って白馬コルチナのリフトを上り、頂上に着いてサイドカントリーエリアに突入しようとすると、そこにさまようスキーヤーが一人。同行していたガイドで地元でバーを営む友達が「あいつ昨日バーで見た。GoProのライダーとか言ってた気がする」と。

そこで話しかけて、一緒に滑ることに。
で、リフトの上とかで話してるうちに、GoPro本社の社員であるということが判明。サンマテオの本社から東京に仕事で来ていて、週末だけ空いたから急遽白馬に滑りに来たと。

これは…すげー偶然だな!
GoProみたいなアイデア考えようと思って白馬に来たら、GoProの社員といきなり出会うなんて。
なんかやれっていう神の啓示に違いない!

そう思いました。
結局その週末はめっちゃ楽しく一緒に滑って、仲良くなって、帰りも東京まで乗っけて帰ってきて…あれ、なんのアイデアも考えついてないなと…。


帰りのサービスエリアにて

(後編に続く)

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