完全リモートワークの組織運営に必要不可欠なちょっと意外なこと

こんにちは。聖バレンタインの日ですね。キャスターのIrukaです。

今日は完全リモートワークの組織を運営する上で、必要不可欠に感じていることを書きます。


リモートワークの組織では、コミュニケーションは基本、オンライン上で完結します。
ここでは特に、社内コミュニケーションに関するお話です。


弊社では、直雇用のリモートワーカー社員数が100名を超えました
たまに出社するごく少数の本社メンバーと地方拠点の社員を除き、
基本的に全スタッフが全国・世界各地の居住地から完全にリモートワークをしています。

コミュニケーション方法は、部署やポジションにより多少差はありますが、
九割以上がビジネスチャット、残り一割未満がカメラ通話・音声通話、といった配分です。

ビジネスチャットは特に珍しくはないし、社内インフラ、社内SNS、監査のログとしても、
出社のあるなしに関わらず、活用されるシーンは多いと思います。
プロジェクトやチーム、部門単位でチャットグループを設けたり、
メッセンジャー等に会話を集約したりするケースもよく見られます。

『完全リモートワークの組織』も、その延長線上に見えるかも知れません。
つまり「社内チャットやカメラ通話のやり取りが増えるんでしょ」という具合に。

そうです。チャット通話の機会が増えます。
実際に会ったことのない大勢のスタッフとの、会話がほぼ全てチャットなのです。

つぶやきも、全て

何が言いたいかというと、仕事上の報連相、以外にも、
雑談、つぶやき、ひとり言、歓喜の声、人によってはため息も、
日常的な発言が全部、ログに残ります。
つまり完全リモートワークの組織では、
全ての社内会話が、常時録音されている状態 に近いということです。

もちろんプライバシーは守られるし、必要以上にログを辿ったりはしません。
グループ入室者による制限もあり、常識の範囲で運用されます。

ただ、オープンで自分に見えるコメントであれば、
誰でも好きな時に、過去の誰かの発言を、引用したり、コピーしたりできます。

そして利便性から、仕事の中でログを引用するケースも増えてきます。

話し言葉ならすぐ消えてしまって、誰の記憶にも残らないような発言でも、
チャットではログに延々とプールされ続け、意図的に消さない限り、
1名以上の誰かが常に、アクセス可能であるわけです。

これは、今の時代当然のように見えて、実はすごいことだなーと感じています。
ログを扱う社員全員に、一定のインテリジェンスが要求されるということです。

スピード感の中で

リモートワークを柔軟に取り入れられる企業には、
スタートアップやベンチャーなど、成長スピードの速い企業が多くおられると思います。

そのような企業では『ほんの10分前に話していた状況が、すでに変わっている』
というのも日常茶飯事ではないでしょうか。

つまり、完全リモート・且つ成長速度の速い企業で情報を扱うには、
新しい情報に対するセンスもさることながら、
あっという間に『古く』なっていく過去ログの中から、
生きた情報・使える情報を見分けて活用する能力と、
何かが違う時に気付ける嗅覚のような感性、何が『正』かをサクッと適切な人に聞ける行動力、
そして、組織全体に風土として根付く信頼感 がマストであると感じます。

発信する側も、文字コミュニケーションの特質を充分理解した上で、
適切な言葉やタイミング、発信先を瞬時に選べるなら、大きな強みになると思います。

CasterBizのアシスタント達

オンライン秘書サービス『CasterBiz』のアシスタントは100%リモート勤務で、
中でもユーザーの窓口となるフロントアシスタントは、各自3~10名程のチームに所属しています。

チームはそれぞれ個性や味があって面白いのですが、
アシスタント達と日々接していて、とり分け感じるのは皆のコミュニケーション力の高さです。

ルールも体制も刻一刻と変わっていくスピーディーな環境の下、
正しい(その時扱うのが正である)情報を瞬時に見きわめ、適切な相手に適切な形で伝える力、
ポジティブに変化を楽しみつつ、チームで連携して行動する力に、非常に長けていると感じます。

一度も実際会ったことがない者同士、オンライン上でもスムーズにチームワークが成り立つのは、
CasterBizのアシスタントが教えてくれた、嬉しい驚きでした。

文字コミュニケーションの形

組織における文字コミュニケーションの特質は、国によっても大きく変わるだろうと思います。

日本語は、単語の持つ多義的な意味やニュアンスから、
例えば英語への直訳は難しく、正確に訳すには単語一つを複数の表現で補う必要があると言います。

それだけ奥行きのある言語を、日常的に使いこなしている日本の人は、
相手の「一言」から十も二十も受け取る素質から、文字コミュニケーションが主体のリモートワークに
馴染みやすいという仮説を立てられるかも知れません。

そして他の国では、そこでの有機的な文字コミュニケーションの形があると思います。
そんなわけで、他言語組織のリモートワーク事情にも関心を寄せている次第です。

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