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Bug Bashをしてみた@大阪オフィス

どうも、こんにちは〜。
Chatworkのクライアントアプリケーション開発部サブマネージャーのチンペイ(福井)です。

クライアントアプリケーション開発部というのはWebFrontend, iOSアプリ, Androidアプリを開発している部署で、私はiOSアプリの実装もしたりしています。

今回は、そのクライアントアプリケーション開発部でBug Bashをやってみて、楽しかったのでそちらのご紹介をしたいと思います〜。

Bug Bashってなに?

Wikipediaにはこんな感じで書いてあります。

Bug bash
In software development, a bug bash is a procedure where all the developers, testers, program managers, usability researchers, designers, documentation folks, and even sometimes marketing people, put aside their regular day-to-day duties and "pound on the
https://en.wikipedia.org/wiki/Bug_bash
ソフトウェア開発において、Bug bashは、すべての開発者、テスター、プログラムマネージャ、ユーザビリティ研究者、デザイナー、ドキュメンテーション担当者、そして時にはマーケティング担当者さえが、彼らの通常の日常業務を脇に置き、製品に負担をかける手順です。
【引用元】「Bug bash」『ウィキペディア英語版』

一言でいうと、みんなでバグを見つけまくろーぜ!ということです。

最近、他の会社でもBug Bashをやったという記事がいくつかあがっていて、それを見てChatworkでもやってみたいなーという話になりました。

Bug Bashの目的としては、

  • 製品に関してのバグを多く見つけるため
  • 社内メンバーが製品に対しての理解を深めるため

です。

今回はクライアントアプリケーション開発部の合宿を大阪オフィスで行ったので、その時に大阪オフィスにて開催しました。参加者はクライアントアプリケーション開発部の9人と、大阪オフィスのサーバーサイド開発部メンバー1人、合計10人です。

クライアントアプリケーション開発部はリモート勤務をしている人が多く、神奈川で1人、山口で1人、広島で1人リモート勤務しています。
その3名と、東京から4名が大阪オフィスに集まって開催しました。

基本ルール

1時間半の間にアプリを弄りまくって、バグをどんどん見つけていきます。これって仕様的にイケてないんじゃないの!?というようなものも、仕様バグとしてバグにカウントします。

今回は、普段使っている端末だと先入観があったり、使い慣れすぎてしまっているので、普段Androidを使っている人はiOSアプリ、iPhoneを使っている人はAndroidアプリでの検証を行いました。

Bug Bashの流れ

Bug Bashの流れはこんな感じです。

審査基準は上記の通りです。

アプリエンジニアからするとあってほしくないような、緊急度が高めのヤバいバグは3点。
緊急度は高くないけど明らかにバグというものは1点。
バグではないものには0点をつけます。
審査員の人は、発表されたバグを一つずつ審査していきます。

今回、審査員としてお願いしたのがすごくユーモアがあるこのお二人。北口さんと林さんです。

北口さんはChatworkでプロダクトマネージャーをしていて、最近ではリアクション機能のPMを担当していました。彼女は社内で北口画伯と呼ばれており、「心理的安全性」を題材にしたChatwork Tシャツのデザイナーでもあります。

おすべり上手の林さんはサーバーサイド開発部でサブマネージャーをしていて、Scalaチームをまとめています。林さんのユーモアには社内でも定評があり、無尽蔵に指を鳴らすという特技をお持ちです。
すごいですね。イメージはポール牧です。

審査員は三種類の札で判定します。
こちらが前日に、私が夜鍋をしながら、ダンボールとステッカーとストローで作ったお手製の札です。(実に涙ぐましいです)

賞品

今回、上位3名の方に賞品を準備しました。
賞品の内容はこちら!

・Arduino
・日本酒飲み比べ6本セット
・よさげなロールケーキ

個人的にはすべてお酒にしたかったですが、参加者の中にはお酒を飲めない方もいるので、そういう方のためにスイーツも準備しました。

果たして、栄冠は誰の手に?!


さぁ、ここからが本番です。

バグみつける → 再現動画をチャットに投稿する → 発表する → 審査するこの流れの作業を1時間半の間ひたすらつづけます。開始早々、みんな散らばってバグをみつけようとアプリを触りまくってます。
普段使わないような機能などを使いまくって、何かバグを出そうと触りまくります。

我先にと言わんばかりに、必死にバグを探します。
こういう地道な作業が、プロダクトの安全性を担保しているんですね。

そして、バグを見つけた人は再現動画を撮って、Chatworkへ投稿していきます。

投稿した人がどういうバグなのかを皆の前で発表します。

グループチャットに投稿された、再現動画を上から順番に確認していきます。
発見されたバグの発表を聞いているだけではなく、使いやさすさなど、プロダクトの品質向上に向けて有意義に議論ができます。
また、スムーズに説明するために、動画投稿時にコメントもいれておいたらよかったねーとこの後のふりかえりで話してました。

そして結果発表〜〜!

3位は9ポイント獲得した、モバイルチームのチームリーダーでありiOSアプリエンジニアのアダム!
大好きな日本酒をゲット!
アダムは東京オフィスで勤務をしており、めちゃくちゃ日本語がうまい!
そして、Chatworkの部活[English Lunch]の部長でもあります。
English Lunchはランチ時間に集まり、週に一回英語の練習がてら、皆でランチを食べよう!という感じで、社内国際交流をしてます。
参加すると、ほんの一瞬だけ英語が話せるようになった気がします。

2位は10ポイントを獲得、Androidチームのエンジニア、池田さん!
賞品はロールケーキをゲット!
池田さんは最近入社された方で、ちょうどChatworkが上場した日に初出社されました。
そんな池田さんも広島からリモート勤務されています。
池田さんはダイエットならぬ、デブエットで身体をふくよかにしている最中です。
偶然ですが、今回の賞品のロールケーキは池田さんの為にあるようなものですね!おめでとう!

ただ、残念なことに、池田さんは今回の賞品のロールケーキを忘れて帰られたので、後日大阪オフィスメンバーで美味しくいただきました。ありがとう、池田さん

優勝は13ポイント獲得した同じくAndroidチームのエンジニア、重村さんです。
Arduinoをゲット!
重村さんは山口県よりリモート勤務されており、数ヶ月に一度東京オフィス、もしくは大阪オフィスに出社します。
重村さんは、チャットをとんでもない速さで返してくれます。チャットの鬼です。
まるで隣に重村さんがいることを錯覚できるほどです。
そして、[重子の部屋]という、不定期で謎のリモートスナックを開催してます。
リモートスナックは結構面白いので、いつかフィードに上げたいです。

ワイワイガヤガヤみんなで集まって、楽しくBug Bashしたあとは、記念撮影!
もちのろんでChatworkサインで撮りました。(数名していないけど)

成果は??

今回、iOSアプリ24個Androidアプリ12個のバグが見つかりました。緊急度が高いバグはなかったですが、細かいものから使い勝手が悪い部分など色々みつかりました。

これらの不具合は全てチケット化されて、開催してから1週間で3つの不具合対応を行いました。引き続き修正は進めていきたいと思います。何かしら出てくるものですね。

あと、普段使っていないプラットフォームの端末でアプリを触ることで、端末の特性について知ることができたり、端末ごとのアプリの仕様の違いを知ることができました。

今回はiOSアプリ、Androidアプリを対象としてやりましたが、次はWebでもやってみたいと思っています。

そして、終わった後はみんなで飲みに行きました

Chatworkは、ビジネスチャットを開発している会社ですが、オンラインのコミュニケーションだけだと、相手の雰囲気や今どのような状況なのか、どうしても齟齬が生まれがちになります。

クライアントアプリケーション開発部では、3ヶ月に1度東京や大阪に集まって交流しています。

リモート勤務が多いため、基本的にはチャット上での会話がメインになってきます。オンラインのやりとりばかりで働く場所がバラバラだとお互いの状況がわかりづらくなり、目標や方向性がずれてくることもあります。

そうならないように、3ヶ月に1度は一箇所にあつまってチームビルディング的なことを行ったり、[部署飲み会]という、オフラインの場で社員同士が交流を持てるよう、食事会を実施しながら、親睦を深めたりしています。(部署飲み会の予算も会社から出ます)

オンラインとオフライン、状況に応じて適切なコミュニケーションをとりながら仕事をするというのがChatworkの働き方となります。

ちなみに、大阪オフィスは今年の7月に西梅田に引っ越しました

福島駅にも近いので、飲むお店がめちゃくちゃ多いです。幸せ。

そんな福島で今回選んだお店はこちら!

路地裏アバンギャルド (福島/立ち飲み居酒屋・バー)
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 店舗基本情報 店名 路地裏アバンギャルド ジャンル 立ち飲み居酒屋・バー、居酒屋、バー 予約・ お問い合わせ 不明の為情報お待ちしております 予約可否 住所 大阪府 大阪市福島区 福島 5-6-3 営業時間・定休日 営業時間 17:00~翌2:00 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 予算(口コミ集計) 予算分布を見る 席・設備 メニュー 特
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27104280/

路地裏アバンギャルド!
1階は立ち飲み屋なんですが、エーデルピルスやオリオンビールっていうビールのチョイスがいいですよね。2階が貸切になっていて、座敷の和室になっています。おばあちゃんの家での法事を思い出すような佇まいです。

姉妹店のジャックとマチルダも最高なので、リンク貼っておきますね。

立ち呑み ジャックとマチルダ (福島/立ち飲み居酒屋・バー)
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 店舗基本情報 店名 立ち呑み ジャックとマチルダ ジャンル 立ち飲み居酒屋・バー お問い合わせ 非公開 住所 大阪府 大阪市福島区 福島 5-6-8 交通手段 JR大阪環状線福島駅より徒歩2分阪神福島駅より徒歩1分 福島駅から115m 営業時間・定休日 営業時間 15:00〜24:00 (L.O.23:00) 日曜営業 定休日 無休 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27092474/


路地裏アバンギャルドおでん鍋と和牛しゃぶしゃぶのコース + 6時間飲み放題で5,000円!6時間飲み放題って聞いたことないですね!これは最高!ひたすら飲み続けられることに、ある意味恐怖を感じます。

アダムがおでんをつついています。おでんの玉子って普通固茹ですよね。
なのにここのは黄身が柔らかくてめっちゃ美味しい!
食レポ風に写真を撮って説明したかったのですが、美味しすぎて写真を失念しました。
1階の立飲み屋でも食べられるので、気になった方は是非食べに行ってみてください。

そして、赤星がすごいスピードで空いていきます。
6時間飲み放題が間違いなく、翌日に効きそうです。

きれいな色味の和牛です。最高においしい!しゃぶしゃぶして、おでん出汁かポン酢でいただきます!

たまたまお店には雑誌の撮影が入っていて、美味しそうに食べているアダムを撮影したいとのことで取材を受けました。これはオイシイ!
いつも明るく頼れるチームリーダーのアダムですが、今回の撮影ではいつも以上にサービス精神旺盛に取材を受けていたので、雑誌の発売が楽しみですね。


結局6時間経つ前にカラオケに行きたくなったので、そこからカラオケへ!

さとるwithアダムのカラオケの一面。
二人のデュエットは最高でした。
表示されている歌詞とさとる(左)の動きから、何を歌っているかは想像できますよねー。なりきってます。
さとるとは・・・Chatworkのマスコット的存在で、愛されキャラ。先月結婚式を挙げたばかりの新婚さん。
二次会のカラオケは盛り上がりつつも、明日も仕事があるので解散しました。

まとめ

Bug Bashを通して、社内でプロダクトの問題点、改善点を共有し、次に繋げるという取り組みを社内イベントとしてはじめて行ったのですが、バグの発見はもちろん、プロダクトの感想や使い勝手など、優先させなければならないところが発見でき、とても有意義な時間となりました。

今回はエンジニアがメインなイベントとなりましたが、デザイナーやサポートチーム、セールス、マーケティングなどのビジネスサイドのチームからも参加してもらうことで、プロダクトを中心としたコミュニケーションをとることができ、今後のチーム間の関係性の向上にも繋がっていくのではないかと思います。

今後もこのような取り組みをしつつ、部署間、社内での交流を図り、Chatworkの皆で良いプロダクトをつくっていけたらなーと思いました。

以上、文章はチンペイ、編集・構成はこーきでした〜

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