みなさん、こんにちは!
“ IMD ALLIANCEの魅力を探る!”、第7弾は、『薬院BASE 』。
ここは、学生の私には本当に程遠い、もしかしたらIMD ALLIANCEのなかでもイチバン、縁のないお店店なのではないでしょうか…。笑
が!頑張ってお伝えしていこうと思います!!
みなさんはこの『 薬院BASE 』、ご存知でしたでしょうか?
ここは、会員制ラウンジ。
ですが、ただの会員制ラウンジでありません。
“ 会員制シェアラウンジ”という、IMDALLIANCEが生み出した新しいコンセプトの店でした。
薬院大通りから少し入った通りにあるこの店。
駅から、地図を見ながら歩きます。
が、なかなか見当たらない!!
やっとの思いで、看板だけ、発見しました。
ですが入口が見当たりません。
困り果てた私は、本日取材に応じてくださる上村さんに電話で連絡。笑
上村さん、心よく迎えに出てきてくださいました。
ガチャっと開いたのは、お店のドアとは思えないような重たい白い扉。
その下には、薄暗い中続く地下への階段。
階段を降りると、うっすらとした光の中に大きな、これまた重たい黒い扉。
ピッ
上村さんがカードをかざすと、その重たい扉が開きました。
そこは、
薄暗い中に、暖かい光がぼやあっと灯されていて、カウンターにはずらりとたくさんのお酒。
そのどれもが光に照らせれて、キラキラと光っていました。
まるで、本物の隠れ家。
まさに、大人の隠れ家。
この時点でお伝えしたいことは山ほどなのですが。笑
早速、上村さんにお話を伺いました。
まずは、この“ シェアラウンジ”というお店の形について。
「簡単に言うと、お酒が飲める、完全に紹介制のお店ですね。」
難しい…。
頭を捻らせる私に細かく説明してくださいました。
完全に紹介制の会員登録者のみが利用できるこのラウンジ。
お酒と食事、たまにイベントなどで個展なども開かれているこの空間。
ビール、ハイボール、グラスワインはセルフサービス。
サービスを提供しているのではなく、この空間そのものを提供しているという感じですね。
初めて知ることばかりでどのようにお伝えすればいいのかわからなくなってきたので、1つずつお伝えしていきますね。
まずこのセルフサービスという形態。
入店時に渡された一枚100円のチップで、セルフでお酒を取りに行きます。
お酒のドリンクバーってめちゃめちゃ新鮮。
しかもワインのドリンクバーなんて!
ここから好きなワインを選んでセルフで飲めるようになっているそうです。
「当店のお酒は全て、原価で提供しているんです。」
生ビールは200円、ハイボールは100円。
ラウンジのような空間でお酒を原価で提供しているところってなかなかないんじゃないでしょうか。
また、ボトルワインもセルフサービス!
お客様自身でワインクーラーから好きなボトルを選び席で飲んでいただけるそうで。
なんだか自分の家の冷蔵庫からお酒をとって飲んでるような感覚になりますよね。
もちろんお酒はこれだけではありません。
どれくらいのお酒の種類があるのか聞いてみました。
「ワインの種類をぬいて70〜80くらいありますね。」
珍しいワインやカクテル、なかなか見ることのないウイスキーなどお酒の種類は本当に様々。
見せていただいたワインクーラーにもたっくさんの種類のワインがありました。
またお食事もできるというこの空間。
テーブルのタッチパネルを見せていただくと、おつまみだけではなく思った以上にしっかりとしたお食事も!!
セルフサービスではないお酒も、ここから注文するようです。
こうして注文したものをコンシェルジュが運んできてくれます。
「実はね、隠れメニューもあるんですよ。」
ちょっと楽しそうに教えてくださった上村さん。
知る人ぞ知る、その隠れメニューは、内緒にしておきますね。
(聞いてびっくりな仕掛けでした。)
季節によって、お酒やお食事のフェアも行っているそうで。
(写真は冬の日本酒とおでんのフェア)
敷居の高いラウンジでありながらも。遊び心のある、でも家でくつろいでいるような、そんな空間。
「完全に紹介制なので、お店の雰囲気を崩すようなお客様もいないですね。」
紹介制ということは、お客さんは自分でこの空間に出入りする人を選ぶことができるということ。
このお店で一緒に過ごしたい、と思った人だけを紹介できる。
もう本当に隠れ家ですね。
このお店の素敵な雰囲気を維持するために、紹介制というのはもちろん、他にも工夫をされているのだそう。
「店内は全て禁煙なんですよ」
ええ!意外!
こういうお店ってダンディーなおじさまとかが葉巻をふかしてそうなのに。笑
また大声での会話や雰囲気を壊すようなお客様にもご遠慮いただいているそうで。
雰囲気維持のために徹底されているんですね。
「昔はここ、倉庫だったんです。」
確かに、店に入るまでの感じはまさに地下倉庫へ入るような感じでした。
倉庫がこんなおしゃれなお店に…。
店内は和と洋を融合した、どこか無機質な感じ。
個室、カウンター、テーブル席があり、それぞれにまた違った雰囲気が演出されています。
倉庫だったため天井が低いこの店内ですが、床に段差をつけることで、それを感じさせないようにしているのだそう。
雰囲気の維持のため、店内全体の写真撮影はNGでしたが、伝わるでしょうかこの大人空間!!
そしてなんと、お昼からも空いているため、コワーキングスペースとしても利用可能だそうです。
お酒を飲みながら昼からまったりするもよし、仕事おわりにいっぱい飲みに来るもよし。
お客さんが本当に自分の家のようにフラッと立ち寄ってくつろげる、そんな空間。
そしてそんな空間を維持するために徹底されているのがこのお店です。
こんなことも聞いてみました。
『働く上で、大切にされていることなどはありますか?』
「やっぱり、会員のお客様の名前を覚えることは、すごく大切ですね。」
来てくださったお客様一人ひとりと距離を保ちつつ、コミュニケーションを取っていく。
お連れ様と来てくださるお客さんももちろんいるそうで。
会員のお客様を立てる、ということも大切にされているといいます。
従業員の方たちについても聞いてみました。
「みんな仲はいいですね。」
決まったマニュアル通り、ではなく責任を果たせば自由にしていいと、上村さんは言います。
実際に季節ごとのフェアなどもコンシェルジュの方が企画しているのだそうで。
けれど、作業ももちろんありますが、やっぱり大切にしたいのは、お客様への接客。
「きちんとした態度と正しい敬語などはちゃんと身につけていってもらいたいですね。」
会員としてきてくださってるお客様に失礼がないように。
好きなお客さん同士でくつろいでいるこの空間を、より良いものにして行くのが、このお店の従業員の役割になるんですね。
「素敵なお店だな、と紹介したい、の間にはやっぱり一つ、壁がありますからね。」
素敵だな、と思ってもらうだけではなく、その先の、紹介したい、まで思ってもらえるように。
紹介してくださった会員の方、新規会員になってくださった方には、お礼のメールも欠かさないといいます。
今後のことについても伺ってみました。
「実は2号店を出すことになっているんです。」
なんと!
「でも、やっぱりここがいいなってかえってきてもらえるようなお店にしていきたいですね。」
会員制だからこそ、紹介制だからこそ、演出できるこの心地よい空間。
自分の家でくつろいでいるような感覚を与えることのできるお店。
会員になってわざわざ来てくださる客様への、おもてなしとして、きちんとした接客、徹底されたこの空間の維持、それとすこしのあそび心。
薬院BASEは、お客様の心地よさをどこまでも追求していく、そんなお店でした。