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「大切なのは打席に立ちやすい環境を選ぶこと」新卒大手ITコンサル入社での挫折を経て、アラインCTOになった末岐が語るSEキャリア論。

本日はアラインCTOの末岐(すえき)さんに、前職で一般社員時代に抱えた悩みから、転職後アライン CTO として活躍するに至った背景、キャリアに悩みを抱える SE の方々へのアドバイスをお伺いしました。

「関与できる技術の幅が狭くて物足りない」
新卒入社で大手ITコンサルティング会社に入社して
感じた課題は、それだった。

ー まずは簡単に末岐さんご経歴を教えてください。

初めまして、アライン CTO の末岐です!
私は大学卒業後、大手 ITコンサルティング会社に入社し、6年間システムエンジニアとして働きました。アライン代表の清水さんは当時の上司です。その後、数年間 SEとして個人事業主となり、清水さんにお声がけいただいたことをきっかけにアラインに入社。
現在は、CTO として「GCP 機械学習系プロダクトを使ったサービスの立ち上げ支援」「独自検索エンジンの開発」、新規事業として「オンライン研修の提供」などを行っています。

→ 詳しいプロフィールはこちら( https://www.wantedly.com/users/135919066


ー 1社目の大手ITコンサルティング会社ではどんなお仕事をされていたんですか?

300人で取り組むような大規模プロジェクトでコードを書いていました。
隣でお仕事している人たちは、研修で勉強した Java などは全部されて、モンキーテスト、Cドライブって何ですか?という人たち。そうしているうちに、何もスキルが身につかない状態で3年が経過していたんです。

ー 何もスキルが身につかずに3年!
  とはいえ、毎日コードを書く中で、学びもあったのではないですか?

もちろん学ぶことはありましたが、3年間、ほぼ同じ技術を使っていて成長を感じられず、危機感がつのるばかりでした。一方で、始発で帰宅するほどいつも仕事に追われていて、他の領域を観察したり、学習の時間を持てずにいたのも事実です。
そうして焦燥感に駆られる中、清水さんから小規模な “親会社の管理会計システムを、子会社に導入する” というプロジェクトを任されたんです。

ー 清水さんをきっかけに、初めて小規模プロジェクトに携わったのですね!

はい!私の転換点となる貴重な経験でした!

左:アライン代表取締役CEO 清水さん

ー 小規模プロジェクトに携わることにより、末岐さんにどんな変化が起きたのでしょうか?

使ったことのない技術を調べる機会が増えたことと、それまで全くわからなかった、”システムの全体像” “データの流れ” を俯瞰できるようになりました。
それというのも、なんでもゼロベースで取り組むことができたからです。ただ、ゼロベースというのは、逆に苦労もあって、ゴールに至るまでに、わからないこと、知らないことだらけで吐きそうになりましたが(笑)

ー 末岐さんが最初に携わっていた大規模プロジェクトで「成長を疎外していた要因」があるとすれば、何だと思いますか?

2つあります。
1つ目は、そもそも会社として新しい技術やチャレンジよりも、実績があって安定・量産型のアーキテクチャ選定が優先されるようになってきていたことです。
2つ目は、プロジェクト規模ですね。関わる人数が多いプロジェクトほど、作業工程が細分化されていて、全体像が見えづらく、さらに1人1人が関与できる技術の幅が限定的になってしまっていました。


大企業ならではの企業体質、プロジェクト規模が原因ですね。
  ではもし、そういった環境下で成長したいならば、どうしたらいいのでしょうか?

“上位ひと握り” の技術屋チームに入ることがポイントだと思います。
当時の大規模プロジェクトでは、優秀な人だけ集めた技術屋チーム/サブシステムごとのアプリ開発チームという2つの組織構成になっていました。
警察に例えると、特殊部隊と、その他大勢の普通のお巡りさんみたいなイメージです。特殊部隊にいる方はあらゆる技術を使って深く、広く経験を積むことができる一方で、その他大勢のお巡りさんは、日々降りかかってくる業務を淡々とこなすことの方が多く、とイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

私自身はそれほど優秀ではないけれど、だからと言って “その他大勢” になるのは辛いと思っていました。...というのも、”その他大勢” は裁量権もなく、使い捨てられるイメージだった からですね。

「環境を変える」という糸口。
打席に立ちやすい環境は、自分で選べる。

当時の自分は、どう頑張っても ”上位ひと握り” の技術屋チームと比べて引目を感じることが多く、毎日、朝から深夜まで言われたことを淡々とこなしているうちに、鬱っぽくなっちゃいまして。

このまま5年、10年と経過したらどうなっちゃうんだろう?
そもそも5年、10年後、私は生きてるんだろうか?
これからも、この状態に耐え続けられるのか?
...と、そんな事ばかり考えてました。


それは辛いですね。。

はい...。
そんなタイミングで視界がひらけたのでラッキーでした。

ー その経験を乗り越えた末岐さんだからこそ、同じように大企業で向上心を持ちながらも、技術屋としての限界が見えて悶々とするエンジニアの方に伝えられることはありますか?

“上位のひと握り” に入れなかった方にも、2種類いると思います。
「IT業界ならしばらく食いっぱぐれることはないし、これで満足」という方と「(このまま使い捨てられるのではなく)志を持って、新しいチャンスを掴みたい」という方です。

後者の方、つまりスキル・知識を身につけ、もっと輝ける仕事をしたい、とくすぶっている感じの方に、お伝えしたいのは、悩んでいるなら、思い切って環境を変えてみませんか?ということです。

ー 「環境を変える」というと?

思い切って、ベンチャー企業に行ってみるということです。

アラインはIT実装経験とテクノロジーの進化に裏打ちされた具現化に取り組み、
SEとして最大限、結果にコミットできる。

ー なぜ「ベンチャー企業」をオススメするのでしょうか?

まず、 "能力" や "スキル" は相対評価なので、大企業よりベンチャー企業の方がたくさんのチャンスが待っています。さらに "成長" は打席数に比例すると思うのですが、打席に立ちやすいという点、さらに裁量権を持って働ける環境という意味でもベンチャー企業は選択肢に入れてみてほしいと思います。
また私自身、そのような考えもあって創業間もないアラインにジョインしました。

ー 数あるベンチャー企業の中から、末岐さんがアラインに入社を決めた理由を教えてください。

シンプルな理由は、清水さんの立ち上げたアラインだったからですね。

ー "清水さんが立ち上げたアラインだったから入社した" ...というと?

清水さんは「テクノロジーの社会実装を加速する」というアラインの理念のもと、クライアントのビジネスの変革テーマを考えるのが大好きで、”高い付加価値を提供するために、数年後のイメージを持って、こちらから仕掛けていく” というポリシーを持っています。
そのポリシーにも共感しますし、実際の案件も、アラインとして挑戦したい社会課題やプロジェクトが先にあり、そこからどんなお客様に私たちとして価値提供できるのか?それがどう社会に貢献できるのか?を大事に考え、貫いているところも尊敬しています。

アラインの存在目的は、Wantedly のトップにも掲げられている

アラインの理念・清水さんのポリシー実現のためには、私がテクノロジー目線で少し先に実現できそうなことを考えて、プロトタイプで実現し、イメージを提示してクライアントをリードすることが必要だと思いましたし、私の得意とすることだったんです。

ー 例えば、アラインではどんな最先端のIT技術を使うんですか?

新しくFlutterというフレームワークが出てきた時には、その活用を提案しました。
Flutterを使えばアンドロイドとiOS両方に対応できる上に、Flutter for WEB も出ているのでWEBサービスにもできるので便利なんです。他にもゼロベースで使用する技術を考えていきます。

ー どんなクライアントがいますか?

全て、一部上場の大企業です。
ただ、大企業にも関わらずアラインのご提案や提供するサービス、”新しいことへの可能性” を期待してもらっていることを感じます。
実績や経験、いわゆる過去からではなく、未来志向で “何ができそうか?” の相談から始まり、もしそれが本当に最先端技術で、私にもわからないことならば、調べつつ、”こんな技術を使って、こんな新しい取り組みができそう” と話しながら新しいテーマに取り組んでいます。

この先も、アラインとしてはビジネスとITの両輪を大切にして、クライアントと業界全体を牽引するような仕事をしていきたいです。

“変化しないこと” に不安を感じるなら、
尻込みするのはもったいない。
思い切り挑戦できる環境をアラインは提供します。

ー 一般的にはエンジニアのもとに案件が降りてくる段階では使用技術が決まっているところ、アラインはそれもゼロベースで提案できるということですね!

そうですね。
私自身、アラインの技術を牽引するCTOとして、最初から枠が決まっていない方が逆に安心だと思っています。ものすごい速さで新しい技術が出てくるので、柔軟にベストな技術を模索していきたいためです。


ー 一方で、変化に不安を感じる方も多いとも感じます。そういう方にはアラインは向かないということですよね?

その通りです。JavaやCOBOLを使い続けて、とりあえず今うまくいってるから大丈夫、と考えている人たちはアラインに向かないと思います。あとは “楽” をしたい人。誰かが段取りしてくれるのを待っているような人はちょっと違いますね。

「このまま同じ技術ばかり使っていて大丈夫なのか!?」と言う危機感を持っていたり、「新しい技術を勉強して、実際に書いてみるのが好き!」という人の方が向いています。
まさに私が、そんな人でした。

「清水さんとの打ち合わせでもガンガン意見をぶつけます」


ー 少し切り口を変えてのご質問です。末岐さんのように曖昧な中、前進することが楽しいと思えたとしても、 大変なこともありますよね。今までで一番大変だったことは?

冒頭にお話しした、管理会計システムを導入したときですね。

ー 前職での体験ですね。何が大変だったんですか?

当時、スキルも知識もなく、何もわからない中、手探りで作り上げていくのが一番大変でした。
OSをインストールして、Linuxって何?からググって調べて、OSってこんなに種類があるのね〜!...ってそんなレベルだったんですよね、本当に。先輩もいましたが、とても忙しそうだったので、まずは自分で調べて、やってみて、それでもわからない時に「あれもこれもどれも全部試して、何をやってもダメでした!教えてください!」と質問して。
あとは今あるシステムをZIPファイルでもらって、これをとりあえずパソコンの中で動かして、動かすことができれば、クラウド環境に同じ基盤を作って、アプリだけ乗せれば動かすことができる!やるべきことはわかっているのに、それが大変!と思って、必死で作業していました。
その経験を乗り越えたからこそ、今があります。


ー やはり変化には「成長痛」が伴うんですね。これから「成長痛」を経験する方々に伝えておきたいことがあれば教えてください。

いま何もできないと尻込みしている人でも、最初は何もできなくていいんです。
私も最初は何もできなかったので!
楽して成長はできないですが、初めて課題にぶつかって自分でググってみたり、教えてもらったりしながら、色々できるようになっていきます。

ー 最後に、いまアラインに興味がある人や、この記事をみて共感してくれているシステムエンジニアの方にメッセージがあればお願いします。

いま大企業や大規模プロジェクトで何もスキルが身についていないことを心配しながら、他じゃ通用しないかも...?と尻込みするのは、非常にもったいないです。私自身、何もできることがないと悩んだ時期もありましたが、環境を変えたことで、いまオモシロイことに取り組むことができています。

また、アラインではまだ人数が少ないので、ご自身に合う仕事のスタイルを築くことができます。

いまいる環境に疑問を持ち、自分主体でやりたいことを持っている人は、そのパワーを本当にいろんなことに応用できる可能性を秘めていると思います。特にアラインでは、大手の比ではないほどに、それをアクションを移すチャンスがあるので、このストーリーが刺さった方がいれば、ぜひ、まずはお話からでも聞きにきてください。


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