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公認会計士として、大手の監査法人や証券会社にて、長年経験を積んできた後藤。
自らに蓄えた経験や知識が、存分に活かせる場所を探す中で、CureAppと出会い入社しました。
現在は、上場という大きな目標に向かって日々奮闘中。仕事の一番のやりがいは、これまでの経験から蓄えた知識を、上場準備や新しい体制づくりに活かすことだと言います。
そんな後藤のストーリーをお届けします。
後藤雄介(ゴトウユウスケ)
公認会計士。
監査法人にて、金融商品取引法監査等の監査業務や、証券株式会社で財務経理系の職務に従事。株式会社CureAppに入社後はコーポレート部に所属し、経理財務・予算周りを担当しながら各プロジェクトにも参加。
趣味は銅像めぐり。一番のお気に入りは文京区にある「日本指圧学校」の銅像。
上場準備中の会社で経験を積みたい
―― CureAppに入ったきっかけを教えていただけますか。
大学は経済学部で手に職つけたいと思い、公認会計士の資格をとりました。卒業後は大手の監査法人に入社し、中規模な会社の監査のアドバイザリーとして3年ほど働いていました。
その3年間で20社ほどの会社と関わる中で、徐々に知識も増え技能もあがっていく感覚がありましたが、専門家として外部から会社の中をみさせてもらっている事に物足りなさも感じるようになり、会社の一員として組織の中をもっと見てみたいとだんだん思うようになっていきました。
監査法人では会計の知識のストックはどんどん溜まっていくけれど、アウトプットができていない感覚があり、会計の知識を実践的に使ってみたいと考えるようになったんです。その後、証券会社に転職し、財務会計業務を担当しました。9年ほど在籍し立場もあがっていく中で、徐々にこのままで自分は成長できるのだろうか?と感じるようになっていきました。
証券会社もインフラとしてはとても重要だとは思いますが、もっと人に直接、役に立っていると実感できるような会社で働きたいという気持ちが芽生えてきました。また、これまで仕事のチャンスに巡り合わなかった上場準備中の会社で経験をつんでみたいとも思うようになったのです。
そんな時に、WantedllyでCFOの久納に、声をかけてもらったのがきっかけで、まさに希望に合った会社だと感じCureAppに入社することにしました。
―-CureAppでは、どのようなお仕事をされていますか?
戦略作りも含めた経理や財務の仕事を担当しています。
現在、CureAppでは上場に向けた準備をしている事もあり、IPOのために必要な書類を準備したり、体制が全くない所から経理、財務を始めとしたコーポレートガバナンスの体制を立ち上げるのがメインの仕事です。
他には、社内に8つ程度あるプロジェクトの経営戦略や予算づくりを、PJリーダーと相談しながら進めています。
これまでいたような比較的大きな会社ですと、仕事は細分化していくので、会計の部分だけを担ってやってきた感覚でした。でも、CureAppでは会社として全体がみられるちょうどよい大きさで、専門外でも様々なことを学べているなと思います。
―― 仕事をする中で難しいなと思うことはありますか?
難しいなと思うのは、金融業界という全く別畑から来た事もあり、医療業界についての知識がなく、色々学ばなければならないことが多い事です。
CureAppのメンバーは皆、優秀で気さくな方が多いので、職種関係なく、こちらから不明点を質問すれば必ず丁寧に説明してくれますし、質問しやすい環境も整っていると感じています。自分としても新しい世界を知ることができるので、難しい所はありますが楽しめてもいますね。
一番のやりがいは、これまでの経験を活かせること
――CureAppに入社して感じるやりがいはどのような所でしょうか。
今まで蓄えてきた知識を、アウトプットできている感覚がすごくある所です。
常々、自分のスキルを活かしたいと思ってきましたし、これからスキルを上げるならCureAppのような会社に来ることだと思っていたので、やりたいことが実現できています。
今までのスキルが1番活きたと感じたのは、これまでは事業規模や人数の制約から外部の税理士に委託せざるを得なかった会計処理を、会社用に落とし込む作業でした。上場に向けた体制を組むにあたり必要になった作業でしたが、経理担当者が見て、一目で分かるように整理していくことにやりがいを感じました。
今も上場準備のために、財務諸表や証券報告書などを作成していますが、会社の財務の状況を細かく記載するのは監査法人在籍中の知識があってこそなので、インプットをアウトプットできている実感があります。
また、CureAppのメンバーは向上心があり、素直な方が多い印象です。私に会計の事を知りたいと積極的に質問してくださる方もいます。財務会計のメンバーとして、請求まわりや稟議の必要性や承認についてのアナウンスをする際にも、真摯に受け止めて対応してくれるので、コーポレートとしての仕事にやりがいも感じています。
―― CureAppに入社して、驚いた事やよかった事はありますか?
一番、驚いたのは、みなさん優秀だという事ですね。
これまでの会社でも、優秀な方は多かったですが、私と同じバックボーンの方が多かったんです。それに比べると、CureAppでは、エンジニアや医師、看護師や保健師など私とは違うバックボーンの方が大勢います。今まで出会わなかった方と一緒に仕事ができて、こういう考え方をするんだなとか、エンジニアってこういう職種なんだなとか、私より年下の方も多いですが、日々、多くのことを学べています。
ここにいれば技能も確実にあがりますし、学ぶことに溢れた刺激のある環境に、今、とても満足しています。
どんな人にも分かるシンプルな経理の仕組みを作る
―― 今後の目標について教えてください。
これまで体制作りや、顧問税理士に任せっきりだった経理周りについて、社内で整えてきたのですが、経理や財務の仕組みに関して、もっとシンプルにしていきたいと思っています。
会計士であれば、複雑な仕組みでも理解できますが、新しい方が来た際にも、シンプルな仕組みであれば理解しやすいでしょう。
支払いや請求、契約や稟議なども、単純な仕組みで分かりやすくしていけば、経理や財務担当以外の社員もやってみようと思えたり、コストの意識も自然とついて行くと思います。そうなると、もっとよい会社になるんじゃないかなと思っています。
CFOの久納や私も会計士なので、複雑にしてしまう所もあるのですが、おたがい意識して気をつけています。会計の知識がそこまでない方でも経理の担当ができるくらい単純にしていくのが目標です。
そして、やはり大きな目標はCureAppの上場を完遂し、会社の想いを今よりもっと多くの方に届けることです。
私も上場準備は初めて経験しているので、難しく考えがちな所もあるのですが、そこを目指して日々、邁進中です。
(取材ライティング/柳澤聖子)
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