大手からベンチャーに転職して見えた、ベンチャー企業で求められる(身につく)スキルとは

こんにちは。株式会社FEZ(フェズ)の山崎です。

最近は「大手からスタートアップに転職!」みたいな記事をよく目にします。

私は前職の銀行では法人営業として約2年半勤務し、現在はリテイルテック・スタートアップのFEZで広告運用を担当しています。
従業員の数で言うと、約34,000人の組織から約70人の組織に転職をしました。入行同期だけでも1,000人程度いたので、環境は大きく変化しました。

銀行での仕事は良くも悪くも色々な業務を経験することができ、今ではファーストキャリアとしての銀行は良かったなと思っています。
研修制度は充実しており、様々な経営者とディスカッションすることができ、時には経営を左右する場面に携われたことに、とてもやりがいを感じていました。


そんな私が大手からベンチャーに転職して見えた、「ベンチャーで求められる(身につく)スキル」についてお伝えします(転職した経緯については、別の機会にお伝えできればと思います)。

そして最後に、ベンチャーに就職する際に求められるスキル以上に大切なことをお伝えします。


前提として、大手にもベンチャーにもそれぞれに良さがあり、その時に自身が得たいスキル・経験に応じて合っている環境は異なるとは思います。

また、ベンチャーといっても業種や会社規模、組織構成、社長の性格などで会社の特性が大きく変わるので、一概にこのスキルが身につきます!とは明言できませんので、あくまでも参考程度に読んでいただければ嬉しいです。


目次
①スピード重視で仕事を進めるスキル
②何事も当事者として捉えるスキル
③0→1にするスキル
④スキル以上に大切なこと


①スピード重視で仕事を進めるスキル

ベンチャーは大手と違い多少仕事が荒くても、仕事をとにかく早く進めることが重視されます。

ほとんどのベンチャーは短期間で高いレベルの成果を出すことを投資家から求められているため、「1年くらいしばらく様子を見てみよう」「来期に検討しよう」みたいな空気はありません。

そのため、常に前月、前年を上回り続ける成績が求められるので、PDCAサイクルを早く回し、競合他社よりも早く実績を出して市場のシェアを取ることが最優先事項となります。

パレートの法則をご存知でしょうか?

イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した、「成果の80%は、20%の要素が生み出している」という法則です。まさにベンチャーでは限られた20%のリソースで80%の成果まで迅速に持っていくことが求められます。

そのような環境なので、「スピードが命。」「業務の優先順位を考え、効率的に1日でもはやく仕事を進める。」という能力が自然と身につきます。また、自分でお客さんと商談をまとめてきたり、自分でコードを書いてプロダクトを作るなど、スピード感を持って仕事を進める人が評価されます。

②何事も当事者として捉えるスキル

ベンチャーでは、一人ひとりの役割が曖昧です。

私は前職では銀行で働いていましたが、役割は明確であり、担当先の会社の営業活動をしていればOKといった感じでした。しかし、ベンチャーでは人員が十分ではないので兼務をしないと回らないという実態もあります。

現在は入社間もないので、自身の担当以外の業務を兼務することはありませんが、「それは○○さんの仕事だから私には関係ありません」という自己中心的な人は少ないように感じます。

問題が起きたらそれが自分に関係がなかったとしても、全員で解決をして前に進んでいく文化があります。そうすると、何事も自分だったら問題を解決するために何ができるかを常に考えるようになっていきます。

③0→1にするスキル

ベンチャーでは、会社の体制やルールなどが発展途上の状態にあり、事業に割く予算や人などのリソースが限られています。また、会社に安定的な利益をもたらす事業もいくつもあるわけでもありません。

そのため、「組織をもっと活性化させるために必要なことは何か」「既存事業を拡大しつつ、会社の新しい柱となる事業をゼロから作っていこう」ということが求められます。

また、社長や役員との距離がとても近く、新しい制度やチャレンジ・新規事業の提案を聞いてくれる環境があるので、会社への提言を積極的に発信し、そのフィードバックを受ける文化が醸成されています。

そのような環境で働くと、会社をより良くしようという意識が一人ひとり自然と強くなり、新しいアイデアを発信し実行する能力も身に付いていきます。

④スキル以上に大切なこと

ここまで、スキルという観点からお伝えしてきましたが、経営陣に近いところで実際にベンチャーで働いてみると、ベンチャーに入社する際にスキル以上に大切なことがあると感じました。

それは、「ベンチャーに入る覚悟」です。

大手が良いのか、ベンチャーが良いのかは自身が求めるものやタイミングによって正解が異なると思います。「大手は成長ができない!」「ベンチャーだから成長できる!」ではなく、ベンチャーに何を求めて挑戦しに行くのか?大手ならどんな成長ができるのか?を考えるべきです。

そのため、それぞれのメリット・デメリットを知ったうえでベンチャーに入る覚悟を持ち、決断をしましょう。

そして、ベンチャーに入った後は、決断したことを正解にできるようにがむしゃらに全力で仕事に取り組み、自身の求めるスキルを磨き、理想のキャリアを築いていくことが大切だと思います。

最後に、社長から入社後に言われて胸に刺さった言葉を共有します。

「会社は使い倒してナンボ。生かすも殺すも自分次第。」

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