グッドルーム株式会社(ハプティック株式会社とはグループ)のメディア事業部は、マーケティング・開発・コンテンツ・営業の部門があり、人数は社員10名にコンテンツの制作やSNSマーケティングのアルバイトを加えた体制で運営しています。事業部発足からまだ2年ほどで、これから組織やサービスをさらに拡大していくスタートアップ部門です。
そのメディア事業部部長 兼 取締役の佐藤さんに「これまでのキャリアと、なぜgoodroomを選んだのか」インタビューしてきました。
佐藤 志穂さん(しほさん)
早稲田大学社会科学部卒業。2010年に株式会社リクルートに新卒入社。販促メディア領域で、大手法人の営業企画職を経験。営業職時代、事業部MVP、通期年間表彰など多数受賞。その後、キュレーションアプリを運営する企業へ転職し代理店営業を経験。
2016年2月よりグッドルーム 株式会社にジョインし、現在は取締役兼メディア事業部部長。
海外留学などアクティブな学生生活を過ごした後に、新卒ではリクルートへ入社。
学生時代は、学生主体の団体でカフェの経営に携わったり、アメリカに1年留学したり、ヨーロッパに1ヶ月バックパック旅行をしたり、ベンチャーでビジネスインターンシップをしたり、興味にあることへはとにかくチャレンジする大学生活を過ごしていましたね。
色々なことにチャレンジする中で、自分の意志で選択し、それををやりきった時が、とても心地よいなと思っていました。なので将来は、自立し、独立して、自分らしく働きたいと考えていました。
ファーストキャリアはリクルートで「HotPepperグルメ」の営業としてスタートしました。リクルートに入社を決めたのは、社員が仕事について楽しそうに語っていること、若いメンバーにも裁量権があり、早く成長できる環境に惹かれたからです。
配属部署での営業は、個人店向けのリテール営業と大手法人向けの法人営業の2タイプありましたが私は法人営業のキャリアで、新規からアップセルまで様々な法人企画営業を経験しました。
当時、私は、リクルートのサービスを売り込むだけにとらわれず、お客様の為になることであれば他社商材や採用状況まで分析して、販促全般や組織人事など多岐に渡り提案することを心がけていました。後半は、かなり裁量を持たせてもらい、自由に営業をさせてもらいましたね。
MVPなど表彰の常連だったリクルート時代を経て、次のキャリアへ
ーリクルートでは表彰の常連に。成果を出し続けた先に、次のステップで初めての転職。
新卒で配属された部署は、正直全く希望していない部署でした(笑)。
でも、期待とは異なる部署だったことで、「一刻も早く圧倒的に結果を出して次のステップに行こう」と思い良いモチベーションになりました(笑)。
配属されてからは、最初はなかなか成果が出なかったのですが、強みの粘り強さと今でも尊敬する当時の上司との出会いもあり、徐々に結果が出始め、入社2年目で当時営業職1000名ほどの中で、月間MVP、四半期MVPなどの全国表彰の常連になりました。その後も経験を積ませて頂いて、お客様の課題やゴールに寄り添い伴走するという営業スタイルが定着した気がします。4年目で事業の次のビジネスを検討するチームに兼務で入れて頂きまして、それがきっかけで「ゼロから事業や組織を作りたい」と思い、転職を意識しました。
インターネットのサービスには関わり続けたい、自分が使いたいと思うサービスであること、社員数が少なく裁量も大きそう、というのが2社目を決めた理由で、キュレーションアプリを運営する30名ほどの企業に転職しました。
2社目では企業や代理店へ広告枠の提案をしていて、1年ほど続ける中で、インターネットは好きだったのですが、ネットのプラットフォームだけでなく、コンテンツを自社で作っていてそれをネットと融合させて事業展開しているビジネスに魅力を感じ始めました。
また、在籍していた会社のサービスは枠組みはできてしまっていたので、サービスや組織作りがゼロに近い状態のフェーズの企業で経験を積みたいと考えていました。
独自コンテンツ、賃貸仲介事業・リノベーション事業といったリアルなビジネスをやっていることがグッドルームの強み
ーどういう経緯で実際グッドルームにジョインすることになったのでしょうか?
当時、人材紹介をしている知人にグッドルーム を教えてもらい、代表の小倉と話をしたのがきっかけです。
最初は小倉に、「強い営業組織を作ってほしい」「グッドルームをビジネスとして拡大して行きたい」と言われてました。当時は、まだグッドルームのアプリは外部委託して開発・運営しているフェーズで、ネット事業をこれから立ち上げてビジネスとして拡大して行くというタイミングでした。
当時は、営業組織といっても社内には、リノベーション工事の営業と、賃貸仲介の営業しか存在していませんでしたので、正直なかなか自分の役割がイメージできませんでした。ただ、何もない状態で事業も組織もこれからのフェーズであることだけわかりましたので、ゼロに近い状態のフェーズの経験は積めそうだなと。
ーグッドルームの事業の可能性も同時に感じたと話しています。
グッドルームに決めた最大のポイントは、自社で物件記事を手掛けるなど独自コンテンツがあることと、またリアルな賃貸仲介やリノベーション工事の部署も持っている不動産業界では珍しい会社だったことです。
ネットだけやっているところ、リノベだけやっているところは多くありましたが、自社で大工をもったり全て自前でやっているところはなく、リノベーションした部屋もサイトもブランディングを意識していたりと、かなりサービスにこだわっていて知れば知るほど面白いなと思いました。
▼リノベーション、デザイナーズ物件をセレクトして掲載するポータルサイト「goodroom」
「goodroom」で自分にぴったりの部屋を見つけて、お引越をしたあとも、自分らしい暮らしを楽しんでという思いから、 「goodroom journal」という自社メディアも運営しています。
また、当時不動産には興味はありませんでしたが、インテリアやカフェの空間などが昔から好きだったので、この業界は年齢重ねても楽しく働くことができそうだなと感じました。
なので、サービスや組織のフェーズとして成長が出来そうなことと、事業自体に可能性を感じたことが決め手です。2社目の在籍期間は短く悩みましたが、ジョインするタイミングが大事と思い入社を決めました。
グッドルームメディア事業のこれからと営業の役割
ー入社当初と比べ、チームの体制も、サービスも大きく変わってきています。
入社当時は3名でのスタートで、私は事業に必要なことは横断的に全てやっていましたが、現在では、マーケティング・開発・コンテンツ・営業の部門があり、人数は社員10名にコンテンツの制作やSNSマーケティングのアルバイトを加えた体制まで組織は拡大しています。例えば、濱田や越智は当時の新卒(今は3年目)ですが、今はマーケティングやコンテンツ部門のリーダーとしてそれぞれサービスを引っ張ってくれています。入社当時は月間UU20万人でしたが、マーケティングやコンテンツ、開発の強化により今年の3月には月間50万人を突破しました。これはCMでお馴染みの大手ポータルサイトのUUにも匹敵してきている数値です。
ユーザー認知は増えてきている一方で、物件情報(=コンテンツの供給量)を増やしていくことが現在の課題で、今後は不動産管理会社への営業組織を強化していきたいと考えています。
グッドルームメディア事業部の営業は、不動産管理会社からより多くの物件情報をグッドルームに掲載してもらい、自社ライターによる撮影や記事作成、SNSなどサービスの強みを活かした提案をすることで、ユーザーには良い掲載情報を提供し、不動産管理会社へも安定した価値提供をしていくこと、がミッションとなります。
実際に、営業している現場では、不動産管理会社のお客様から「グッドルームに掲載して長期空室だった部屋がすぐに満室になった」「大手ポータルサイトでは埋もれて反響が来ないのに、グッドルームに取材してもらい掲載したら、反響がきた」などと嬉しい声を頂いています。
営業組織全体でさらに高いスキルを身につけることで、不動産管理会社に良い価値提供ができるようになり、ユーザーの満足度の向上にも繋がります。前職でのネットの営業企画の経験を活かして営業組織を強化し、より不動産管理会社やユーザーへ価値提供ができる基盤を作りたいと考えています。
ー今のチームでの課題点はありますか?
不動産管理会社向けのBtoCのサービスはまさに発展途上の段階で、また営業は全国でもトップクラスの大手企業からアプローチをしていますので、高い法人営業のスキルも必要とされるのですが、現状の営業組織は20代前半未経験メンバーで構成されている状態で、組織もサービスもまさにこれからの状態です。そこが課題でしょうか。
不動産の経験は問いません。ポジティブで人を巻き込む力がある人にきて欲しい
ーサービスやミッションへの共感をしてくれる方に加え、これから組織やサービスを主体的に推進してくれるメンバーを募集しています。
不動産は未経験でも大歓迎です。グッドルームの社員は、不動産未経験者がほとんどです。サービスが昔から好きだった人や、会社のミッションに共感して入社した人が多いのが強みでもあります。なので、引き続き、そういった方にはぜひきて頂きたいです。
また、今後は、サービスや営業組織を強化していくフェーズですので、メディア営業や法人営業、事業企画の経験者の方、かつ、やりきる力があり、ポジティブで人を巻き込むことができる方に、是非きて頂きたいと思います。サービスや組織作りを一緒に実現していきたいです。
ーグッドルームでのユーザー目線の部屋探しを世の中のスタンダードにしていきたい。
私の今後の展望は、まずは、グッドルームでの部屋探しを世の中のスタンダードにしていきたいと考えています。20〜30代へのサービス認知は高まりつつありますが、利用者はまだ拡げられると思っています。ニッチなサービスとしてではなく今後はより多くの人にグッドルームでの良いお部屋探しやサービスを経験して頂きたいと考えています。
また、サービスの拡大のためにもメディア事業組織も拡大し、リーダーを多数輩出していきたいです。また、グッドルームのメディアをプラットフォームとして、新しい暮らしのサービスなども展開をしていけたらと考えています。
ー本日は貴重なお話たくさんありがとうございました!
圧倒的営業力はもちろん、マネジメント、メンバー育成と何一つ妥協しないしほさん。多忙な中でもコミュニケーションを欠かさず、こまめな面談や目標設定など、メンバー育成には愛が溢れ、信頼も人一倍!
メディア事業部では現在、しほさんとともに働くメンバーを、社員からアルバイトさんまで、また営業からエンジニアまで、幅広く募集しております!
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