顧客自走化のパートナーであり続ける。統括部長とマネジャーが語る、「パーソルのRPA」とは。

▲左からRPAソリューション統括部 ゼネラルマネジャーの水野悠美子、RPAソリューション統括部 兼RPA COMPANYエグゼクティブマネジャーの梶田雄一郎、RPAソリューション統括部 ゼネラルマネジャーの相田顕信、RPA COMPANYマネジャーの大塚啓史。

パーソルグループでは、2019年5月8日に新ブランド「パーソルのRPA」の設立を発表しました。これまでもお客様にRPA導入支援サービスを提供してきたパーソルプロセス&テクノロジーが、「パーソルのRPA」としてグループ全体のRPA事業を一元化して担い、サービス提供を行います。

今回は「パーソルのRPA」を牽引する4名で座談会を開催。強みと課題は?これから何を目指していくのか?どんな人と一緒に働きたいか?など、ざっくばらんに話し合いました。

――今日はよろしくお願いいたします。はじめに、それぞれ自己紹介をお願いできますでしょうか。

梶田:以前はSIerでシステムの営業をしていました。2007年に当社に中途入社し、業務コンサルタント、社長直轄の部署を経て、2013年にワークスイッチ事業の立ち上げを行いました。2018年12月よりワークスイッチ事業部の中のRPA統括部で全体の統括をしています。

相田:2006年に当社に中途入社しました。入社後は、インフラエンジニアとしてデータセンターで5年間働き、移動体基地局に関わるプロジェクトでプロジェクトマネジャーをし、その後営業を経験しました。現在は、RPA導入支援部のゼネラルマネジャーとして、お客様のロボット開発や企業内にRPAを水平展開していくお手伝いをしています。

水野:以前は大手のSIerで業務コンサルタントをしていました。働き方改革が進んでいる会社で、現場が変化する過程を私も一従業員として肌で感じました。コンサルタントとして幅を広げたいと思ったときに、働き方改革による変化を経験したことがあったのでワークスイッチ事業部の取り組むワークスタイリングコンサルティングに興味を持ち、2017年に当社に中途入社しました。現在はRPA活用支援部のゼネラルマネジャーとして、お客様の現場に入り込みRPAの導入など働き方改革施策の導入・定着のお手伝いをしています。

大塚:2015年にインターンで入社しました。最初は新規サービスの立ち上げを行い、新卒採用に少し携わった後、2016年に営業としてRPAを販売するようになりました。2019年1月にRPAカンパニーが立ち上がり、そこでマーケティングと営業のマネジメントをしています。

パーソルプロセス&テクノロジーが「パーソルのRPA」を担う理由

――RPAの現在の市況感を聞かせてください。

大塚:当社でRPAの事業を始めた2年前と比べて、RPAの認知度は高まっているのを感じますね。日本全国でRPAセミナーを開催していると気づくのですが、地域によって差があります。東京の大手企業だと、RPAを既に導入していて、どう広げてどう定着させていくのかが課題です。中小企業はその事例を踏まえて、これから導入を検討しています。大阪は東京の1年前、その他の地域だと東京の2年前ぐらいの認知度でようやく「RPA」と言われ始めたぐらいです。

――大手企業から中小企業へ、東京から地方へ広まっているのですね。話が変わりますが、「パーソルのRPA」としてパーソルグループのRPA事業全般を担っていくことが発表されました。なぜパーソルプロセス&テクノロジーのワークスイッチ事業部が担うことになったのか、背景を教えてもらえますか?

梶田:パーソルグループには、RPAのサービスを提供している会社が複数社あり、これまでは別々にサービスを提供していました。お客様からすると、どこに何を相談すればいいのかわかりづらいですよね。そこで、パーソルとして一元化してお客様をご支援していこうとなりました。その時に必要なのは、個別のサービスカットで話すことではなく、お客様にとってRPAが何であるのかを語り尽くすこと。そうでないと、お客様と深く話すことはできません。全体的な話をできるのは、パーソルグループの中でもとりわけパーソルプロセス&テクノロジーのワークスイッチ事業部だというわけで、私たちが担うことになりました。

――当社が「語れる」のはなぜですか?

梶田:この2年間RPA導入に関わってきて、現場に深く入り込んできたからです。お客様が苦労するポイント、世の中で言われていることと実際のギャップなど、様々な声を聴く立場にありました。わずか2年とは言え、非常に密度の濃い2年間を過ごしてきました。

経営層と目線を一致させ、現場に伴走する

――現在、お客様に提供しているサービスの内容を教えてください。

相田:大きく分けて3つ、ライセンス販売、導入支援、内製化支援のサービスがあります。1つ目のライセンス販売は販社として、RPAツールのライセンスをエンドユーザーのお客様に販売しています。2つ目の導入支援は、ロボットの受託開発です。3つ目の内製化支援は、なぜそのお客様がRPAを導入するのか、RPAを導入にあたってのボトルネックは何か?などコンサルティングから入ってご支援しています。

水野:そうですね。一連の流れを一括でご支援しています。通常のSIerさんはライセンス販売や、ロボット開発に特化していることが多いですが私たちはコンサルティングから入るので、そのお客様がなぜRPAを入れるのか、経営者がどういう目線でRPAを導入しようとしているのかを一緒に共有し、長期的な目線を持ってプロジェクトを進めていきます。また、時にはRPA以外の施策もマッチすることが考えられるのでRPA導入が目的化しないようご支援しています。なので、導入後に失敗になりづらいのです。

――RPAありきではなく、その手前のところから共有して入るのですね。

水野:そうですね。経営層と目線を一致させ、現場に伴走する。両者のギャップを埋めながら開発や内製化支援をしていきます。

強みは、パートナーとしてきちんとお客様に向き合っていること。課題は、ビジネスが下手……?!

――当社のサービスの強みはどんなところでしょうか?

大塚:強みは、お客様と一緒に悩みながらパートナーとして向き合って取り組んでいることだと思いますね。色々な企業様の話を聞いていて思うのは、ちゃんとやることが大事ということです。

相田:今、RPAは注目されていてよく売れるんですね。ただ話を聞いていると、RPAを提供する企業の中には売れれば何でもいいという姿勢の企業もあるようです。でも、当社はそういうことはせず、襟を正してちゃんと取り組んでいます。

梶田:お客様の方で、RPAに対して過度な期待を寄せている場合もあります。時にはお客様に対して「それは無理ですよ」と言うことも必要です。自分たちで納得のいかないことはしません。

大塚:弊社のポジションとしての強みで言うと、RPAのソフトウェア/ライセンスの各開発ベンダーの最上位ベンダーであることも挙げられます。開発ベンダー側と目指したい世界観を共有していて関係性が強いからこそ、ライセンスの最新情報を教えてもらうことができ、お客様と最善の提案を考えることができるのです。

――反対に当社の課題だと感じていることはどんなことでしょうか?

大塚:今話した強みの裏返しですが、ビジネスは下手だなと思うときがあります(笑)。お客様のことを考えて、ただ拡販して自分たちが売り上げを上げればいいとは考えないからです。あとは、発信力がまだ弱いことですね。「パーソルのRPA」としてこれからブランド認知を図っていこうとしています。

水野:どこかに特化している人が多く、複数の視点を持った人材が少ないかなと感じています。今後、採用や育成に取り組んでバランスをとっていく必要があると感じています。

相田:まだ組織が若いことですかね。勢いがあっていいのですが。時にはテクニカルな、老練な判断が必要と感じることもあります。お客様に提案するときに政治力が必要な場面もあるのですが、そこが他社と比べて相対的に弱いように思います。逆に若手にとっては活躍しやすい、働きやすい環境だと思います。組織は縦割りでなく、フラットですし。

――これからパーソルのRPAで注力していくことについて教えてください。

梶田:RPAを1つのトレンドに終わらせないことが大事だと考えています。RPAをただ導入しただけではなかなか効果は出ません。RPAを導入した後に何が必要なのか、どうやってお客様の働き方を変えることに活かしていけるのか、それに対して僕らはどんな支援ができるのだろうかという視点を持ちながら、新しいことに取り組んでいきたいと考えています。

――新しいこととは具体的にどんなことを考えていますか?

梶田:例えば、RPAにAIを採り入れることは必要になると思います。

働き方に課題意識を持っている人と一緒に働きたい



――これからどんな人と一緒に働きたいですか?

相田:大きな観点になりますが、日本の労働生産性とか、働き方に課題意識を持っていて、それを一緒に解決したいと考えている人と働きたいですね。現在はその手段がRPAですが、RPAに限定せず一緒に考えながら進めていける人と働きたいです。実際、そういう大きな課題意識を持っている人が活躍しています。

――労働生産性や働き方に対する課題意識を持っていると、仕事の中でどう活きてくるのでしょうか?

相田:大上段から話すことができます。視点が高くて、俯瞰的に物事を考えられます。「こんなロボットです」という小さな話ではなく、「もっとこうしましょう、ああしましょう」とお客様と話せる。そこがいいなと思います。

水野:私は前からそうなのですけど、戦闘力のある人と働きたいです。

――「戦闘力」ですか?!具体的にどんな人でしょうか?

水野:お客様を「神様」と崇めるのではなく、1つの目標を共有しているパートナーという公平な立場でお客様のために常に提案をできる人。コミュニケーション能力と顧客関係構築能力があって、きちんと提案できる人がいいなと思います。

梶田:新卒採用の面接をしていても感じるのは、技術をものすごく極めたいという人はRPAよりもAIなどに興味を持つ傾向があります。RPAに興味を示すのは、働き方や生産性向上について幅広く考えたい人です。RPAはあくまで1つの手段。お客様が何のためにやろうとしているのかという目的を考えることが大事だと思います。手段としてRPAを考えることができれば、お客様と話すときにも筋を通せる。お客様がツールに走りそうになってしまっているときには、「ちょっと待ってください。そもそも何のためにやるんですか?」と発言することもできます。

水野:私たちの仕事は、ITや働き方など目まぐるしく変化する時代の流れに沿って、時には先駆けて、お客様の事業やそこで働く人たちを牽引するお手伝いです。そこに興味がある人にぜひ来てほしいです。

――ありがとうございました!

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