「やりたいこと」が見つからなかった私が、たった2人の会社に飛び込む決意をした話。

藤井 彩生(ふじい さき)

1990年生まれ。
2009年 横浜市立大学にて臨床心理学を学ぶ。
2015年 ウェブ専業広告代理店セプテーニに入社。ディスプレイ広告の運用を担当。
2017年 wwwaap(ワープ)入社


こんにちは。
株式会社wwwaap(ワープ)の藤井彩生です。
wwwaapでは、編集という立場で、広告漫画のディレクションと編集業務をやっています。私は、代表の中川が立ち上げたばかりのwwwaapへ1人目の社員として入社をしました。

大手Web広告代理店から、立ち上げ当初のスタートアップへ。そんな180度方向性が異なるキャリア歩む決断を、なぜ・どんな想いで下したのか、ここで振り返ってみたいと思います。

▼音楽にどっぷり使っていた学生時代。今も変わらぬ「クリエイターに対するリスペクト」を抱き始めた原体験

学生時代、とにかく音楽が大好きだった私。
毎日のように音楽イベントに参加しているうちに、次第に自分達自身で音楽を作ったり、DJとして音楽を編集するアーティストと個人的にも交流するようになっていきました。

自分と全く違う人生を送る「表現者」達の本音や想いに触れる瞬間を重ねるうちに、純粋に彼らをリスペクトするようになっていたのだと思います。
これは、今wwwaapで向き合っている「クリエイターの価値を上げる」仕事につながる、私の根源となる体験です。

ただ、当時の私は、表現したい何かや熱中できる創作活動自体があるわけでもなかったため、新卒ではセプテーニという広告代理店に入社することになります。

▼人との出会いがきっかけとなり形成された私のキャリア。広告代理店の運用担当から、フリーランスとして独立するまで

熱量が高く、どんなことでも本気でぶつかれば本気で打ち返してくれる。そんな人の魅力と風通しの良い社風に惹かれ、新卒ではWeb専業広告代理店のセプテーニに入社。

セプテーニで担当していたのは、運用型広告の運用業務です。最初の1〜2年目は、社内の仕事に没頭し、友人に会う暇もないほど忙しく過ごしていました。

忙しくも充実感のある仕事をしている一方、同じ会社で同じ仕事をしている人とばかり接していることで視野が狭まっているのでは?という危機感を抱き、そこから積極的に社外の人と会う時間を作るように生活スタイルを変えていきました。
そこで得た沢山人達との出会いが、私のキャリアの転機です。

結婚してからも子供を産んでからも仕事をしたいと思っていた私。ただ、今私に出来ることで価値があるものは広告運用の一点しかない。

その仕事・スキルは、数年後も価値を保ち続けられるのだろうか?

起業している人、スタートアップにいる人、フリーランスで働いている人...
自分と異なるキャリアを選んでいる人たちの様々な生き方と、多くの選択肢に触れたことが、自身のキャリアや市場価値を真剣に見つめ直すきっかけになったのだと思います。

まだまだ子供を産んでからも働きやすい制度が整っているとは言えない社会の中、自分の名前で仕事が取れるようになれば、働き方の選択は広がる。

会社に頼らずとも個人で仕事が出来るようになりたい!

強くそんな想いが芽生えてからは、行動あるのみ。
その時自分に必要なもの、やりたいことはまだ見えておらず、次に受けたい会社も具体的には決まっていない状態にも関わらず、「まずは会社を辞めよう」と先に会社を辞めていました。笑

▼フリーランス・転職活動を経て、自分を動かしたのは、必要なスキルよりも「やりたい」という気持ち


貯金もないにもかかわらず会社を辞めてしまった私。もちろんすぐやりたいことなんて見つかるわけもなく、まずはフリーランスとして仕事をしながら転職活動を始めることに。

フリーランスとして、いくつか紹介された仕事を掛け持ちしながら、当時中川1人で事業運営をしていたwwwaapで業務委託として働き始めたのもこの頃です。

転職活動も順風満帆。いつか個人で仕事をしたいという方向性と私の磨きたいスキル、そして適性がマッチするのではないかと考え、幸運にも大手人材会社に内定をいただき、入社する気持ちでいました。

そんな矢先、しばらくフリーランスで仕事を続けていたwwwaapの中川から、一号社員として声がかかります。そこで、初めて今後のビジョンなどを聞きました。

漫画家という職業は、今まで「商業誌で連載後、単行本が売れる」以外に漫画家として食べていく選択肢がなく、また単行本が売れないと食べていけないという大変間口の狭い仕事でした。成功確率は野球選手以下です。
かつて本が売れていた時代ならまだしも、現在漫画家として生きていくのは更に難しくなっています。

ただ、漫画というのは、脚本、カメラ、演出、キャラデザイン、監督、美術など、ハイレベルな複数の能力の集合体です。
これを制作することに対価が支払われないのはおかしい。
それを作れる人たちが、漫画家を諦めていく現状は、せっかくのすごい才能たちがもったいない。

今はSNSで漫画を描いて発表している人もいますし、直接依頼されて漫画をかく、という仕事の仕方も増えています。
でも相場は安い。それは漫画家さん自身が相場をわかっていなかったり、わかっていても、自分で交渉するのは難しいという背景があります。

私は、自分では表現したいことは特になく、創作活動も出来るわけではありません。
しかし一方、クリエイターという、リスペクトする存在を支援し、価値を上げることが出来る仕事に対し、強い魅力を感じました。

・個人で仕事を取るための営業力
・個人で仕事をしていくスキル
・自分の適性

この3点を求めて転職先を考えていた私ですが、「会社のビジョンが、自分にとって実現したい世界とマッチする」という状況を前に、細かいことは抜きにしてとにかく「やりたい!」と思いました。

生きていくために、こういう仕事を「やったほうがいい」「できたほうがいい」ではなく、この仕事を「やりたい」「実現したい」という気持ちを軸に今後のキャリアを選ぶこととにしたのです。

大手から、1名しかいない企業にジョインすることへの抵抗感は思いの外なく、ただ「やりたい」というワクワクした気持ちで下した決断でした。

▼wwwaapが体現しようとする未来


wwwaapは、SNSで人気の漫画家のマネジメント・キャスティング業の会社です。企業の持つ課題と漫画家の力で出来ることをマッチングさせ、課題解決の力添えを行なっています。

現状、漫画を書くという仕事のみで生計を立てられるのは、ごくわずかの漫画家のみ。
ほとんどの漫画家が、昼職やバイトなどの掛け持ちをしながら、合間をぬって創作活動をしているという現状があります。

そんな中でも、もっと世の中に漫画というクリエイティブを生み出すための手助けをしていきたい。
そんな想いから、漫画家にも高い原稿料をお支払いしながらビジネスを仕掛けていくのがwwwaapです。

具体的には、企業の商品やサービスを紹介する漫画を制作し、SNSを通じて漫画家さんの発信力を生かし認知や理解を獲得するサービスや、キャラ制作や商品パッケージデザイン、アニメ制作など、漫画家の中にある「面白いこと、やりたいこと、やれること」をビジネスと結びつけた形で、プロモーションのご提案をしています。

また、広告・プロモーション事業のみならず、キャラクタービジネス・アニメ制作・アート事業など、クリエイターが世界中のあらゆる人々に評価される機会を作るプロデュース事業を行っています。

▼wwwaapが大切にしているこだわり。それは、常に漫画家の目線に立つこと

wwwaapの文化で一番好きなところは、漫画家を本当に大事にしているところ。
漫画家が面白いものを生み出す能力を尊重しているので、無理を強いるような提案や、ファン層とマッチしない仕事はお断りするなど、漫画家目線を忘れない事業運営を徹底しています。

私が参画した当初は社長と2人のみの組織であったため、新しい仕事や企業案件を、より面白くするアイデアの引き出しが2人分しかありませんでした。
しかし今は、野球球団事業出身者や漫画編集者など、少ないながらもバラエティに富んだ人が増え、より多くの人の知恵を借りながら面白いことをどんどん考えられるようになっていると思います。

地上波でのアニメの配信など、今までになかった仕事も増え、仕事自体が更に楽しくなっています。
ここからまた人が増え、事業が加速していく。そう思うと今後が更に楽しみです。

▼私が携わった、思い出深い仕事

ある番組紹介の漫画を描く企画で、マッチングする漫画家さんを探していた時。
番組出演者の一人のTwitterをフォローしている漫画家さんがいた事を思い出し、その作家に仕事をお願いしたところ、その番組の観覧に行ったことがあるほどのファンだということが発覚。

「自分が好きな物を紹介する仕事をできるのはとても嬉しいです!」と、とても喜ばれたことがあります。

漫画家さんがやりたいことで収入を得てもらうことが理想だと考えているため、自分だからこそ出来たマッチングになったことが私にとっても喜びになりました。

その仕事では、やはり好きな人が描いた分、その作品の良さをよく捉えた素敵な漫画になり、SNS上で多くの人に拡散されました。
多くの人に目にしていただけた結果、クライアントにも喜んで頂けるという好循環が生まれ、すごく嬉しかった思い出があります。

ネトストが得意でよかったなと思いました。笑

▼漫画家さんのやりたいこと、面白いことを実現していきたい


今後は、アニメーションや、壁画などの大型作品や展示会など、漫画家さんの「面白い」を純粋につきつめた仕事を増やしていきたいです。

漫画家さんのやりたい仕事でお金をちゃんと稼いで貰える世界、というのが私の一番実現したい世界観なので、その実現にコミットしていきたい。

あとは本当に個人的ですが、音楽がわたしのクリエイターさんへの尊敬が生まれた原体験ですし、ライブペインティングなどをよく見るように音楽と絵は相性が良いので、アートフェスもできたらいいなと思っています。

▼最後に... イチオシの漫画家・作品紹介

トミムラコタさん。


【プロフィール】

1990年生まれ、沖縄県出身。デザイン事務所でデザイナーとしてグラフィックデザイナー、Webデザイナーとして勤務した後、フリーランスのデザイナー/イラストレーターに。漫画の他にも幅広い分野で活躍している漫画家さんです。一児の母でもあります。

Webサイト:http://tomimuracota.com/
Twitter:https://twitter.com/cota0572/status/912665624681242624
Instagram:https://www.instagram.com/tomimuracota/

イチオシの作品はギャルが恐竜を拾った話!(第2話まで読めます。)


https://twitter.com/cota0572/status/987209542755745793

表情豊かな恐竜くんがかわいい。喋らなくても考えてることが伝わってきます。喋れるけど。
喋れるとわかったあとも特に名前とかきかず普通に恐竜として接して生活してるギャルもいい。

むしろわたしもここに一緒に住みたいです。小さい悩みとかどうでもよくなりそう。
ヤンマガで連載も始まります!

▼一緒に未来を創る仲間を募集!

wwwaapは現在絶賛採用中!
面白いことをつきつめられる人、漫画家さんを尊重できる人、今のワープにない視点がある人。
そんな人と一緒に働けたら嬉しいなと思っています!

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