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CTO/CRO/VPoE 鼎談 -LegalForceのエンジニア組織の過去と現在、そして未来-

2021年7月1日に和賀がLegalForceのVPoEとして入社しました。和賀の入社を期に、開発組織の改革とともに、今後どのように発展させていきたいのか等をテーマに、鍵を握る3名による鼎談を行いました。

<プロフィール>
◆時武 佑太 取締役CTO(Chief Technology Officer)

東京大学大学院 情報理工学系研究科創造情報学(修士)修了。
2016年4月 株式会社ディー・エヌ・エー入社。ヘルスケア事業でアプリエンジニアとして従事。 Android, iOSアプリ開発からサーバー側開発やデータベースのパフォーマンス調整まで幅広く担当。
2017年9月 LegalForce 参画 。現職。TechCrunch Tokyo CTO of the year 2019受賞。

◆舟木 類佳 執行役員CRO(Chief Research & Development Officer)
東京大学情報理工学系研究科創造情報学専攻修了。
2016年4月株式会社リクルートホールディングス(現、株式会社リクルート)へ入社し、10を超える画像認識・機械学習のプロジェクトを推進。
2018年7月LegalForce参画。2019年7月より現職。好きな言語はRuby。

◆和賀 勝彦 VPoE(Vice President of Engineering)
SE、DevOps、PM、アーキテクトなど様々な開発職種を経験。ヤフー株式会社にてYahoo! DMPの技術営業部門を統括。株式会社カオナビでは最高技術責任者兼プロダクト本部長として、東証マザーズ上場に貢献。株式会社ROBOT PAYMENT 執⾏役員 CTOを経て、2021年6月より株式会社LegalForceに参画。現職。プロダクト開発組織全体を統括。

弁護士とエンジニアがコラボレーションしている組織

舟木 和賀さんがLegalForceのVPoEに就任されて1ヶ月が経とうとしています。率直にいかがですか?

和賀 独特な会社だと思いますね!

舟木 やはりそう思われますよね。私も、LegalForceは特殊な会社だと思います。社内に弁護士がいて、隣に法律事務所Zeloがある。こんな会社はそうそうないですよね。

和賀 それに経営会議のメンバーには、弁護士とエンジニアが多い。これは非常に面白いです。今まで弁護士の方と出会うことはないと思っていましたし、会うとしても、何か法律的に困ったことがあった時だけだと。エンジニアが弁護士に会う機会なんて、ほぼ無いですからね。

舟木 LegalForceだと一緒に仕事をしていますからね。実際、AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」やAI契約書管理システム「LegalForceキャビネ」の開発はエンジニアだけではできなかったと思います。エンジニアと弁護士というドメインエキスパートがどのように協働できるか、をずっと考えていました。

時武 今から3年前の築地にオフィスがあった頃、法律事務所Zelo・外国法共同事業*(以下ZeLo)のオフィスとは隣接していました。Wordのアドイン機能が完成したときに「できましたー!」と隣のオフィスにお邪魔して、弁護士の皆さんに機能の紹介をしてフィードバックをもらっていましたね。

*法律事務所ZeLoは、LegalForce代表取締役共同創業者の小笠原が代表弁護士として2017年3月に立ち上げた法律事務所。LegalForce代表取締役CEO角田はZeLoの副代表。

舟木 あと、検索の新機能を作ってZeLoの弁護士の皆さんに見てもらったとき、すごく驚かれたことがあります。「こんなことできるの!?」と。技術でこんなにも喜んでもらえるという体験は、すごく嬉しかったですね。

自律自走するエンジニア集団と課題

時武 現在のLegalForceのエンジニアには、自分で考えて自分で動ける人が多いと思うんですよね。創業間もない頃は、メンバーが自発的に「必要そうだから作ってみました」「改善しちゃいました」というようなことがよくありました。しかし、今は現場メンバーが自発的に改善や創作ができる雰囲気を作れていないかもしれません。メンバーが増え、組織が大きくなったことにより、権限構造ができたように見えるかもしれないですし、現場メンバーもどこまで自発的にやっていいのか、よくわからない状況なのかもしれない。Googleの20%ルールは、元々従業員がやっていたことを、会社が公認してルール化されたと聞いたことがあります。LegalForceでも、もっと自発的な改善や創作ができる環境を作っていきたいですね。

和賀 実際はそうでなくても、縦割り構造があるように見えてしまっているかもしれません。もっと越権してもいいのになと思います。

失敗を許容する組織づくり

舟木 私は研究開発組織を作るときに、顧客指向、ビジネス指向を意識しました。ビジネスへ貢献するために技術がある。且つ失敗しても良いという文化も大事だと思います。特に研究開発では、早く失敗して、どんどん改修できる組織がよいと考えています。プロトタイプを作り、それがどうだったか判断して、改善する。このような、トライアンドエラーサイクルを回せる組織をつくることを考えてきました。

和賀 失敗を許容する文化は大事ですね。自分も、大きな失敗をしてきた経験があります。だからこそ、「これ以上の大きな失敗はないだろう」と思うことでやれている。1つの失敗が、会社を傾けることはありません。それに、失敗は人に原因があることはほとんどなく、組織、構造、ルールに原因があることが多いので、起きたことに対する振り返りができれば、むしろ最終的には組織にとってプラスになると考えています。

時武 自分の場合は、「チームで作ろう」を意識して組織づくりをしましたね。開発組織で作ったミッションとプリンシプルがあるのですが、「Webサービスは、一人で作りあげることは難しく、チームで作るもの」という内容です。日々のコミュニケーションを大事にしてコツコツ積み重ねようという、チーム全体で働くということが大事だと思います。

理想とするエンジニア組織

舟木 和賀さんの考えるエンジニア組織の理想形は、どのようなものでしょうか?

和賀 僕個人としては、ビジネスがどう流れているか、を頭の片隅に置きます。それがあると、どんなテクノロジーや組織が求められていて自分が何をすれば良いかが見えてくる。それをみんなが意識できるような組織を目指したいですね。

舟木 僕は、組織は仲間でもあって欲しい。仲間がいると、仕事に身が入るし一緒に頑張ろうと思えるからですね。

時武 開発組織は、学校のクラスみたいだと思うことがあります。今のLegalForceはクラスが2〜3つ程ある状態なのかな。クラス間の交流を多くする事が必要ですね。部活などでの横のつながりも必要だと感じます。個人でやりたい人もいるが、何かの時に議論ができるような、頼れるチームがあると良い。クラスの壁を取り払える施策がこれから必要だと思いますね。

新生LegalForce開発組織へ

舟木 マネジメントは、種類が多いですよね。テクノロジー、コスト、タスク、ピープル…全部一人でやるのは大変です。それぞれの専門家を採用し、分担しながら、フォーカスすべきところにフォーカスする必要があると考えています。

時武 「経営陣も、会社の成長に合わせて成長しなければならない」と言われています。会社は成長すると、縦に伸びるだけじゃなくて、横にも伸びている。自分が成長するのは大前提だとしても、任せられる専門家を採用していく時期に来ていると感じます。これから、ゲームチェンジャーを採用していくフェーズになりました。

和賀 お二人には、得意な領域をどんどん攻めて欲しい。組織運営は、私やエンジニアリングマネージャーが担います!

舟木 LegalForceには必要な時に、必要な人が入ってくれる運の良さがあります。VPoEの和賀さんも、来て欲しい時に来てくれましたしね。

時武 検索、機械学習、VPoE、QAといった専門家が集結しつつあります。もはや、彼らのいないLegalForceは考えられません。新生LegalForceとして、ようやく発進できる状態になりました。

和賀 さらに成長して 社会が求める水準を超え、その期待に応えられる企業になるために生産性を維持しながらガバナンスを強化する。これは難しいし、チャレンジしがいがあります。「生産性を保ちながら、ガバナンスが強くなった」未来を一緒に考えながら作っていく。そんな環境で、楽しんで一緒に前に進んでいただける方の募集をお待ちしています。

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