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これまでのチーム、これからのチームづくり ー エンジニアチームにインタビュー(後編)ー

前回の社員インタビュー第一弾では、エンジニアチームの3名にLinc'wellへ入社したきっかけや理由をお伺いしました。

今回はその後編として、3名の入社後についてお伺いした内容をお届けします。

入社前後のイメージのギャップだけでなく、これからのチームづくりについてなど、盛りだくさんな内容となりました!

【プロフィール】
(左より)
・岡野さん
 入社:2019年1月
 職種:Webエンジニア
 経験:Webマーケティングコンサル企業にて自社サービスの開発・ディレクターを経てLinc'wellへ入社。
 趣味:最近 Terraform が好き。

・戸本さん
 入社:2018年8月入社
 職種:CTO
 経験:中部電力で大規模PJのエンジニア・PM等を経験。Linc’well初のエンジニアとして入社。
 趣味:イラストとタピオカが好き。

・菅野さん
 
入社:2018年11月
 職種:Webエンジニア
 経験:前職では不動産tech系のB2Bサービス開発を経て、Linc'wellへ。
 趣味:エンジニアやデザイナー、GraphQLが好き。

ー 入社2年目になる戸本さん、入社1年目の菅野さんと岡野さん。それぞれ入社前後の会社の印象に変化はありましたか?

菅野:
代表の金子さんから入社前に受けた事業の将来像やビジョンからは大きくブレることもなく、印象は変わっていません。

その代わりと言ってはなんですが、入社してから見えてきた現実的なものは多かったです。具体的には、将来的に店舗数を100、1000と増やしていくと思っていると同時に、足元では日々の運用改善、課題対応をしなくてはいけなくて、そのあたりは地道な感じなんだな、とか。

ただ、そこも含めて覚悟の上だったので、やはり会社の印象は特に変わっていないですね。

岡野:
僕も会社の印象に変化は特にないですが、菅野さんと同じくクリニックの現場って大変だなと思いました。実際、クリニックの運営を指揮したり、次の店舗のためのテナント探しを創業者二人だけでやっていたんですね。

それを見ていて、すごく大変そうっていうのは入ってからのギャップでした。入社する前は、その部分について想像がそこまでできていなかったんですよね。

菅野:
「こういう仕事もあるのか!」っていうことは確かに感じましたね。
スタートアップって事業内容がピボットしたり、プロダクトが将来的にどういう形になるかわからないということがあるじゃないですか。

でも、Linc'wellに関してはビジョンもはっきりしているし、大きく方向性はブレないだろうなと確信を持てていますし、そう思わせてくれる経営者の二人は本当にすごいなと思っています。

戸本:
組織の雰囲気はとても変わりました
ね。僕が入った頃と今では、文化とか空気感とか着実に多様化してきていて、メンバー間の化学反応みたいなものが増えていると思います。

方向がはっきりしていたぶん、前はもっと固かったですよ(笑)

岡野:
たしかに!
僕が入社して1ヶ月くらいの時に、戸本さんにSlackの会話が増えてすごく嬉しいって言われたことがあります(笑)

戸本:
それは本当に思ってました。

金子さん、山本さん、僕の3人だった時は、組織としてすごく無駄がないけど、遊びもない印象でした。本当に何もない頃なので、それはそれであるべき風景だったと思います。

今はメンバーが三倍以上に増えて、結構キャラクターが豊富になってきました。それはまだできたばかりで阿吽の呼吸ではないかもしれないけれど、新しい反応が生まれています。それにともなって、会社の雰囲気が和気あいあいとなった印象がありますね。

菅野:
Slackは確かに印象が変わりましたね。

入社直後のメンバーが少なかった時は、プルリクエストとかプログラムの変更通知くらいしかSlackの通知がこなかったんです。ここまでSlackの会話少ない会社も初めてでした。

戸本:
ロケーションが離れている時はもちろんmessengerやslackを使っていましたけれど、一緒にいる時、そもそもが4人しかいませんからね。そしたらもう直接話したら早いじゃんって(笑)

岡野:
そうそう、それで僕が入社してエンジニアが3人になって、会話のキャッチボールがトライアングルになるじゃないですか。そうすると全部口頭で消えていってしまうよりも、意見やその根拠となるURLを残しあってSlackで話す方が効果的なことも増えていったんですよね。それを、すごく戸本さんが喜んでた印象があります。

戸本:
すごく嬉しかったですね。
この辺りから、エンジニアが冗談とかも言えるようになってきましたね!



ー 組織としての印象の話が多かったのですが、技術的にやりたいことができているかどうかもエンジニアとして会社選びの軸になると思うんですが、その辺りはどうですか?

岡野:
僕個人は技術的なこだわりが少ないんですね。

どちらかというと、「こういう規模の会社で、こういう業界で」という見方で会社選びをして、Linc'wellに惹かれて入社したんです。

なのであまり技術的なことを意識してはいないんですが、ちょっとこういう技術面白そうとか、新しい技術に関わる機会とかが欲しいとなった時は勝手にやっちゃってますね。

そういうのも受け入れてくれる企業風土でもあるんです。

菅野:
わりとみんな自分の裁量でやっていいことについては自分の考えを軸にして技術選定していますよね。

もちろん自分の趣向とは関係なく、ベストを尽くすべきタスクは一定どうしてもあるので、それをやっていくのはもちろんなんですが、そこにプラスαで、当初の予定になかったものまで入れ込んでみる、ということをすることもあります。

経営陣の二人が、そこまで技術的なところにタッチしないので、エンジニアチームで話し合いながら柔軟にやれていますね。

over allとして、今は事業のために一旦プロダクトを出しきる時期だというのもエンジニアは理解しています。そこを越えて、今後1年半〜2年後くらいすると、技術スタック自体に選択肢が増えてくるんじゃないかなと思ってます。

岡野:
たしかに。そう言われてみると、今は種まきを少しずつしているレベル感ですね。芽がでるかわからないけど、出たらいいなくらいの気持ちでやっていい部分にのみ試したい技術を入れています。

事業フェーズが進んだ時には、自分のやりたいこととマッチする人が会社のグロースを担えるような形になってるといいなと思います。

菅野:
そのころになると、採用条件の軸は技術スタックに合わせてより細分化と明確化がなされて、「これができる人がここに欲しい!」みたいな探し方がしやすくなりますね。

今は結構なんでもできるフルスタックな人が多いんですが、専門分野が強い人を採用する時期が遠からず来るんじゃないでしょうか。

ー 共同創業者のお二人の話がちょこちょこと出てきていますが、お二人の印象やお二人との距離感やコミュニケーションについても教えてください。

菅野:
金子さんと山本さんて二人ともマッキンゼー出身ですが、全然タイプが違うんですよね。

金子さんはどっちかというと、何事にもバランス感覚があるんですよね。あとは、ウェットな感じがします。山本さんの方が、どっちかというと絵に描いたようなコンサルタントというか、結構仕事マシーンみたいなところがあるんです。

だからこそ、二人揃うとめちゃめちゃバランスがいい経営層だと感じています。


戸本:
僕も二人は夫婦に見えますね。

菅野:
あー、その感覚わかります。夫婦に見えますね。

戸本:
サザエさんの登場人物で言うと、波平とフネで。
僕がマスオな感じ(笑)

岡野:
大丈夫ですか、戸本さん肩身狭くないですか(笑)

戸本:
いやまぁ、金子さんが山本さんのことを「りょうすけ」って呼ぶんですね。もともとマッキンゼー時代からの仲なので。だからこそバランスがいい経営層なんだと思いますし、そこに入るんですから誰でもマスオからのスタートですよ(笑)

岡野:
これから全員下の名前で呼びます?(笑)

戸本:
実際、それを考えたこともあるんですよね。

僕の下の名前は「ゆうたろう」なので、金子さんや山本さんにある日突然「僕のことゆうたろーって呼んでもらってもいいですか!?」って言ったらどうなるかなって(笑)

岡野:
僕はありだと思いますね!(笑)

ー 菅野さんと岡野さんから見た戸本さんの印象はどうですか?

岡野:
戸本さんは結構おっちょこちょいというか、天然ですね(笑)だいたい名前は間違えるし、時間や場所もよく間違えますね(笑)なんか「人間基礎」みたいな教科があったら点数低めだろうなっていうのは戸本さんから感じますね。大丈夫かな?単位取れるかな?みたいな(笑)

戸本:
単位って!ひどくないっすか!?(笑)でもこれは言い逃れできないですね。。。人としての基本的な能力が欠けまくっています(汗)

菅野:
面接行っても居ないですしね(笑)それで当時僕が働いていたオフィスの近くまで2回くらい謝りにきてくれました。(笑)


戸本:
それはごめんってば!(笑)当時のやり取りがまだWantedlyのメッセージ欄に残っているんですよね。マジで黒歴史ですわ。。。

(当時を振り返りながら楽しげに話す戸本さんと菅野さん)

菅野:
そんなおっちょこちょいの戸本さんですけど、仕事になるとビジネスのことも含めて考える人ですね。

エンジニアとして、もちろん技術的なこともやるんですけど、ビジネスモデルとか収益のところとか、その辺も考えてくれるんですよ。その辺がエンジニアなのに、すごいなって思います。

まだアウトラインが全く見えていな事業像みたいなことについて話してもらったりする機会も結構あったりして。

戸本:
エンジニアチームが形成され始めてからは、ビジネスチームとのブリッジをするような動きはどうしても一旦僕がやることになり、それでいいと思っています。

リーンスタートアップの考え方に「ハスラー」「デザイナー」「エンジニア」ってあるじゃないですか。前職でもそうだったんですが、良いプロダクトはこの3ロールなくしては産まれない。というか、産んだ後、育てる時も絶対に必要で、特にエンジニアはフローに入るために他を兼務してはいけないんですよ。

うちでいうと、菅野さんと岡野さんにはエンジニアとしてフローに入ってもらう必要があった。一方で、残りのロールに対してきれるカードが必然的に僕一枚なので、ハスラーとデザイナーは兼務で僕です。

こんなふうにいうと、エンジニアを贔屓して、ハスラーやデザイナーが兼業でもいいロールだと言っているように受け取られるかもしれませんが、無論そういうメッセージではありません。

ビジネスしていくために何が何でもプロダクトを前に進める必要があり、かつ、大抵の物事にはQCDに制限があります。僕たちはすごくいいものを作りたくて、でも切れるカード、ここでは人的リソースのことですが、たった3枚しかないわけです。

だったら直接B/Sに作用するロールに大半をbetし、しかも、圧倒的に純度の高い状態でワークできる環境を作りますよね。と同時に、エンジニアリングの外側の部分、そもそもの予算や計画の舵きり、患者体験のフロー、画面、段階的な移行、割り切りの意思決定など、それはわかっている人がやればいい。

僕はたまたま戦略や企画をやってきたり絵が描けたので、なんとか一人で60点のハスラー+デザイナーをやるという采配が出来たに過ぎません。本当はプログラムを書きたい自分が居ますし、自分の60点の成果物につらみを感じますけれども、事業が続いて、いつか入社してくるハスラーやデザイナーにバトンを繋げられればそれでいいんですよ。

たぶん、そうやって会社やチームがグロースしていく様子を作り上げていくこと自体が好きなんでしょうね(笑)

ー 戸本さんから見たお二人の印象はどうですか?

戸本:
菅野さんは、フローに入るタイプで集中力がすごいです。
コードの変更量で言ったら、僕の10倍を普通に超えてると思います。

それもあって、今はサーバーサイドメインでやってもらってますね。

岡野さんは、フロントサイドやユーザーエクスペリエンス、他社システムとの連携とかをやってもらってます。岡野さんは泥臭かったり、苦労が伴うところが強いという印象ですね。

初期の頃は役割を明確に決めてはいなかったんですが、それぞれの得意分野の傾向みたいなのは結構自他共に認識されてきました

岡野:
僕はたしかにMですね(笑)

戸本:
ある意味ではそうですね(笑)

病院の予約アプリで、患者さんやスタッフさんからフロントエンドのリクエストがよくあって、岡野さんが拾ってくれることが多いですね。

あと、ORCAという他社システムと連携する時に、ネットワークとインフラに技術的なボトルネックがあって、会社のフェーズに対して重たいタスクだったので凍結していたんですよ。でも、本当はその連携が実現するとフロントへの価値向上が大きいことが分かっていて、岡野さんが自分がやるって言ってやってくれたんです。

そういう前向きな汗っかきな部分がいいですね。

岡野:
インフラが少し好きで、ちょっと触りたかったというのもありました。(笑)

(ORCA連携の話を楽しそうにする岡野さん)


戸本:
菅野さんはデータドリブンですよね。

菅野:
最初からちょっと考えて作り込んじゃうタイプなんです。
そのせいであんまり割り切れない部分があったりして、自分では反省する時も(笑)

例えば、こういう設計をしておくと今後のプログラミングで長く活用できるなと思ったら、時間をとってちゃんと作り込みにいく。そういう意味では岡野さんとタイプが違いますね。

戸本:
僕はアルゴリズムが好きなので、コードを書いてる時間よりも設計に寄っていっちゃいますね。

複雑な問題を定式化してどんなインプットが来ても解けるような数学的な仕組みが好きで、システムの挙動に落とすところまで考えたいんですよ。

クリニックのシステムに予約を一覧で見る画面があって、元は予約した時間順にキューが並んでいるんですが、実際の現場では患者さんが早く来たり、逆に遅刻したり、或いは予想だにしない急患の割り込みで、早く来てくれても待つ羽目になったりするんですね。だから期待値に見合った体験のために、個々の状態に対してキューの順番が動的に変わっていくアルゴリズムが入っています。もちろんこれは各患者さんの予約権を維持しながらの話ですけれどね。

僕にとって全てが設計なんですよ。さっきビジネスを含めて考えるという話がありましたが、それもひとつの設計、デザインも設計、戦略/戦術/兵站の類も設計に見えるんです。

自分の中に歯車みたいなものが見える時があって、4次元の空間というか。静かにカチッとなって3ヶ月後くらいに結果がでたりする、そういう裏打ちをしておくのが好きなんです。

ー 3人のバランスがとても良さそうですね!そのバランスの良さはどこで培われたんですか?

戸本:
二人からすると、最初のうち僕が何をいってるかわからない時もあるとは思うんですけど、必ず聞くのは、「どうするべきか」よりも「あなたならどうしたいか」って聞くんですよね。エンジニアって“やるべきこと”と“やりたいこと”を重ねていい職種ですからね。ほら、「技術スタック」ってよく言うけど、あれってそういうことでもある。

医者が患者に注射を打たなければならないときに、「注射したいから打つんだ」って言わないよね(笑)でも、エンジニアリングだったら「この技術がイケてるから採用したい」って言える。

共有と議論を繰り返す中で、それぞれがやりたいことを言葉にして、「あーそんなふうに思っていたのね。たしかに一理あるね」みたいな。「こうあるべき」で話すと喧嘩になるんだけど、「こうしたい」って議論は新しいアイディアと工夫を呼び込むんですよ。それがバランスってことになるのかは分からないけれど、みんなが仕事が楽しいって思えるきっかけになっているんだと思います。

菅野:
あと、普段はみんな仕事がやりたいので、自席でながら飯をしてるんですがんですが、煮詰まった時にみんなでランチをすることはありますよね。

戸本:
あー、確かにそれはありますね(笑)

なんか煮詰まっているな、ということを、多分全員が感じる日があるんです。そういう時に行きますね。「これやべぇな。手札がねぇ」「MP消費がやばい」とか言いながらも、お互いに壁打ち役をしています(笑)

ー 今の話を聞いていると、それぞれの得意分野を活かし合えているバランスの良いチームだと感じましたが、今のチームにはどういう方がいたらもっと良くなるなと思いますか?

菅野:
「この人がいるとチームの雰囲気が変わるよね」みたいなプロモータータイプの人ですね。そういう人が入ったら多分すごい面白くなると思います。

岡野:
あとはWeb系でキャリアを積んできた方もいいですね。
今後IT企業としてLinc'wellが成長するにあたって、いわゆるIT企業文化で育ってきた人が今いないんです。

そういったIT企業ならではの仕組みが今後必要になってくると思うので、仕組みづくりの際に、IT企業の共通言語を持ってる方が、「いやいやそれ違うでしょ」だったり、「もっと良くなるにはこうだよ」って、突っ込んでくれるというのはすごく貴重だと思っています。

その中で折り合いをつけながら、良い面を取り込んで、組織の形を作っていけたらいいですね。

戸本:
僕も二人と全く同じですね。

Linc’wellは、自分も含めわりとシニア層なんですよね。だから、やっぱり新しいエネルギーが必要だと思ってます。シニアで固まると、もちろん経験値が高い分、確度の高い仕事はできていると思うんですけど、枠越えができないんですよ。ベンチマークじゃなくて、枠越え。イノベーションです。

その解決策が若いエネルギーがある子なのか、チームに今はないロールを用意することなのか、ということをずっと考えています。

岡野:
まだまだ「できたばかりの会社」というところがLinc'wellの良さだと思います。

資金調達もできて薄給ではないと思いますし。詳細はお会いしてからですけど(笑)

そうやって人数が増えてくると、会社の文化が作れると思っているので、それぞれの強みやカラーを活かしたチャレンジをしていく中で、新しい事業のタネだったりっていうのを作っていきたいと思っています。実際はまだまだなので、ぜひ手伝って欲しいです。

菅野:
兎にも角にも普通のスタートアップっぽくないので、内情が気になる人はまず一回会って話を聞いて欲しいですね。、ビジネスモデルが特殊なので、スタートアップ経験者にとっても新鮮だと思います。

“クリニック”という最大のユーザー接点があるので、入ってくる情報、チャネル自体がIT企業のそれと違っています。

岡野:
ユーザーと距離が近い分、フィードバックに答えることがビジネスの発展に繋がる
のも面白さの一つですね。

ー エンジニアのみなさんが現場との距離が近いサービスに携われる機会は実はそう多くないですよね。とても魅力に感じるお話が多かったです。

ありがとうございました!

以上、後編をお届けしました。

戸本さん、菅野さん、岡野さん、お忙しい中お話を聞かせてくださり、ありがとうございました。

Linc'wellは、サービス作りはもちろん組織作りにも関わることができる貴重なフェーズなだけでなく、エンジニアの方々がユーザーさんと実際に関わることが出来る機会をご用意しています。

もし少しでも興味を持っていただけたら、まずはお話しましょう!

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