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「技術で世界を豊かにする」リンクアンドモチベーションが技術コミュニティをスポンサーする理由とは?

今回のストーリーの登場者

Ruby 技術コミュニティ 銀座Rails 
主宰者 河野さん

株式会社リンクアンドモチベーション
組織開発デザイン室 ビジネスデザインユニット所属
エンジニアリングマネージャー 今野さん

銀座Railsとはどのような技術コミュニティなのか

河野:主宰者である私からお話させていただきます。銀座Railsは、地域Rubyコミュニティの一つとして位置付けています。日本のRubyの集まりには、毎年世界中のRubyエンジニアが1500人以上も参加する国際カンファレンス 「Ruby Kaigi」からプログラミングの初学者から上級者までが学べるカンファレンス「Kaigi on Rails」、さらにはAsakusa.rb、Fukuoka.rb、kawasaki.rbなどの多くの地域コミュニティまで、幅広く存在します。

2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、過去13回開催してきたRuby Kaigiは、初めてのオンライン開催となり、「RubyKaigi Takeout 2020」というテーマで、国内外問わず多数のエンジニア登壇者によりセッションが行われました。

「銀座Rails」コミュニティの設立時には、急に始めたコミュニティであるということもあり、何人来るのかも分からない状態でスタートしましたが、お陰様で現在は毎月150名前後、多い時には200名を越える多くのエンジニアの方々にご参加頂いております。

「銀座Rails」のセッションは、国内外で実績を残されている方、私自身が聞きたいと感じた優れたエンジニアの方、アンケートでご要望頂いた中からご招待したゲストによるメインセッションと、日々の活動を共有される公募セッションとで構成されています。

また目的としては、Ruby on Railsに関する知識を参加者同士で交換し、日々の開発に役立てていただくことが主な目的ですが、もう一つの目的は、登壇者含めた参加者間で人的ネットワークを広げていただくことです。

「社内にRuby on Railsに詳しいエンジニアが少なく、相談できる相手がいない!」というお声を聞くことがあるので、是非「銀座Rails」で知り合いを沢山つくり、困った際に相談ができる関係性を築いていただければと思います。

コロナ前は、「銀座Rails」開催後にリンクアンドモチベーション社(GINZA SIX)の会場にて、アルコールや食事を頂きながらざっくばらんに直接コミュニケーションをとっており、エンジニアにとっても非常に有効な場だったのではないかと思います。コロナ渦においても、リモート開催ではありますが、引き続き懇親会を開催していますので、是非積極的にご参加頂ければと思います。

技術コミュニティの活性化・技術の進歩に貢献し、技術で世の中を豊かにしたい

今野:私たちリンクアンドモチベーションが、「銀座Rails」の主宰者である河野さんに出会ったのは約3年前のことです。当時、プロダクト責任者の尾上(現採用責任者)から「銀座Railsを支援することで、弊社サービスに不可欠な技術であるRuby on Railsを牽引する存在になりたい。それと同時に、日本のソフトウェアエンジニアにリンクアンドモチベーションの存在を認知してもらいたい。」という想いをお伝えさせて頂いたと聞いています。

河野:そうでしたね。リンクアンドモチベーションさんがスポンサーとして関わってくださる前に、尾上さんから「河野さんは、銀座Railsをどのようなコミュニティにしていきたいとお考えですか?」と質問されたことがあります。私からは、「普段は出会えないような優れたエンジニアの話を聞くことで視座が高まり、また周辺のエンジニアが日常で行った技術的活動を気軽に話せる、知人の言葉を借りれば『頂きは高く、敷居は低く』参加できる、そんな情報交換できるような場をRailsエンジニアに提供したい」と説明させていただきました。

それに対し、尾上さんからは「そのような技術コミュニティーの発展により、より多くのRailsエンジニアがモチベーション高く働け、成長できるのであれば、是非スポンサーとして関わらせてほしい」という想いをお伺いし、だったらぜひ一緒にやりましょう!ということで、リンクアンドモチベーションさんに会場・ドリンクスポンサーをお願いすることにしました。

今野:そんな経緯だったんですね。Ruby on Railsは、リンクアンドモチベーションにとって重要な技術です。正直、Ruby on Railsがなければ「モチベーションクラウド」は誕生しなかったと言っても過言ではないと思います。それまでコンサルを中心に活動してきた会社がソフトウェア開発を行うとなれば、いかにわかりやすくシンプルに開発できるかは生命線になってきます。そんな環境下でRuby on Railsは最適なフレームワークだったと考えています。なので、この技術に、いつか何かしらの形で恩返しをしたいと考えていたので、このコミュニティに協賛させていただけるのは、弊社にとってやはり非常に意義深いですね。

また、私たちリンクアンドモチベーションの事業とOSSコミュニティへの協賛は根源的にとても親和性の高いものだとも考えています。

私たちの事業は「良い会社の定義を変える」というミッションを掲げ、事業面だけでなく組織面でも、その会社が本当の意味で”良い会社”なのかを判断するために、屋台骨となっている組織の偏差値に価値を見出すものです。つまり、モチベーションやエンゲージメント※1といった「直接目には見えないけれども、本質的な価値あるものに貢献する」事業だと考えているわけです。
※1)エンゲージメント:会社と従業員の相思相愛度合い

私は、まさにこの事業の特徴がコミュニティへの協賛やOSSへの貢献にも当てはまると考えています。コミュニティへの協賛やOSSへの貢献というのは、「目に見えづらいもの」ではあると思いますが、協賛や貢献の結果、技術の進歩に繋がったり、エンジニア自身の技術レベルが上がったりといった「価値が生まれる」活動だと考えており、我々の事業と近しいものがあると思っています。

技術コミュニティである「銀座Rails」の活性化によって、Ruby on Railsを使用するエンジニアの方々が生き生きと働け、その結果、生き生きと働くエンジニアの方が所属する企業の生産性やエンゲージメントが向上することで、我々が目指している「良い会社」が沢山増えるのではなないかと私たちは考えています。

スポンサー活動を通して、リンクアンドモチベーションに起きた変化

今野:河野さんが「銀座Rails」を立ち上げて今年で3年目ですが、弊社のエンジニアも積極的に参加や登壇をさせてただいております。弊社の若手のエンジニアは、「銀座Rails」で得た知識を活かして、パフォーマンスを改善する、アプリケーションを作り変えるといったことができるようになりました。実際、大手顧客向けの大量のデータ処理を実現するにあたり、どんなコードであれば大量のデータを処理することができるのかという観点は、銀座Railsのコミュニティから学んだコーディングのコツを生かして実現されています。

「銀座Rails」は、間違いなく弊社エンジニアの技術力向上につながっています。また、若手のみならず、ベテランエンジニアも「継続的にRails・Rubyを学び続けなければならない」と意識するようになりました。このプレッシャーは、よりRailsやRubyを発展させたいという想いの表れでもあります。

実際に弊社では、社内向けの勉強会も開催しています。「銀座Rails」の話を踏まえながら、「どうしたら最適にアプリケーションを構築できるか」といった事業課題に関するディスカッションの場を頻繁に設けています。また、Railsの技術向上だけでなく、RubyやRailsそのものへの関心が高まったようにも感じています。これらは当初、技術コミュニティの協賛をする前に想定していなかった嬉しい変化です。

リンクアンドモチベーションにスポンサーを依頼し続ける理由

河野:私が技術コミュニティを運営する理由の一つとして、「少しでも良い環境で働けるエンジニアを増やしたい」という想いがあります。私が、スタートアップ企業から大手企業まで幅広い企業のサポートに携わる中で、様々な環境で働くRubyエンジニアに出会ってきました。あるエンジニアさんは自己研鑽の時間も取れないくらい身を粉にして深夜まで働き、また、あるエンジニアさんは社内の他部門とのパワーバランスに苦しみ、エンジニアとしての発言が軽視されていると仰っていました。
リンクアンドモチベーションさんは、まさにこのような「組織の問題」に取り組まれている会社であり、エンジニアひとりひとりが豊かに生き生きと働ける世の中をつくろうとされています。
リンクアンドモチベーションさんがテクノロジー界隈で認知を広げると共に、リンクアンドモチベーションさんもエンジニアに対する知識を深めていく、そのような相互理解が進んでいくべきとも思っています。

今野:ありがとうございます。私たちも、エンジニアひとりひとりが豊かに生き生きと働ける世の中をつくっていくためにも、それを実現するためのプロダクト(モチベーションクラウド)を磨き続けていきたいと思います。そのためには、Railsエンジニアの方々のお力が必要ですので、引き続き「銀座Rails」や他コミュニティにも積極的に関わっていきたいと考えています。

読者の皆さん、最後までお読みいただきありがとうございます。銀座Rails LTでは、リンクアンドモチベーションのエンジニアも登壇しています。ご興味のある方はぜひ記事も読んでみてくださいね。


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