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未経験でエンジニアは目指せる?メンバーズの育成手法と学ぶ意欲の重要性

メンバーズでは、2020年度より未経験のエンジニアの新卒採用を強化しています。しかし、未経験でエンジニアを目指すことに興味はあるものの、不安も大きいという人は多いはず。

そこで今回は、メンバーズでエンジニアの採用や育成を担当されている3名に)にお話を伺いました。

池田隼人さん(写真左)
 BPカンパニーP&C室LP2G/マネージャー
赤池泰平さん(写真中央)
 メンバーズエッジカンパニー組織開発G/リーダー
早坂貴大さん (写真右)
 メンバーズエッジカンパニー組織開発G/リーダー


未経験でもエンジニアとして活躍することは可能?

池田:「可能です」という答えにはなりますが、もちろん努力は必要になります。大学などでエンジニアリングの勉強をしてきた学生も、未経験の学生も、エンジニアとして目指すゴールは一緒になります。

最終的には同じスキルが求められるため、スタートラインの違いは、研修を受けていく中で埋めていく必要があります。スタートが後ろにある分、努力する必要はあると思います。

赤池:「未経験でもエンジニアになれるか?」という質問自体が、実はナンセンスかもしれません。どんな職種であっても、興味を持って、その仕事に就きたいと思ったら、努力や勉強が必要になります。特に、技術は日々変化が生じているので、そこに追いつける好奇心も必要となります。

例えば30歳になっても、異業種からエンジニアに転職する人はいるので、遅いということはありません。実際に、わたしが働いているメンバーズエッジカンパニーもエンジニアの経歴は様々です。そもそも年齢は関係なく、興味あればできる仕事だと思っています。

早坂:現在は、不確実性が大きい時代です。ユーザーやお客さまのニーズは、これまでとは変化しており、様々な場面で対応が求められます。こうした変化に順応し続けられることが重要だと思っており、未経験であっても変化を味方にすることが価値になっていくと思いますね。


全くエンジニアリングに触れたことがなくても問題ない?

池田:基本的には、コンピューター・サイエンスや情報工学などエンジニアリングに関わる分野を大学などで学んだことがない人、実際に自分でプログラムを書いた経験がない人を対象にしています。そのため、経済学部や社会学部などいわゆる文系学部の方、理系であっても工学や情報などの学部ではなかった方が対象となります。

とはいえ実際に応募してくださった人は、当たり前ですがプログラミングについて全く興味関心がない人はいませんでした。学校で習ったことはないけれども、エンジニアに憧れがあったり、実際に本などを読んで学んでみようとした人が多かったですね。

早坂:趣味の範囲としてHTMLを書いたことがあっても、ほとんどの学生は社会人経験がないため、実際の業務でコードを書いた経験はないと思います。そのため、学校生活においてプログラムを書いたことがなかったり、機械学習や画像処理を専攻していたわけではない場合、未経験となるでしょう。


フロントからバックエンドまで、幅広いエンジニアが対象

赤池:最近では、フロントエンドやバックエンドの垣根はなくなっています。1つの言語でフロントエンドからバックエンドまで書くことができますし、エンジニアであってもマークアップ言語であるHTMLやCSSについてある程度理解していなくてはなりません。

未経験の人は、最初はフロントエンドだけやっていたとしても、その後どこまで技術的な幅を広げて、エンジニアとして効率化をおこなっていくかがポイントになっていきます。HTMLやCSSであれば、より構造化された書き方やエコシステムが活用できるようになって、はじめてエンジニアとして業務に携わっていけるはずです。


具体的な研修フロー

池田:新卒の研修では、まず最初にHTMLやCSSを綺麗に書けるところを目指します。そのうえで、JavaScriptやLaravel(PHPのフレームワーク)、GitHubを使った開発フローなどを一通り学び、4月から5月末まで続く研修期間で、最終的に1つのプロダクトをチームでアジャイル開発(設計とプログラミングを行き来して、トライアンドエラーで改良をおこなうながら開発する手法)する流れとなります。講義、実習、課題を繰り返しながら、ステップを踏んでいき、最終的には新卒社員だけでグループを組んでチーム開発をおこなっていくことが目的です。

技術を学ぶ以外にも、同期とともに社会人基礎やビジネスマナーなどの研修もおこないます。メンバーズは新卒が何百人といますが、それぞれの研修で、外部講師の方の力なども借りながら、座学や課題を通じて学んでいきます。

そこからは、配属される部署やカンパニーに分かれて、各社固有なスキル・技術を習得していくOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)がはじまります。

赤池:メンバーズエッジ・カンパニーの研修では、一番最初に「スニペット」と呼ばれる簡単なひとかたまりのコードを通じて、2人1組のペアになって知らない言語を学んでいくフローがあります。

繰り返して何かを出力するなど簡単なプログラムを通じて、新たな言語を体系的に学んでいくことが目的です。細かい課題を繰り返していくフローは取っておらず、ウェブアプリケーションをつくるための大きなテーマを出した上で、チームで具体的なやり方やプロセスを決めてもらいます。提案後、チームメンバー同士でレビューをおこない、問題なければ実装に入っていきます。

この研修では、特に外部講師などはつけず、実際の業務環境と同じように開発を進めていきます。座学やテストなどは基本的におこなわず、とにかく実践に慣れていくことが主眼となります。簡単なプログラムの段階では2名でおこないますが、そのあとは3-5名で1つのプロダクトをつくっていきます。社員がレビューや振り返りなどを頻繁におこない、実際にお客様とやりとりする環境に近い状態で学んでいきます。

研修期間は人によって様々ですが、大体2ヶ月くらいで、経験があったり学習速度が早い人は1ヶ月くらいで現場に移っていくこともあります。

池田:あくまで今お話したのは2019年の事例です。今後未経験の方が増える場合は、研修・育成のフローも変わっていくかもしれません。

未経験でエンジニアを目指す魅力、向いている人材とは

早坂:向き不向きは正直挑戦してみないとわからない部分もあるので、まずは学習からするとよいかと思います。今では様々なオンライン学習サービスもたくさんあるので、自分の都合にあわせて学習を進められる良い時代になりましたしね。(笑)

その学習を通して得られる変化に柔軟に対応できる人、成長意欲が高い人、チャレンジ精神があり、挑戦を厭わない人、そして新しい技術に対して、ただ学び成長したいだけではなく、どのように活用できるかを考えられる人は、きっとエンジニアに向いていると思います。

これからの時代、何か1つのスキルだけで生きていくことは難しくなり、物事に幅広く興味を持てるかが重要になっていきます。最初は、広く・浅くでも良いですが、少なくとも中長期的には自分の得意領域を見つけて、そこを強みとして伸ばしていくべきです。学習を継続していける知的体力があり、1つの技術にこだわらない人であれば、メンバーズに限らず、エンジニアとして上手くやっていけるはずです。

赤池:大前提は、技術やエンジニアに興味があることです。好きであれば、ぜひチャレンジしてみるべきでしょう。

池田:2030年には、エンジニアの重要性や市場価値はますます高くなっているはずです。エンジニアリングやプログラミングと密接に関わる数学的・論理的思考力を身につけること、未来を生き抜くために欠かせないスキルになるでしょう。

未経験のハードル

池田:未経験と経験者ではスタートラインは異なりますが、目指すゴールは一緒になります。当然ハードルや学ぶことの難しさは上がってしまうでしょう。

だからこそ大事なのはパッションです。エンジニアになりたい、プログラミングをやってみたいという気持ちが1番大事です。火がすぐ消えてしまうようならばやらない方が良いですし、その気持が続くならばぜひ挑戦するべきです!

未経験でエンジニアを目指す方へのメッセージ

赤池:プログラミングは、今日明日からでもすぐに出来るはずなので、ぜひ挑戦してほしいです。エンジニアというと「難しそうだな・・・」という顔をする人もいますが、HTMLやCSSであれば、PCに入っているメモ帳などのアプリで出来ます。

自分に合っていると感じるなら、どんどん複雑な問題に挑戦することで、エンジニアとして成長していけると思います。

早坂:大事なのは、やる気とパッション、自ら行動することです。未経験であれば、わからないことが殆どなので、まずはエンジニアとしてつくれるものはなんだろう?と調べてみることや学習することから始まるはずです。

例えばPHPで何ができるのか?何から始めれば良いのか?をきちんと調べて、理解して落とし込み、その上で次の学習に進むというステップを踏みながら、1つ1つ進んでいきましょう。

池田:メンバーズは今後10年でエンジニアを大きく増やしていく計画を立てています。具体的には「VISION2030」という計画の中で、社内のエンジニア比率50%を目標に掲げています。会社としてもそうですし、世の中としても、モノづくりが出来る、プログラミングが出来るディレクターが増えていけば、より良いものが増えていくと思います。ぜひ多くの人にプログラミングに挑戦してほしいですね。

ありがとうございました!

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