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Mikatus Style | テスト自動化チームが目指す、Mikatusのメンバー誰もが理解できるような明快な価値の実現とは
こんにちは。
Mikatus(ミカタス) 採用チームの永井です。
Mikatus が提供するサービスは、いずれも税理士や中小企業の経営者・経理担当者などプロフェッショナルが利用するサービスです。そのため、品質への意識が根付いており、ベンチャーながら約10名規模の QA エンジニアが所属し、日々活躍しています。
そんな中、Mikatus ではプロダクト品質をさらに高めていくために、テスト自動化チームを立ち上げました。本日はそんなチームで奮闘する二人のテスト自動化エンジニアにインタビューしました!
川㟢:https://www.wantedly.com/users/83313720
斎藤:https://www.wantedly.com/users/83220340
テスト自動化によってMikatusのメンバー誰もが理解できるような明快な価値の創造を目指す二人が、日々どのように取り組んでいるのでしょうか。ぜひ、ご覧ください!
お二人は日頃どんな業務をされてますか
斎藤:私は2018年9月に入社以来、クラウド税務・会計・給与システム A-SaaS の会計プロジェクトでテスト自動化の推進に携わってきました。
直近はこれまで担ってきた E2E テストの推進を川㟢さんに引き継ぎ、導入・推進のフォローをしながら、 コンポーネントテストの導入・推進を担当しています。
川㟢:私は斎藤さんが基盤を整えてくれた E2E テストの会計プロジェクトへの導入を行っています。直近はプログラムの一部分を変更した際に、ほかの箇所に不具合が出ていないかチェックするリグレッションテストを書いています。
マニュアルテストを行う QA エンジニアとして入社をして、今はテスト自動化チームに異動し、プロジェクトで採用されている Sencha Test や JavaScript について学習しながら業務に取り組んでいます。
テスト自動化の取り組みを教えてください
斎藤:私が入社したときにはテスト自動化チームがあったのですが、新規事業に注力をしていくなかでエンジニアがグループを移籍してチームは解散となってしまいました。それ以降は会計プロジェクトのテスト自動化担当として粛々と推進していました。
川㟢:一人で進めるのは大変だったんじゃないですか。
斎藤:そうですね。その時は苦労しました(笑)
大きく風向きが変わってきたのは2019年3月ごろに、マニュアルテストと自動テストでのパフォーマンスを集計して社内で発表したあたりからですね。このときに様々なメンバーにテスト自動化の価値を伝えることができました。
そのときはテスト設計から実施までのコスト・成果を比較したのですが、おおよそ3回テストを実行すると、自動化したほうがコストパフォーマンスが良くなるという結果がでました。 具体的な指標が出せたことは、テスト自動化の後押しになりましたし、とても良かったですね。
2019年5月ごろからは自動テストを日次で実行するようにして、QAが利用している Test Rail と連携して QA エンジニアに結果を通知するようにフローを整備しました。
自動テスト自体の改善も行っていて、テスト結果が failed となったものはテスト自動化チームで原因を調査・確認した上で QA エンジニアにエスカレーションしています。プロジェクトメンバーからも「自動テストが通っていると安心!」といった声ももらえていて、やりがいがあります。
川㟢:こういった地道な取り組みの成果が社内で認知されたことで、2019年10月に改めてチームを立ち上げました。これから、いろいろなプロジェクトへテスト自動化を展開していきたいですね。
今後はどのようなことにチャレンジしていきたいですか
川㟢:使用感やパフォーマンスなど複雑な判断が求められる点は QA エンジニアが担当し、リグレッションテストや機械的に成否が判定できる部分はテスト自動化するなど、それぞれの特性を活かしながら品質の向上に取り組んでいきたいですね。
また、開発プロセスをより最適なものにしていくために、開発エンジニア、QAエンジニアと連携しながら各々がどんな役割を担うか、可視化とプロセス整理も併せて進めて行きたいですね。
斎藤:私は開発エンジニアや QA エンジニアから「自動テストが通っていると安心」という声をもらう時、本当に嬉しいんです。ですので、品質だけでなくプロジェクトメンバーに向き合いながら、単純作業を自動化することで メンバーの負担を軽減していきたいですね。
いずれは、 E2E テストやコンポーネントテストのスクリプトも、QAエンジニアが書けるように環境整備やノウハウを共有していきたいです。
いかがでしたか?
Mikatus が取り組む、テスト自動化についてのインタビューでした。より良いプロダクトの実現への取り組みにご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にエントリーください!