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「ウィズ/アフターコロナ」の中でのオフィス移転 ~コミュニケーションの価値~


“オフィス”が持つ意味や用途が変わってきた

少し前の、昨年10月に創業から数えて7回目のオフィス移転を行いました。基本的にそのすべての移転に関わってきましたが、今回の移転はこれまでの移転の中でも一番「オフィスの持つ意味」を考えました。

それは、当時正に「ウィズコロナ」という真っ只中にあり、今後も不透明な中で、特にクリエイティブ業界ではリモートワークが主流となる中、傾向として減床移転が多く、なぜあえて「増床移転」をする必要があるのかを考えました。


コロナになる前からリモートワークを推奨していた

デザイナーやエンジニアが過半を占める中で、コロナ禍になる約1年前の2019年6月には「働く環境に縛られない」ということはパフォーマンスを発揮するうえで重要であると思い、リモートワークを取り入れました。

通勤時間にあたる部分を有効に活用し、タスクの管理や会議はツールをつかって効率化する。そして各個人やチームが負う責任を全うする。それらはコロナ禍になる前から、時間や場所に縛られずとも自身の責任を全うするということが浸透していました。


責任やタスクを100%全うすることはできるが、それ以上は難しい?

これが、ここ2年近く前からリモートワークを推奨してきて思った感想です。もちろん、責任やタスクを100%全うすること自体難しい課題ですが、一方、私たちが取り組んでいることや事業は100%をいかに超えるか、驚きや感動をエンドコンシューマに与えられるかが重要であり差別化。課せられた課題やタスクをこなすだけが仕事ではありません。

ともすると、リモートワークは、見られていないことによる責任感から「100%達成主義」に固執し、それは一方で「100%超えたらOK」というタスク処理的な発想、価値観になってしまっているかもしれません。もちろん、そのような中でも課されたもの以外のアウトプットを積極的に行うスタッフもいるのは事実ですが、割合的に難しいという傾向です。




「ウィズ/アフターコロナ」によって“リアルコミュニケーション”の価値が変わった

これは仕事/業務における「オフィスの持つ価値」が変わったと感じています。

一昔前は、会社はコピー機/電話があり、ネット環境やデスク/快適な空調管理がされ、集中して業務に取り組める環境として存在していました。但し今では、コワーキングスペースやカフェ、自宅でも「これまでのオフィスが持つ価値」とは同様の環境があり、何不自由なく業務に取り組めます。ただ、1点だけ明らかに無いものが「雑談」だと考えています。


「雑談」が時間価値の高いものになっていく

「雑談」と聞くと、業務/タスクをこなすためには無駄な時間としてとらえられてきましたが、この「雑談」の価値が上がってきたと思っています。何気無い会話の中で得るヒントや、プロジェクトを一緒に取り組むメンバーの価値観を知るきっかけ、声のトーンや空気感を感じながら「あの人、今…」など、「雑談」がより次につながる価値の高い時間になっているのだと思います。

それは何よりも、私たちの仕事自体が「100%タスクをこなす」ことだけが仕事ではなく、つくったものを、誰にどのように届け、そしてどんな気持ちになってもらえるか、そんな「人の気持ち」に思い巡らせ、「どうやったら動かせるか」を考えながら仕事をすることこそが、根本的に重要で、それこそが「体験のデザイン」につながると考えています。

人の気持ちを動かすためには「100%のタスクをこなすこと」だけでは絶対的に足りません。

「ウィズ/アフターコロナ」の時代であっても、オフィスの増床移転したことは、メンバー同士のリアルのコミュニケーションの重要性と価値を考え、それが結果として成果に結びつくと信じています。


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