2019年1月8日-11日にアメリカ ラスベガスで開催されたCES2019に、担当プロジェクトの展示物の現地調整と視察を兼ねて行ってきました。
調整作業があった為、会場に前入りして1月4日-11日までと一週間程の滞在になったのですが、年明け早々にも関わらずCESの期間中はスーツ姿のビジネスマンが闊歩する独特な雰囲気です。
CESに行ったのは初めてだったのですが、家電市というよりも自動車やロボティックス、巨大なドローンまでハイテクなものが何でもあるテクノロジー カンファレンスといった印象でした。
車業界では今年はMaaSがやはり多かったです。
トヨタが昨年発表したe-Palleteに続き、OEMだけではなくPanasonicやデンソー等のサプライヤーも各社MaaS用のEVコンセプトを発表した形になります。
MaaSに注目がある一方、自動運転の技術も成熟を見せていました。
GPUの開発を行うNvidiaはレベル2+の「Drive Auto Pilot」を発表。
こちらはコンセプトモデルではなく実用モデルとなっており、コンチネンタルやZF等のサプライヤーが2020年を目途に生産を開始するそうです。
またオーサリングツールを開発している企業の出展も多くありました。
Android Automotiveの発表もされている中、業務上関わることが多い弊社もどのツールが市場をリードしていくか今後の動向が気になるところです。
中国のテスラとして注目を集めているBytonも出展していました。
巨大な横長ディスプレイが印象的なM-Byteは今年度量産化を目標としているそうです。