2019年4月16日-25日に上海で開催されたオート上海2019に視察に行ってきました。
中国はOEMが非常に多く会場も大規模です。
モーターショー自体の雰囲気もコンセプトカーを飾るよりは量産車を展示している所が多い印象でした。
以下一部ですが中国のメーカーのブース写真を中心に掲載しています。
・NIO
中国のEVメーカーです。
既に公道を走行している量産車の展示でした。
運転席と助手席の間にnomiというAIキャラクターがいます。運転以外の様々な操作を音声認識でできるのだそう。
・LINK & Co
中国のGEELY(ジーリー=吉利汽車)とボルボが作ったEVブランドです。
中国国内で今話題のEVメーカーといえば、NIO、LINK & Co、Bytonだそうです。
Bytonは米のCES2019に参加した為今回はAuto上海には不参加となりました。Bytonの写真はCES2019 in ラスベガスの記事に載っています。
・SAIC Volks Wargen
上海のフォルクスワーゲンです。
現地の方に聞いたところ上海で一番走ってるメーカーとのことでした。
どのメーカーもCenterディスプレイのソフトウェアがさくさく動作しており、中のOSが気になるところです。Android?
→ 後日中国のHMI事情に詳しい方に聞いたところアリババやHuaweiの独自OSがあるそうです。
・Xiaopeng Motors(小鹏汽车)
モーターショーではないのですが、近くのディーラーに近日発売される予定のEVを見に行きました。
写真は小鹏汽车のXpeng G3です。
どこかで見たような気がしなくもないですが、エクステリア、インテリア共に格好いいです。
そして驚きが日本円にして250万前後という安さ。テスラ モデル3が500万~ということを考えると非常に安く感じます。
・会場外
EV車についてではないのですが、電動繋がりで電動バイクの写真を載せます。
上海で走っているバイクはほぼ全て電動バイクです。
このバイクもあのバイクも電動バイク。
一見古いスクーターがモーターを積んでおり無音で走行しています。
充電インフラも充実しているそうで、ガソリンスタンドだけではなく簡易的なものであればワンコインの充電設備がそこら中にあるそうです。
・当社のモック展示
協力会社様のパーティに弊社のモックを展示させて頂きました。
バラック感が凄いので次回は改善したいところです。
・終わり
Auto上海で展示されていたEV車は去年より約50台増の218台となっており、今年からスタートした環境規制の中、国内メーカーのみならず国外メーカーもEVに注力していた印象でした。
新規制下では、日本メーカーの得意なHEVがEV車に含まれない為、中国国内メーカーにどのように対抗していくか今度の日本やヨーロッパメーカーの動向に注目したいです。