『Design Sprint』で何を全力疾走する?

皆様、こんにちは。久しぶりにフィードを投稿させて頂く泉澤です。
今回はここ数年日本でも流行りだしてきた 『Design Sprint』 について、自身の経験も踏まえレポートしたいと思います。

Sprintという単語については、皆様一度くらいは耳にしたことがありますでしょうか?

直訳すると、「全力疾走」です。

「全力疾走」というと、どのようなイメージを持ちますでしょうか?

Weblio辞書によると、「全力疾走」の意味は”力いっぱい、全速力で走ることを意味する語。” とのことです。では『Design Sprint』は何を「全力疾走」するのか?

ここでちょっと余談ですが、皆様これまでに新規の企画やプロダクトの改善などを実施するために、ブレインストーミングやその類の会議を実施されたことはありますでしょうか?その際、会議の質はいかがでしたでしょうか?毎回効率的かつ生産性の高い会議を実施できていますでしょうか?

「実施できています!」という方はここから先は参考程度に読んで頂けたら嬉しいです。

「実施できていないかも・・・?」という方は、何が問題なのでしょうか?

参考までに、私がこれまで出席した会議では、下記のような問題が見られました。

客観的な視点で問題を列挙してみましたが、私の経験に基づく失敗談でもありますね。(汗)

では、(反省。。。を生かして・・・)会議の質を高めるためにはどうしたら良いのか?

(話を本題に戻すと・・・)上記のような問題点を全部解決可能な、会議体を進めるためのフレームワークが『Design Sprint』なんですね。

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誤解がないようにお伝えしておくと、『Design Sprint』は世の中の全ての会議に適用できるわけではなく、「新規事業立案・商品開発」「サービス・品質改善」に対し有効なフレームワークとなりますので、その点ご注意ください。

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ではここからは、『Design Sprint』は何ができるのか、メリット・デメリットなどについて簡単にお伝えしていきたいと思います。

『Design Sprint』とは・・・

Google VenturesのJake Knapp氏によって考案された、サービス(プロダクト)開発・改善に有効なフレームワークです。スピード・効率・集中力を高めながら、5日間でアイデアの発案からプロトタイプ作成・検証までを実施します。

出席者の選定方法からアイデアの発案方法などが全てフレームワークに組み込まれていて、議事録作成などの手間が不要な点は、効率的かつ生産性が高いといえます。

皆さんがよく知っているようなブルーボトルコーヒー、Slack、FacebookやAirbnbなどの企業において取り入れられている手法でもあり、これらの企業が次々と新しいビジネスモデルを生み出し続けているのは、『Design Sprint』の活用による効果なのかもしれません。

逆にデメリットとしては、連続した5日間の時間的な拘束があるため、忙しい皆様にとっては時間の確保が難しいことが懸念でしょうか。また、ファシリテーターへ求められるスキルが通常の会議とは異なる点にも注意が必要です。

では、ファシリテーターへ求められるスキルとは何でしょうか。

  • ファシリテーターへ求められるスキルとは?
  1. 会議の目的や期待するアウトプットによっては『Design Sprint』の適用が向かないケースもあるため、事前に適切な判断が必要。
  2. 基本的な手順は決まっているものの、状況に応じて他の手順を追加・変更する場面も出てくるため、臨機応変な対応を行えるようになるために、ある程度の経験が必要。
  3. 『Design Sprint』のファシリテーターは必要に応じて適宜助言を行うため、コーチング、コンサルティング、(検討内容に関する)専門的な知見が必要。

『Design Sprint』は元々プロダクト改善をベースに開発されたフレームワークでした。そのため、サービスや商品改善にはベーシックな手法が適用できますが、新規事業立案や商品開発にはベーシックな手法に、「顧客課題の発掘」*1や「ビジネスモデル構築」といった要素の追加が必要になります。

また参考までにお伝えすると、『Design Sprint』で事業化または事業の改善を実施したのち、将来的には事業拡張などといったチャンレンジが出てくると思いますが、その際はまた別のフレームワークが適用可能です。(商標の関係で今回はこちらに掲載できませんでしたが、気になる方は調べてみてくださいね。)

*1 ペルソナを設定して課題の発掘を行うため、人にフォーカスを充てた課題発掘を行うことより、 ベーシックな手法の課題発掘方法とは異なる。

簡単に『Design Sprint』の概要に触れましたが、いかがでしたでしょうか?

ブレインストーミングの効果が感じられないと悩んでいる方などいらっしゃれば、今回のフィードを通じて『Design Sprint』に少しでもご興味持って頂けましたら幸いです。

弊社では、各種フレームワークプロセスマイニングなどのツールを用いた業務改善・改革のコンサルティングを軸に事業を展開する傍ら、『Design Sprint』などの手法を用いた新規事業立案についても支援させて頂いております。またクライアントの支援だけでなく、弊社内でも新規事業の立案・投資検討を行っております。

『Design Sprint』や弊社に対し、ご興味やご質問などありましたら、弊社ホームページよりお気軽にお問い合わせください!!

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