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どうして社員数千人の一部上場企業から、社員10名のベンチャーに移ったのか

はじまりは「営業」

一部上場の大手不動産会社に建築スタッフとして内定をもらいましたが、入社前に「まずは全員営業から」と経営者が方針を打ち出し、営業として入社しました。

研修を経て、特定マンションの販売センターに配属されたのは、ゴールデンウィーク。

マンションデベロッパーの新入社員の仕事は、チラシ撒きと、建物を飾る風船を膨らませることと、先輩営業マンが「交渉」しているのを邪魔!?するお子さんの遊び相手をすることなんだ。
そんなことを学びました。

辞めた同期もいましたね。俺はこんな仕事するつもりで入ったわけじゃない!と。
でも、私にとっては今もこの思い出が仕事のベースになっています。

●どんな会社もどんな仕事も、知ってもらうために何かしなくちゃ
●慣れないもの、近寄りがたいと思われているならこちらからお近づきにならなきゃ
●チーム全体で成果を出すために、もっとも貢献できるものを分担しなきゃ

チラシも風船も子守も、大事なことだったんだ!と、数年後に腑に落ちました。

やっと建築。その後、営業&建築のハイブリッド

そんなこんなのうちに、私は建築施工管理に異動。

施工管理職は恐ろしく男性社会でした。社内でも30名以上いるのに女性は2名だけ。建設現場の男性用小トイレは扉なんてついてないし、現場で着替える場所もないので扉付きの仮設トイレで汚さないように注意して着替えたのを思い出します。

そんなこんなしていたら。また経営者の新しい旗振りです。

自信をもってお勧めできる建物を建てているんだから、もっと販売現場でそのことを伝えるべきである。

現場職員がどれほど細かく工夫して建物を作ってるか、目の当たりにした私。
営業として、お客さんがもっと検討材料を欲しいと思っていることを知っている私。

この経営方針は大賛成でした。

営業マンと建築は接点がなかったことから、営業現場を知る建築メンバーが社長直下で数名集められそこに配属。

営業マンへの正しい建築の研修と、販売センターでお客さん相手のセミナー講師を繰り返す日々。契約がぼんぼん出るので、楽しい日々でした。アドレナリン出まくりです。

やっと、さくら事務所を知ります。

販売センターのひとつに行っていたとき、営業マンがこんなことニコニコで話しかけてきました。
「ぼく、このブログでほめられたんです」と。

当時社名すら知りませんでしたが、さくら事務所メンバーが書いていた現場レポートでした。
コンサルタントがご依頼により物件の質問をいろいろした際、その営業マンがあいまいにせずしっかり対応したことをほめてくれていました。

ふーん。よかったじゃん!
このときはこの程度でした。

本音で仕事して、いいのか。

販売センターでセミナーを繰り返すうちに、営業マンに研修を行ううちに、「もっと契約につながる内容にしてほしい」「これ言うとお客さん買わなくなっちゃう」という意見を反映させてしまうようになり、楽しかったけど、なんかサラリーマンだなぁと思うように。

ある日の夜、何の気もなしに「ぼくほめられた」という出来事を思い出し、さくら事務所のホームページを見てみたのです。メンバーがホームインスペクションやコンサルティングの日々を綴ったページを見たり、創業者長嶋 修の起業ストーリーを見たり。

一度見たことがあるはずのホームページなのに、そのままパソコンで履歴書を作り、夜中にメールで送っていました。

職種?給与?労働条件?将来性?
なんにも確認せず送信。初の転職活動の雑さったら!

でも、今考えると、私にとっては「転職」じゃなかったなと思う。
違和感があったことを普通にしていく。
やりたいことを、やりたい場所にしに行く。

まあ、よく考えずに、本能のまま本音で仕事できそうなところに来ちゃったわけですww

なるように、なる。

今わたしは、経営者大西 倫加やメンバーたちと一緒に、新しいサービスづくりや広報PRマーケティングなど、「何屋って聞かないで」と思うほどノンジャンルに「さくら事務所の仕事」をやっています。

これはさくら事務所では当たり前。
専門性や個性は重視するけど、本音で仕事したい人だけが集まる小さな小さな会社です。
皆がクロスオーバーして仕事して、やっと形になってます。

15年以上いて売上も社会認知度も入社時とは比べ物にならないほど成長。
さくら事務所、知ってるよ。もうベンチャーって呼んじゃだめなんじゃない?と言われました。

でも、社会も変わってるし、住まいについて相談したい人たちはいつも違う世代に入れ替わっていく。もう若い方々の触れてるものがわからない!なんてこともたまにあります。

一回り以上下のスタッフが「辻さん、これ知らないんすか?やべー」なんて言ってくると、どれどれ、おもしろいじゃん!と食いついてしまい、自分でも年がわからなくなっています。

一部上場に入社が決まった!と喜んだときは、こんな今を想像もしてませんでした。
こども2人の習い事の面倒やごはんの準備、犬の世話とか・・・「お母さんってすごかったんだな」と今頃になって感謝するワーママライフで、仕事も抜け漏れだらけ。みんな、ゴメン!

でも、このままいくと、死ぬときに「あー、楽しかった!」と言いそうな予感がしてます。

苦しいことも悔しいこともある。
でも、突破するたびに強くたくましく図々しくなっているのがわかる。

私は自分の会社が大好きです。

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