【内定者×先輩社員対談】“働く”ってなんだろう?

はじめまして、現在スパイスボックスで内定者アルバイトをしている河合です。

今回のwantedlyでは、「“働く”ってなんだろう」というテーマで、スパイスボックスの事業統括責任者である森竹さんに、インタビューしてきました。

僕自身、就職活動中にこれからやってみたいことを明確化することや、なんのために働きたいのかが曖昧で、面接やESで上手く伝えることができずに苦労しました。僕と同じように、就職活動をする際にどうやって自分とマッチする企業を探せばいいか、自分の軸、価値観を見つけるためにはどうしたらいいかわからない方に、このインタビューを読んでもらいたいと思います。

“働く”ということとは

森竹:今日は“働くとは”がテーマになっているけど、僕の価値観としては、エネルギーを消費し続けられること=好きなこと=“働く”という構図ができると思っています。

いきなりだけど、スパイスボックスの退職者で、100年以上続いている所謂、老舗食堂についてブログをずっと書き続けているひとがいて、続けることに辛さを感じることもあるけれど、とにかくずっと書き続けているんだって。これって“働く”ということから少し遠い話に感じるかもしれないけれど、つまり仕事だろうが、ブログだろうが、エネルギーをきちんと消費できるものがあるということ。

河合:なるほど。

森竹:エネルギーを消費し続けられることは、ひとによって違うのだろうし、この仕事なら好きだから、辛くてもやり続けられるなというものも人それぞれ。自分にとってのそれを見つけることが大切なんじゃないかな。

何かをやり続けることってきつい瞬間もある。仕事でも同じだよね。“働くとは”って難しく考えずに、エネルギーを消費する価値があると自分自身が思えることを探すことが第一歩だと思う。

全力でエネルギーを消費できることの見つけ方

河合:エネルギーを消費できるものや、好きなことを見つけることは難しくて、しかもどんどん変わっていくような気がしています。僕も就活のときに好きなことじゃないと働き続けられないとは思っていたんですけど、面接でやりたいことや志望動機について質問されて答えていく中で、自分にとって“働く”ってなんだろうとかやりたいこと、軸ってなんだろうと考えるようになりました。また、同じように悩んでいる学生は多いと思いました。

森竹:やっぱりエネルギーを消費できることが見つかっている人は少ないよ。ただ、今までの学生生活の経験の中で、好きなことや全力で取り組んできたこと、熱中できることが見つかっているなら素敵だよね。仮にまだ見つかっていなかったとしても、今までどういうこと考えて、取り組んできた人なのかを選考では知りたい。熱中できることを探す状況にいる中で、その思考過程を話してもらえるとその人の考え方や価値観が見えてくると思うから。

河合:中にはなんとなく将来が不安だから就職しようと考えている学生も多いと思います。でも、ピンと来たものがあるかないかわからないけれどそれを探すという行動がすごく大切だと、話を聞いて思いました。

情報過多による将来への不安と経験の重要性

河合:僕だけではなくて、働き方や企業選びが自由になる中で、道筋がないことから色々と考える機会が増えてしまい、将来について不安になってしまっているがひとが多い気がします。市場価値を上げられる環境、会社、働き方ってなんだろうと考えているひとが多い現状があるような…

森竹:そうだね。何者かにならなくてはならないという強迫観念を持っている人が多い気がするよね。市場価値って今のままでいいのか。この会社で働いていて大丈夫なのかって不安をみんな思っている。河合くんは、なんで市場価値を気にする人が多いと思う?

河合:AIが導入されたら自分の価値がなくなってしまうんじゃないかとか、社会の中で存在価値を失わないために市場価値を求めるのではないでしょうか?

森竹:不安になってしまうようなインフォメーションが多すぎるというのもひとつの要因だよね。そのせいで、市場価値を上げるために働くのが義務みたいになっている。自由の中でどれだけキャリアパスを考えられるかとか。でも自分が何者かになれるかどうかなんて、たぶん一生わからないと僕は思う。

考える材料はどんどん増えているけれど、経験がついてきてないから不安になったり、悩んだりして市場価値を上げて自分の存在価値を生み出さなきゃいけない、働かなきゃいけないと思ってしまう。でも、悩み続けても見つからない。知識だけで自分と照らし合わせて考えても自分の中で反応するものがなにもないから。知識も大切だけど、それよりも経験が大切。仮にAI化が進んで作業がルーティーン化しても、自分の今までの経験から、より高度な次元で挑戦し続けることができるんじゃないかな。だから、細かいことにくよくよ悩むよりは、ピンときたもの、業界、企業に飛び込んでみたらいいじゃん。僕自身、学生時代シンプルな憧れや直感で広告業界を選択したけれど、熱中できなかったり、エネルギーを消費できていなかったりしたらやめていたと思う。

河合:ちょっとした知識に振り回されて市場価値を求めたり、不安になったりするより、今までの自分の経験から好きなことに挑戦してみる、ピンときたことをとりあえず経験してみることが重要ですね。

森竹:インフォメーションに対して一喜一憂してもしょうがないとは言ったけれど、悩むことができる、ということはその人にとっての価値だとも思っている。真剣に悩んで自分の価値をあげようと努力できる人ということだから。いまは経験がないから見つからない状態というだけで、経験したり、熱中できる環境におかれたりしたときに、力を発揮できるひとなんじゃないかな。



企業の根源的価値を知り、自分の価値を高める

河合:僕は就職活動中に、出版社やテレビなどマスコミ業界に興味を持ちましたが、雑誌や就活サイトでは、出版社やテレビ業界は衰退すると書かれていて、せっかく興味を持ったのに、この業界は大丈夫なのだろうか…と不安になったことがありました。まさに外側だけをとらえたインフォメーションに振り回されていたなと思います。

森竹:出版社を例にするけれど、現在の環境に合わせて価値提供の手段が変わっていくだけで、出版社としての根源的な価値は失われていないよね。確かに紙媒体からデジタル媒体への過渡期を迎えていることは確かだけれど、出版社に限らず、パラダイムシフトが起きるときについていけず淘汰される企業は多い。今は特にそれが激しい時代で、市場への提供価値のあり方は各業界、各企業で必死に模索している最中だよね。

河合:業界や企業の課題をただ知識としてとりいれるのではなくて、業界全体のありかたや、業界における課題について、企業がどんなふうにふるまっているか観察することが大切なのかもしれないですね。

森竹:もしも、就活生で業界や企業について不安ならば、実際に企業の人にそういった現状がある中で企業の根源的価値についてどう捉え、価値提供していくか、選考の中で質問してみるといいかもね。そのなかで、考え方に共感できたり、ピンとくるものがあったりする企業を選択すればいい。

河合:就職活動は、情報があふれている不安が多い中で、企業の価値観や過去の経験から好きなこと、自分のエネルギーを消費し続けられることを全力で模索し、個人としての価値観を高める良い機会ということですね。

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