汐留パートナーズは、2018年の6月に国際的会計ネットワーク、PKFインターナショナルに加盟しました。
創業10年の若手の会計組織が、世界150ヶ国440箇所以上に活動拠点を構えるPKFに加盟を実現させたことで、会計業界に与えたインパクトは大きいようです。
加盟して今後どのように組織を発展させていきたいと考えているのか、代表の前川研吾に話を聞いてみました。
そもそも、PKFインターナショナルはどういう連合ですか?
前川:「PKFとは、PwCやKPMGと並ぶグローバル会計ネットワークです。特徴は下記の通り。
・デロイト・KPMG・EY・PwC等に次ぐ国際的な会計事務所連合
・世界15位の会計ネットワーク
・1969年に発足し、現在では世界150か国440か所以上に活動拠点を構える
・日本では、汐留パートナーズとひびき監査法人が加盟
・主に各国の10位以内の会計事務所がメンバーとして加盟
PKFに加盟するということは、つまりBIG4と同じく国内上位のプロフェッショナル集団と認められたということです。」
PKFに加盟した理由は何ですか?
前川:「ここ数年、海外企業による日本への直接投資が増加していて、外国企業の日本進出件数が急増しています。この流れは、日本経済の活性化や国内雇用への対策として、日本の重要な国家戦略の1つだと考えています。
なので以前から、私たちは外国企業の日本への投資と事業拡大をサポートしてきており、日本進出コンサルティング業務をさらに拡大している最中です。
さらに、日本企業の海外進出もまた加速していて、プロフェッショナルファームには、国際的な視点に基づく会計税務・人事労務・法務サービスが求められるようになっています。国内マーケットの縮小により、クライアントの海外進出はさらに加速するため、アウトバウンドの仕事が増えて、外国の会計事務所と連携しながらクライアントをサポートしていく時代になるので、その流れに寄り添うためにも、早い段階で国際的な会計ネットワークに加盟する必要があると考えていました。
しかし、お互いのビジョンがマッチしなければ、加盟してもシナジーは生み出せません。今回PKFに加盟した一番の理由は、PKFの理念に共感したからです。PKFはメンバーファームを“Family(家族)“と考えています。弊社も『従業員と家族の幸せを大切にする』という経営理念を掲げています。
共に仕事をするメンバーとその家族までを“広義の家族”と考えていて、関わる人を幸せにするという理念が共通していました。同じような理念を持つPKFだからこそ、メンバーになりたいと思い加盟しました。」
PKF加盟、ワンストップサービス10年のその先にあるものとは
前川:「我々はベンチャー企業とともに成長してきたベンチャーのような会計事務所です。会計事務所が上場することは業法的に難しいのですが、国際的な会計ネットワークに入ることで上場に近い信頼を獲得することができますし、達成感もあります。特に20代から30代の若い会計士の方には、もっと夢をもって仕事をしてもらいたいと思っています。会計士はいろいろな仕事ができます。PKF加盟の信頼できるファームということで、弊社に新しい会計士や税理士の方に入ってきていただいて、一緒に面白いことができるのではないかと期待しています。
日本には”生きがい”という言葉があります。この生きがいを探し、ずっと生きがいを満たしていけるような人生を、それぞれが協力しながら歩んでいけたら最高だと思っています。
PKFの方々との交流で、ビジネス面でも教養面でも得られるものは大きいです。PKF加盟で更なる市場の可能性を手に入れた私たちですが、これで満足しているわけではありません。さらに今後の可能性を広げていけるような体制を整えていきます。」
”生きがい”とは
人によって”生きがい”は様々だと思います。主に下記4つの要素を全て満たせるとき、それは”生きがい”となり、人生を充実させてくれるようです。
①好きである (不足すると:虚無感)
②社会ニーズがある (不足すると:貢献感の喪失)
③得意である (不足すると:不安、自信喪失)
④稼げる (不足すると:無利益)
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