人生のどん底から這い上がった私が、「普通」というボーダーを下からぶち破るべく、社会課題を解決するベンチャーに入った理由。

はじめまして、スタークス株式会社の那須と申します。

正直に言いますと、私は平々凡々な人間です。能力的に何か突出しているわけではありません。

ただ、ちょっと人とは違った人生(ちょっとだけ。)を歩んだ経験があります。それは、私がベンチャーに入社を決めた大きな理由のひとつでもあります。今回はそんな人生を振り返りながら、今の選択に至る経緯を、つれづれなるままにmacにむかって書こうと思います。


順風満帆な温室育ちが、はじめて人生につまずいた日。

私は小学生のときに、お受験なるものをいたしました。”いい”中学・高校に入り、”いい”大学を出れば、人生オールオッケーだと考えていたからです。そんな勘違いのもと”いい”大学を目指して日々勉学に励んでいました。母校は成績順にクラス分けを行っていましたが、私は常にトップクラスに所属しており、順当にいけば有名大学に入れる程度の成績を維持していました。家庭においてもいたって普通の幸せな家族でしたし、友人関係でも困ったことは特にありませんでした。そんなふうに、家庭、友人、将来、すべてにおいて順調だった私がはじめて人生につまずいたのは、高校の入学式当日でした。

あの日、いつものルートいつもの時間に通学していた私は、電車に乗り込んですぐ違和感を覚えました。どうにも気分が悪く冷や汗が止まらない。なぜだかわからないけどお腹も痛むし心臓も痛む。もはや朝の満員電車でリバースするかと思いました。乗り換えの駅で降車しトイレに駆け込んだもののそのまま立てなくなり、駅の救護室に運ばれました。入学式出席を諦め、向かった病院で言われたのは「治りにくい病気です。」の一言。それでも学校くらいは通えるだろうと思っていたのですが、実際は保健室登校のような日々で、次第に通うことも困難になりました。

最終形態は、寝たきりです。一日のほとんどをベッドで過ごす日々が半年近く続きました。それまで「”いい”大学に入りさえすれば人生オールオッケー」と思っていた私にとって勉強ができなくなることは、将来が閉ざされたこととイコールでした。そもそも、寝たきりでは、今後生きていけるかもわからない。毎晩毎晩そこはかとない不安に襲われ、泣きながら眠りについていました。私の人生はいったいどうなるのか。お先真っ暗とはこのことか、と。そして私は通信制高校への転校を余儀なくされます。


普通の大学生になれちゃった

転校前後から始めたリハビリ生活。まずは外出できる体力をつけるところからです。ずっとベッド生活を送っていると家の近所の散歩にさえぐったりするようになっていました。薬の副作用などもあり眠れない夜も何度も過ごしました。体だけでなく頭の動きも、信じられないほど鈍っていました。言うなれば、フリーズしたPCのようでした。小学校レベルの足し算もできなければ、散歩に行く準備の手順も考えられません。やりたいことは山ほどあるのに、体も頭もついてこない。そうした焦りから来るプレッシャーともどかしさが、いつもいつも私を追い込んでいました。

しかし、心強いことに、なにもできない私に対してでも周囲の方々がずっと応援してくださっていました。友人や、前にいた高校の先生方、主治医、いつもお世話になっているおばさん、そして両親。みんなが私を励ましてくれ、見守ってくれていました。不安や焦りに支配されていてもしょうがない。泣きながらでも一歩一歩少しずつ、できることを積み上げていくだけでした。『ここで終わるはずがない。』そんなプライドみたいなものが私を支えていました。

そうして、少しずつ小さなことを積み重ねていき、後ろを振り返ったときには、私は元通りの私になっていて、同志社大学に入学できていました。この経験から学べたのは、世間で言う“普通”というのがいかに難しいかということ、どんな人にも尊敬すべき点は必ずあるということです。

こうして普通に戻れた私は大学生活も特に髙い志で過ごしていたわけではありませんでした。普通の大学生のように飲み会をして、普通の大学生のように夜遊びする。そんななんでもないことのありがたみを噛み締めていました。一方で、バイトや趣味などでPDCAを回して結果を出すことはめちゃくちゃ楽しかったです。できないことができるようになっていく面白さや、ちょっとしたことで結果が変わってくる面白さを知ることができました。できなくても耐え抜く根性はここでも活かされていたかもしれませんね。


一冊の本との出会い

そんな普通な私ですが、とある本との出会いをきっかけに起業したいと思うようになりました。

その本に書かれていたのは、「仕事は人を喜ばせたぶんだけお金をもらえるのもの」といったような文言でした。これだ!と思いました。単に自分が生きるため、あるいはお金をたくさん稼ぐためのような理由では働くことに興味が持てなかった私には、この考え方がとてもしっくりきてブレイクスルーとなりました。

仕事がそういうものなら、私はできる限り多くの人を、私にだからこそできるやり方で喜ばせたいと考えるようになりました。誰かの役に立つ仕事がしたいとは以前から思ってはいましたが、”誰か”をごく狭い範囲に限定していました。私の力でできる仕事は、身近な人あるいは市民の生活のほんの一部でしかないだろう、と無意識に思い込んでいたのです。しかしながらこの一文が大切なことを教えてくれました。実は仕事をしてお金をもらっている限り、内容がどんなものであろうとも、誰かを喜ばせていることになることを理解しました。「仕事」をしていれば、誰でも(私でさえも)、日本や世界を喜ばせられる可能性を持っているのだということに気づけたのです。

自分の感覚では、「仕事」を考える際の視座が一段引き上げられたようでした。可能性はこんなにもあるのだから、”できるだけ多く”は国単位で考えたいと思うようになったのです。その後もいろんな方に出会って多くの本を読み、最終的には起業を中間目標に据えました。他の人にできることは他の人がすればいい。私だけにできることを積み上げて、国単位で貢献できるようになりたい。そのためにこんな会社を創りたい。そんなことを自然と考えるようになっていました。

起業は、「普通」というボーダーを下からぶち破る決断でもあります。リスクも伴う選択ですが、V字復活を遂げた経験があったので、特に不安はありませんでした。小さい頃から、人の役に立ったり前に出て人をまとめたりするのが好きだったこともあり、自分の将来の姿を想像して高揚感を覚えた記憶があります。

一度そうと決まれば簡単です。ベンチャーに的を絞りました。私には社会で通用する能力がすでにあるというわけではなかったので、ベンチャーで多彩な業務をこなし鍛錬することが最速の成長につながると考えたからです。創業期~成長期にある人数の少ないベンチャーでは、業務量のわりに人が少なく、必然的にいろんなことをさせてもらえます。さらに経営陣たちとの距離も近く、経営に近い視点でオーナーシップを持って仕事に携わることができます。

中でも興味を持っていたのはIT分野でした。以前の趣味の経験からITの持つ影響力の強さを感じていたからです。IT分野ではひとつ製品をリリースしただけで、日本中ともすれば世界中の何億人もの生活を短時間で飛躍的に良くすることもできます。少しの発信が無限に広がる可能性を持っています。また、今後もITが必要とされつづけることは間違いなく、土壌として良いということで、就活はITベンチャーを中心に見るようになりました。


社会課題を解決する会社

ITベンチャーをいくつか見る中で気づいたことがありました。

会社が何を第一に掲げているか、それには大きく分けて2つあるということです。まずひとつが、自社を大きくすること。もうひとつが社会をよりよくすること。このふたつは連関してはいますが、どちらが第一かというのは大きな違いだと思います。

自社を大きくして有名企業になり(ブランド化し)ガッツリ稼ぐぞ!という夢に共感するのか、社会をよりよくするための大きな変革を起こそう!という夢に共感するのか。私の性格では圧倒的に後者が合っていました。自分が起業する際にも大事にしたいと考えていたのは、顧客であり、社員であり、パートナーであり、会社を取り巻く環境すべてであって、それはつまり社会でした。

そして社会という広大なスケールで話をするときに必要不可欠なのはパッションだと思います。そのパッションをもっとも感じたのが現在所属するスタークスでした。説明会で代表の上ノ山の話を聞いているうちに、熱いものがこみ上げてきたんです。今日本が、世界が、どういった状況にあるのか、そしてそれによってどんな問題が生じていて、私たちは何ができるのか。そんな話を聞いて、私も一員になって社会に大きく貢献したい、と心の底から思いました。

オフィスにおじゃまして社員の方々と少しお話すると、社員ひとりひとりが社会課題を解決するんだという強い意識を持って働いているのがひしひしと伝わってきました。メンバーみんなが同じ夢を描けているような、こんな素敵で強い会社はないなと思い、入社を決意しました。


大きな未来への一歩

大きなことを成し遂げたいとき、日々の地道な積み重ねがモノを言うと思います。今できることは少ないかもしれないけど、一歩一歩少しずつ。積み重ねていけば、いくつかの会社を変え、社会の一部を変え、社会全体を変えることができるようになると確信しています。

スタークスには3つのVALUEがあり、そのうちのひとつに「10 Times」があります。10倍大きな未来を描き、その未来のために今すべきことをやろう、というバリューなのですが、まさに大きな未来から逆算しながら日々地道に奮闘しているのがスタークスという会社だと思います。

大きな未来を描いてみたいなと思っている方は、ぜひ一度オフィスに遊びに来てください。今就活でモヤモヤしている人の相談にものれるかと思いますので、お気軽にお越しください!みなさんの人生にとってベストな選択を願っております。お読みいただきありがとうございました!

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