スマービーへ入る前
レディースECのバイヤーをやりつつ、プライベート兼個人事業で、友人の子供のお宮参り、七五三などファミリーの撮影を行っていました。趣味で始めた「カメラ」がSNS経由で評判になり、友人から広がって撮影の依頼が来るようになっていました。 きっかけは「SNSに綺麗な画像を投稿したい!」
カメラに目覚めたのは5年前。FacebookやInstagramが流行り始めて、普段食べているスイーツや食事をおしゃれに撮りたい!というカジュアルな動機で、一眼レフのカメラを買ったのが始まりです。その後は、焦点距離、ライティングなどを、独学で学んでこれまで続けてきました。SNSにアップした写真がほめられるのが嬉しくてモチベーションになっていましたね笑
「趣味」が「仕事」に変わったきっかけもSNSでした。SNSで写真を見た友人から「子供の写真を撮影してほしい」という依頼があり、その写真を見た友人の友人からまた声がかかり…という流れで写真をとってあげる機会が増えたんです。 同時に本業のECサイトの方でもモデル撮影をやりたいという声があったので、「僕が撮っちゃいますよ」でモデル撮影も始めることに。
モデル撮影となると普段のスナップとは異なり、機材の使い方やモデルのアサインなどもゼロからのスタートでした。が、そこで撮影した写真を見て別のサイトからもまた声が掛かるようになり、プライベートでも仕事でもカメラを握る機会が多くなっていきました笑
スマービーでは独りで社内スタジオを立ち上げ
スマービーへはバイヤー・MDの担当として入社しました。しかし、2015年末から、「ECで使う写真をスマービーでしか表現できない画像にしていきたい」という機運が高まり、僕とサポートの海老原の2名で社内スタジオを立ち上げることに。 2016年に入ってからは、カメラマンにほぼ専任状態です。一口にカメラマン、と言ってもスタジオ運営業務全般を担い、海老原と2名で40回以上の撮影オペレーションを回しています。
<撮影オペレーションに関わるタスクの例> ・MD計画に合わせた撮影スケジューリング ・スマービーのママバイヤーと撮影商材の調整・取り寄せ ・モデルのスカウトやアサイン ・商材・モデルに合わせた構図の起案 ・撮影 ・画像の移動・加工オペレーション
ママ特化、に惹かれてスマービーを選んだ
スマービーへはWantedlyを介して転職したのですが、ママが喜ぶサービスに特化する、そしてECだけではない家族のためのサービスを創っていきたいというビジョンに惹かれて入社を決めました。
個人として持っていたファミリーの写真を撮影することで、家族に喜びを提供したいという想いと、スマービーという企業がもつビジョンに重なるところが多く、入社を決めました。まさか入社時は専任カメラマンになるとは思ってもいませんでしたが笑
今後どういうことをしていきたいか
今は「EC」という切り口だが、やはり「モノ」だけでなく「コト」を通じてママにサービスを提供できるようになっていきたいですね。 自社でスタジオを持ち、子供の自然な写真を撮影できることはスマービーの強みの一つにもなりつつあるので、写真をフックによりコミュニケーションが生まれるようなサービスを創れたら、と思っています。個人としてはリアル・オンライン問わず、「コミュニティ」に関心が強いですね。
また、カメラマンとしてもまだまだ腕を磨いていきたいです。シンプルに写真のクオリティを高めていくための機材の話、光の話、といった「撮影に係ること」だけでなく、子どもという特殊なモデルが撮影中に良い顔をしてくれるようになるためには、短時間でモデルとのリレーションを創ることが必要です。
カメラを向けられて怖がる子もいますし、心の距離を縮めて自然な笑顔を引き出す、またふとした「間」をきちんとカメラで切り抜くなど奥が深いです。 ポリシーとしてはモデルを子供扱いせず、ひとりの人として接することで表情を引き出せるかな、という手応えがつかめてきました(赤ちゃん言葉をあえて使わない、等)。
単なるカメラマンではなく、子供のに合わせてベストタイミングで、シャッターを切れるように、これからも研鑽していきたいです。
社員からひとこと。
大竹さんは意外にひょうきんですね笑 いろんなことを頭で考えながらも、自然に子どもたちとコミュニケーションし、「抜け」た瞬間を狙っている。モデルモデルしていない自然な表情にこだわっていて、プロの仕事をしているなと思っています。(スタジオ運営・海老原)