ispec代表取締役 島野耕平が語る「ispecの目指す世界とミッション」 | 株式会社ispec
こんにちは、ispec採用広報の山口です!今回は、ispec代表取締役である島野耕平さんにインタビューをしてお話を聞いてみました。高校生も大学生も社会人も、経歴問わずに公平な成果主義の元にチーム...
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こんにちは、ispec採用広報の山口です!
今回はispecのデザイナー、青木さんにインタビューをしてお話を伺ってみました。
青木 紗羅(あおき さら)さん (20歳)
ニックネームは「さりぃ」。
ispecではデザインとブランディング業務を担当。
趣味は街角で見つけたクリエイティブを写真に撮って分析すること。
これがなかなかビックリなのですが、Twitterで代表の耕平さん(島野)から声をかけられたことがきっかけだったんです(笑)
私は普段、神戸の大学に通っていることもあり、これまで関西のスタートアップ界隈のデザイン周りのお手伝いをすることが多かったのですが、その関係でTwitterで様々なスタートアップの方たちをフォローしていった際にたまたま耕平さんをフォローしていました。
耕平さんからもフォローバックされ、いわゆるフォローフォロワーの関係になったのですが、私の誕生日に「おめでとう!」と不意に耕平さんから声をかけてもらったことをきっかけにTwitter上でやり取りが始まりまして...。
実はこのやり取りの前にTwitter伝いで「デザインエンジニアになりたい人、募集!」という募集を見たことがあって「気になる!」と思っていたのですが、運命的なことにそのツイート募集を出していたのがまさかのispecだったんです(笑)
このような形で興味を持っていたこともあり、実際にお話をしに行ったらそのままお互いの価値観に共感し合い、試用期間を経てジョインさせていただく形になりました。
ジョインしてから気づいたのは、スタートアップの勢いと程よい空気の柔らかさの共存がispecの魅力だということです。
関西で今まで関わってきたスタートアップは人数が少なく1人のエンジニアの負担が大きいという場合も多かったのですが、ispecは人数もここ最近で増えてきていることとあらゆることの仕組み化が進んでいることもあり、負担の大きさからギスギスすることもなくみんな楽しんで働いていますね。
また、先輩後輩エンジニア同士でのメンター制度があったりして、お互いがお互いを高め合う場になっているのも学びになっているようです。
やっぱり代表の耕平さんのキャラクターや彼の背景からこの文化は来ていると思っています。
彼自身が過去に年齢差にも不公平さを感じることがあったこともあり、メンバーたちとあえてフランクに敬語抜きで話をするようにしているんですよね。
こうした些細な行動にもメンバーたちにフラットさを感じさせているのが、実は大きいのではないかなと。
それに付随して、それぞれのメンバーがそれぞれの特徴を明確に持っているように感じることが多いんですよね。
高波さんがCHO(チーフ・ハピネス・オフィサー)、たっぷんさんは役職があるわけではないけれど"スマブラがやたら上手い"、といったように全員キャラが立っています。
これも耕平さんが1人1人をきちんとコミュニケーションを取って見ているからこそ、「この子はこういう子で...」というのを深く知っているので作られている空気感なんだと思っていて。
それが暖かいというか、誰もがその他大勢の中の1人にならないところがispecのいいところだなと個人的には強く感じています。
実は最初に島野さんとランチをした時から彼の考えていることにものすごく共感していて、ispecの思想の大枠は割とすんなり理解できていたんです。
ispecは現在、企業ミッションとして「不公平を仕組みで解決する」という言葉を掲げているのですが、私自身も原体験として中学校の時に不公平を感じることが強くあって...。
私が中学生の頃のお話なのですが、学校が好きではない友人の男子がクラスにいたんです。
中学1年生ながらに映像編集の上手な子だったのですが、幼い頃だとやっぱりなかなかその凄さをクラス内で認められることがなくて、反対に「あいつって暗いよなぁ」と思われているようなそんな子でした。
私はたまたま彼の才能を知っていたので、「凄い才能を持っているのに、みんなが気付いていないのはもったいないな...」という気持ちがあったものの、みんなの前だとなかなかそれが言えなくて。
そこから少し経ったある日、自分たちの学校の文化祭でオープニングムービーを作ろう!という話が生徒会で挙がったんですね。私がちょうど生徒会の委員になっていたこともあって、「そうだ、彼に頼もう!」とムービー制作の依頼をしました。
その結果、彼の制作したムービーを見た学校のみんなが「これ、誰作ったの!?」と反応し、そこから彼は一気にクラスのヒーローに変わっていったんです。
「彼は変わっていないのに、発掘したらみんなが凄いと言い始めた」というこの感動が自分の中で忘れられなくて、そこから「みんなからは見えにくい才能を見つけ出していくことが私の役割だ」と思うようになりました。
はい、その通りです。
会社の思いやプロダクトの機能が非常に良いのに、デザインの力が足りないだけで魅力が伝わりきっていないスタートアップを今まで私はたくさん見てきました。
これってある意味、ispecが掲げる「不公平の解決」だったり「全ての人に挑戦の機会を与える」ということに通ずると思っているんですよね。"デザイン"という機会に触れていないだけというか。
だからこそ、私はとてもispecの思いと事業に共感していますし、デザイナーとして少しでも彼らの良さを伝えられるように活動出来たらと考えています。
良い意味でのギャップとしては、どんなプロダクトにも「クライアントへの真心」があるなと感じました。
一般の制作会社であればそこまでしなくても発注されたものをその通りに作れば問題ないのですが、ispecは「もっとこうした方が御社にとってより良いものになると思います」と提案するので、そのスタンスはすごく良いギャップでしたね。
あとはギャップを伝えるとしたら、思っていたよりも「教わる」という受け身の文化が少ないことはギャップでしたね。
正直なところ、「きっとデザイナーの堀さんにいろいろ教えてもらえるんだろうな」と思っていたのですが、まず自分で考えないといけないという機会の方が圧倒的に多くて最初は少しびっくりしました。
でも、スタートアップは1人ひとりが自立しないといけないので、自分としてはそのギャップも逆に糧にして今も必死に勉強しながら手を動かすようにしています。
「自分の中でPDCAを回せる人」ですかね。
スタートアップで人数がまだ十分に多いとは言えない中で、全て手取り足取りゼロからレクチャーするということは正直まだ難しいです。
その中ででも自走できる人は、何かをやってみて「こうすればいいのか!」「あ、違ったのか!」と自分で考えて気づける人なのかなと。
また、逆に合わない人は「自分の成長だけを考えている人」だと思います。
成長することはいいことなのですが、そのベクトルが自分第一に向いているのではなく、まずお客様に向いていて、次に自社、最後に自分という形になっていないと"徹底的にクライアントに向き合って開発をする"というispecの強みが薄れてしまうので、一緒に働くのはもしかしたら難しいかもしれません...。
とにかく「暖かい環境」だということを伝えたいです。
みんな努力はするけど誰かを否定したり陥れたりすることは全くありません。
でも、いくら言葉で家族みたいとかアットホームだとか言われても分からないだろうから、まずは一度遊びに来ていただきたいです!
私みたいに、ふとしたきっかけで1回ランチに行って話をしてみたら想像以上にフィットした!なんてこともきっとあるかと思うので、まずは気軽にお話しましょう!
以上、青木さんへのインタビューでした。
お忙しい中、インタビューを快く引き受けて頂きありがとうございました!