Web広告運用者って何してるの?1日密着してみたら、高速PDCAがグルグル回っていた

「愛の反対は憎しみではなく、無関心だ」という言葉があります。

憎まれることよりも、関心を持たれないことのほうが悲しいというのは、思い当たる方も多いのではないでしょうか?


そして、弊社wevnal(ウェブナル)の主力事業・デジタルマーケティング事業部を支える「Web広告運用者」は、職業人気ランキングにおいてその立ち位置にあります。

YouTuberが「小学生の将来就きたい職業ランキング」と「親が子供になってほしくない職業ランキング」で共に上位ランクインしているのに対して、そういった類のランキングで「Web広告運用者」の表記がある調査を、ぼくはまだ見たことがない...。


しかし!


インターネット広告市場は、2018年時点で5年連続2桁成長中という、急拡大市場なのです。

そして1兆7,589億円という市場規模は、地上波テレビ広告の1兆7,848億円に匹敵します。

(参照: http://www.dentsu.co.jp/news/release/2019/0228-009767.html


ただ、そんな急成長市場で働く「Web広告運用者」って、実際にどんな仕事をしているのか、どういった人が向いているのかといった内情は、イマイチ外からは見えづらい...。

ということで今回は、wevnalのデジタルマーケティング事業部 第1コンサルセクションにてWeb広告運用を行う、齊藤 香(さいとう かおり)さんに1日密着させてもらうことにしました!


「Web広告運用者」の実態を、解き明かします。


【9:15くらい】出社

wevnalの始業時間は、9時30分です。

9時30分になると、メンバー全員で朝会を行います。

朝会後は、その日の自身のタスクを確認。


【10:00~】セクション内で各メンバーのタスクを共有

齊藤さんの所属する、デジタルマーケティング事業部 第1コンサルセクションのメンバーは、 全部で5人。

各メンバーのタスク状況をお互いに把握することで、新しい案件がきたときに誰がその案件を担当するのかを決めやすくしたり、タスク量が多くて余裕のない人の業務を、タスク量に余裕のある人が引き受けたりすることができます。


ちなみに、コンサルセクションのメンバーは全員「Web広告運用者」です。

案件に対しては、セールスセクションのメンバーとタッグを組んで、二人三脚でクライアントをサポートします。


【10:30~】セクションリーダーと案件MTG

セクション内でタスク共有が終わった後は、案件に関する具体的なMTG。

セクションリーダーが他のセクションメンバー4人に対して、マンツーマンで順番に行います。

メンバーがリーダーに案件の進捗状況を報告して、数字をさらに良くするための次なる施策を一緒に考えるのです。


【11:00~】案件調整

広告運用者が広告の配信状況を確認することは、日々の生活における呼吸と同じくらい大切。

現状の数値と目標数値との乖離や、以前仕込んだ施策の結果などを考慮したうえで、新たなる施策を立案し、そして実行していきます。

具体的には、広告を配信するターゲット層やキャッチコピー、画像、動画に着目して、「このターゲット層で配信してみた結果はこうだった」や、「もっと商材の魅力を伝えられるキャッチコピーと画像の組み合わせはないだろうか?」などの観点で分析します。


また、クライアントによって重視するべき指標は、多種多様。

例えば売れた商品数だったり、アプリのダウンロード数だったり、単純にどれくらいの人に広告を見てもらえたかだったり、クライアントの商材タイプや目的によって変わります。


そして、1人のWeb広告運用者が同時に抱える案件数も、案件の種類やその時点での各運用者のタスク状況、目標数値などによって異なります。

例えば同時に30案件を持つ人がいる一方で、1案件の予算額が大きかったり、広告を配信する媒体が複数にまたがっていたりして、1つの案件に割かれる業務量が膨大な人は、案件数自体は3つくらいなんてことも珍しくありません。

上述した物理的・定量的状況に加えて、その運用者の得意な分野や業界を任されたり、運用者自身の「この案件は自分がやりたい!」といった声が採用されたりするなど、個人の志向性といった要素も含めて総合的に判断されているとのことでした。


【13:00~】ランチ

1日密着ということで、ランチにも同行。

せっかくなので、食後にプチインタビューをさせてもらいました。

テーマは「営業職とWeb広告運用職、それぞれに合った人の特徴」

実は齊藤さん、wevnalに広告運用者として2016年の11月に入社する前は、不動産の会社にて営業職として勤務していたのです。

両職業を経験した齊藤さんだからこそ話せる、各職業に適したパーソナリティとは。

3つの観点から「〇〇な人は営業、△△な人は広告運用に向いている」という形式で話してもらいました。


その1. あと一歩を"踏み込める"人は営業、物事を一歩"俯瞰して"見られる人は広告運用に向いている

営業に向いているのは、あと一歩を踏み込む思い切りの良さがある人。

提案の場で相手が商品を買ってくれるかどうかの瀬戸際のとき、「弊社の商品にはこういう強みがあって絶対に御社のお役に立てるので、ぜひ買ってください!」と言えるかどうかが、営業には大事な素養なのだと言います。

一方で、広告運用者に向いているのは、物事を一歩引いて冷静に判断することができる人

広告の配信状況を見ながら、画面に映し出されている数値を見てただ「へえ〜」と終わるのではなく、どうしてその結果になったのかという背景を、客観的に分析できるかどうかが、大事なんじゃないかなとのことでした。


その2. 道を"まっすぐ"歩ける人は営業、"寄り道"を楽しめる人は広告運用に向いている

営業に向いているのは、目的に向かって脇目もふらず一直線で進める人

営業であれば、主な役割である「受注」に対して、どれだけ直進できるかどうかが大事な資質になってくると思うとのこと。

一方で、広告運用者に向いているのは、「クライアントをサポートして成果を出す」という目的を果たそうとするなかで、行き止まりや寄り道も含めていろんな道を楽しめる人

Web広告運用者が分析をする際の観点は、とにかくたくさんあります。


前述したターゲットはこの層でいいのか、配信するキャッチコピーはこれでいいのか、画像はこれでいいのか、動画はこれでいいのかだけでなく、あとは専門用語で言うところのimpやCTR、CVRなど、観点はまさに無限大です。

それらを元にした施策が当たったり当たらなかったりの繰り返しですが、大事なのは成果が出るまでのその過程を楽しめるかどうか。

ちなみに齊藤さんは「仮にまっすぐ進もうと思っていても、左右の景色が気になって仕方なく、つい寄り道してしまう人」なのだそうです。


その3. マクロ的な要素を"ミクロに落とし込める"人は営業、ミクロ的な要素を"マクロに広げられる"人は広告運用に向いている

その1.で紹介した「あと一歩踏み込める人」だったり、その2.の「まっすぐ歩ける人」だったりしたうえで、細かいところにまで目を配れる営業は、さらにクライアントからの信頼が増します。

あと一歩を踏み込みっぱなしの人は、受注するまでは良いのですが、どうしてもその後のクライアントフォローがおざなりになってしまうことがあるそう。

営業は受注をゴールではなくスタートとして、受注後も細かい対応ができると、クライアントからの大きな信頼を得やすいはず!とのことでした。


一方で、広告運用者に向いているのは、個々の事象だけにとらわれるのではなく、各事象の関係から全体を見渡せる人

たくさんある指標のうち、どれかひとつに拘泥してしまうと、打つ施策が部分最適なものになってしまいます。

そうではなくて、一つひとつの指標に着目したうえで、各数値を総合的に分析し、全体最適な施策を打てる人が、広告運用者には向いているとのことでした。


【14:00~】入稿作業

午後です。まずは作成したキャッチコピーや画像、動画などを、広告を配信する媒体に提出。

wevnalはSNS広告の案件が多いので、ここでの媒体というのは、TwitterやFacebook、Instagram、TikTokなどを指します。

作成した広告が各媒体のポリシーに則っているか、チェックしてもらうのです。


ここで審査を通過すれば、無事に広告を配信することができます!

ちなみに齊藤さんは、特にキャッチコピーを考えることが得意で、以前、国内サロンシェアNo.1ドライヤーの販促プロモーションにおいて「風の美容液」というキャッチコピーを命名しました。

そして、そのキャッチコピーが使われた広告から、多いときでなんと月に50件以上もの購入があったそうです!


【15:00~】セールスメンバーと案件MTG

タッグを組むセールスメンバーと、新しい施策や今後の方向性などについて話し合います。

ちなみにwevnalでは、営業と広告運用者の役割の境界線が、良い意味でそこまで明確でなく、且つ1つの案件に携わる広告運用者は1人だけです。


そのため、広告運用におけるすべての工程を経験できるうえに、単なる広告運用にとどまらず、マーケティングの役割まで担えるという特徴があります。

実際、先ほど紹介したキャッチコピーの例も、実はキャッチコピーの作成自体は、広告運用者の主な仕事ではありません。

しかし、齊藤さん自身がキャッチコピーを考えることが好きだということと、クライアントのためにできることはすべてやるという姿勢と、そしてそれを可能にするwevnalの環境が、齊藤さんを広告運用者兼コピーライターにさせているのです。


試行錯誤を繰り返しながら、クライアントの思いと価値を市場に届ける、広告運用者としての自身の役割については「寄り道メッセンジャー」と称していました。


【16:00~】案件調整

基本的には、午前中の案件調整の時間とやることは同じです。

先ほど紹介しきれなかった業務としては、広告配信のシュミレーション作成や、クライアントに提出するレポートの作成などもあります。


齊藤さんに広告運用の仕事をしていて、楽しいと感じるところについて尋ねてみると「PDCAのサイクルが短くて、リアルタイムで『知る喜び』を味わえるところ。画面から湧いてくる『なんで?』をベースに仮説を立てて、試した施策がすぐに数値へ反映されるので、その都度、結果が良くても悪くても『へえ〜、こうなるのか!』と知ることが楽しい」と答えてくれました。

また、悔しいと感じる瞬間についても聞いてみると「施策の結果が、立てた仮説通りにいかなかったとき」と返ってきました。


ビジネスとして、クライアントの大切なお金を預けてもらって運用しているのと、プロとしてプライドを持ってやっている以上、思い通りに結果が出なかったときは上述の『へえ〜、こうなるのか!』という楽しみと同時に、やはり悔しさも湧き上がってくるそうです。


【19:00】退社

退社です。しかし、広告という業界の特性上、オフィスを出ることは仕事の終わりを意味するわけではありません。

特にwevnalの扱っているSNS広告の場合、夜や週末にユーザーが活発になることも多いので、帰社後の家や週末でも、時折パソコンを開いては進捗を確認しているとのことでした。

ただ、それに関しても齊藤さんは「楽しいから全然苦ではない」と、改めて広告運用にすごく熱中されている様子が伝わってきました。


また、本日のスケジュールはあくまでも一例です!

ときには外部の媒体の担当者と情報交換をしたり、セールスメンバーと一緒にアポに同行したりすることもあります。

「Web広告運用者」という同じ職種でも、会社によってその裁量や仕事内容もまったく違います。


ただ、大まかな流れと業務内容は、本記事の通りなので、いままで広告業界やWeb広告運用者のことをよく知らなかったという人や、関心はあったけどイマイチ詳しいことは把握してなかったという人の参考になればうれしいです。

そして、wevnalでもWeb広告運用者を、新卒・中途問わず募集しています!

Web広告運用という肩書に縛られることなく、自分の好きや得意を生かして幅広い分野からクライアントのサポートができます。


ご興味を持っていただいた方は、ぜひお気軽にご連絡ください!!

株式会社wevnal's job postings
12 Likes
12 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
If this story triggered your interest, go ahead and visit them to learn more