Self introduction
大学では航空宇宙工学を専攻し、修士課程では衛星画像・航空写真を対象にした画像認識技術の研究を行う。在学中、航空機メーカーAirbus のドイツ拠点にて半年間インターンシップに従事。在学中に友人たちと立ち上げたプロジェクトが評価され、修了時に東京大学総長賞を受賞した。
大学院での研究経験から衛星画像を対象とした画像認識に興味を持ち、超小型人工衛星を開発するベンチャー企業に入社、衛星画像から特定の地物を検出する画像認識手法の研究開発に従事。在籍中、産業技術総合研究所にて特専研究員として出向し、リモートセンシング画像を対象とした弱教師セグメンテーションの研究に従事。投稿した論文がBMVC2017に採択される。
自動車部品メーカーに中途入社し、自動運転・ADASのための車両周辺環境の認識技術の研究開発に携わる。前職で培った畳み込みニューラルネットワークによる画像からの物体検出技術、ベイズフィルタ、地理データの扱いの経験を生かしながら、地図と車載カメラを用いた車両の自己位置推定アルゴリズムの研究開発に従事。研究業務以外に、ROS(Robot OS)やDockerを用いて、複数のアルゴリズムを実車でリアルタイムにデモ・評価するシステムの開発を主導。開発したシステムを使って、研究チームで開発した複数のアルゴリズム(自己位置推定アルゴリズムを含む)を、一般道を走る実験車両上でデモすることに成功。
その後中途入社した株式会社ディー・エヌ・エー/株式会社Mobility Technologies(現職)では、軽量な物体検出モデルの研究開発に従事。開発したモデルは、AIを活用した交通事故削減サービス "DRIVE CHART" において、ドライブレコーダーの画像から前方車両を検出するために実際に活用されている。
リモートセンシング画像を対象とした画像認識のコンペで複数回入賞(ソロ参加)。
- 4th place (top 1.3%) in SpaceNet-7 competition @NeurIPS 2020 competition track
- 4th place (top 1%) in SpaceNet-6 competition @CVPR 2020 EarthVision workshop
Portfolio: motokimura.github.io/portfolio
Ambition
・コンピュータビジョン・機械学習の領域における研究開発
・リモートセンシング画像(衛星画像・航空写真)と、コンピュータビジョンを活用したプロダクトのための研究開発
・論文執筆などを通じてコンピュータビジョンの研究者コミュニティに貢献したい
Work experience
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株式会社Mobility Technologies
AI研究開発エンジニア
事業統合により、株式会社ディー・エヌ・エーより転籍。
DRIVE CHART におけるコンピュータビジョンモデルの研究開発業務を継続。2020-04 -
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株式会社ディー・エヌ・エー
AI研究開発エンジニア
AIを活用した交通事故削減サービス "DRIVE CHART" において、以下の研究開発業務に従事。
・ドライブレコーダーの画像から前方車両や歩行者を検出する軽量な物体検出モデルの設計開発(モデルをエッジデバイス上でリアルタイムに動作させるためのモデル設計の最適化含む)
・モデルの学習および評価に使用するデータセットの設計
・モデルの評価(評価指標の設計含む)2019-02 - 2020-04
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株式会社デンソー
AI研究開発エンジニア
・地図と車載カメラを用いた車両の自己位置推定アルゴリズムの研究開発、特に
・畳み込みニューラルネットワークを用いたランドマーク検出
・ベイズフィルタを用いた自己位置および地図の不確かさのモデリング
・Robot OS および Docker を用いた、実車環境でアルゴリズムをデモするシステムの開発2018-01 - 2019-02
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株式会社アクセルスペース
機械学習エンジニア・ソフトウェアエンジニア
・機械学習手法を用いた、衛星画像の自動解析システムの研究開発
・衛星の姿勢決定・制御アルゴリズムの開発
・数値シミュレーション2016-04 - 2017-12
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Airbus Defence & Space @ドイツ
宇宙システムエンジニア(インターン)
・国際宇宙ステーションに搭載される流体科学実験機器の開発
・特に、電子回路の設計と製造,組み込みソフトウェアの開発
・それらの電気的な統合2015-10 - 2016-03
Projects
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Birdport (Airbus Fly Your Ideas 2015)
Airbus社主催のアイデアコンテスト"Airbus Fly Your Ideas 2015"にて、鳥のための人工の繁殖地とドローン(UAV)を利用して、バードストライクを減らすためのアイデアを提案した。5人の学生チームで活動し、鳥の行動をシミュレーションするためのマルチエージェント・シミュレーション、およびドローンのオペレーターを担当した。
倍率100倍を勝ち抜き、ドイツで行われたコンテストの決勝に進出。世界ベスト5に入賞。この成果が評価され、卒業時に東京大学総長賞を受賞。2015-5 - 2015-5
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ARTSAT: 芸術衛星プロジェクト
芸術利用を目的とした超小型人工衛星・宇宙機の開発に携わる。人工衛星の組み込みソフトウェアの開発、電子回路の設計、衛星と通信を行う地上局のソフトウェア開発などを担当する。開発に携わった2機の宇宙機はJAXA H2Aロケットにて打ち上げられ、両機ともミッションを完遂した。
2011-10 - 2015-5
Portfolio
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4th place in SpaceNet-7 Challenge
2020-12
https://spacenet.ai/sn7-challenge/
NeurIPS 2020で開催された衛星画像の時系列から建物を検出・追跡するコンペSpaceNet-7において、311チーム中、ソロ参加で4位に入賞した(賞金獲得)。
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4th place in SpaceNet-6 Challenge
2020-6
https://spacenet.ai/earthvision2020/
CVPR 2020 EarthVision workshopにて開催された SAR(合成開口レーダー)画像から建物を検出するコンペSpaceNet-6において、411チーム中、ソロ参加で4位に入...
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実践カルマンフィルタ
2020-4
https://speakerdeck.com/motokimura/shi-jian-karumanhuiruta
社内の勉強会で発表したカルマンフィルタについての解説資料。カルマンフィルタの概要を解説するとともに、KITTIのGPS/IMUのデータに拡張カルマンフィルタを適用し車両の軌跡を推定する実例を紹介。
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Semantic segmentation 振り返り
2020-4
https://speakerdeck.com/motokimura/semantic-segmentation-zhen-rifan-ri
Deep learning を使用した semantic segmentation ついて行なったサーベイ資料。社内の勉強会にて発表。
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PyTorch_Gaussian_YOLOv3
2019-9
https://github.com/motokimura/PyTorch_Gaussian_YOLOv3
Gaussian YOLOv3 (ICCV2019) の PyTorch による再現実装。2020年4月現在、まともに動作する唯一のPyTorch実装と思われる。
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Deep Learning で航空写真から自動車をカウントする
2018-12
https://qiita.com/motokimura/items/d155d532a5f1dd02089c
Deep learning を使用して航空写真から自動車をカウントする手法を開発し、評価を行った。
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ARTSAT2: DESPATCH
2014-12
http://artsat.jp/project/despatch
ARTSATプロジェクトにて開発した50cm級の小型宇宙機。宇宙機と通信するための軌道計算ソフトウェアの開発を担当した。
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ARTSAT1: INVADER
2014-2
http://artsat.jp/project/invader
ARTSATプロジェクトにて開発した10cm角の超小型人工衛星。組み込みソフトウェアの開発と評価試験、電子回路の設計を担当した。
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Personal Cosmos
2013-5
地球や他の天体の情報を映し出す球面ディスプレイ。International Space Apps Challenge 2013(NASA主催の国際ハッカソン)の日本予選にて優勝し、決勝に進出した...
Links
What I'm good at
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0衛星画像
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0リモートセンシング
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0GIS
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0コンピュータビジョン
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0Python
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0Docker
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0ROS
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0Pytorch
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0ディープラーニング
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0機械学習
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0Git
Education
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東京大学大学院
新領域創成科学研究科
研究生として所属していた柴崎研究室に配属される。
UAV(小型無人飛行機)や係留気球などの飛行型プラットフォームから撮影した画像から、自動車や歩行者などの移動物体を自動認識するシステムの研究開発を行う。2015-09
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東京大学
生産技術研究所(柴崎研究室)
研究生として、UAV(小型無人飛行機)や宇宙インフラを利用したサービスの設計開発に携わる。
2013-09
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東京大学
工学部 航空宇宙工学
超小型人工衛星の開発プロジェクトに携わり、電子回路や組み込みソフトウェアの開発を経験する。卒業研究では、中須賀研究室にて、超小型人工衛星の姿勢決定に関する研究を行った。
2013-04
Courses
Clubs/volunteering
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地文研究会 天文部
2009-4 - 2011-3
Languages
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Japanese
Native
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English
Professional
Awards
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ISAC2013 (NASA主催国際ハッカソン) 決勝進出
2013
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Airbus Fly Your Ideas 2015(国際アイデアコンテスト)決勝進出
2015
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東京大学総長賞
2016
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4th place in SpaceNet-6 (CVPR 2020 EarthVison workshop)
2020
Publications
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